約束の時間を過ぎても、約束の場所にカメミが来る様子は一向にない。
それでもカメタはカメミのことを待ち続けた。
しかし、ずっと待っていても結局来なかったカメミに対し、カメタは
自分が嫌われたわけではないのだな、と思った。
一体どうしてだろう?
そういえば、祝10問目でしたw
約束をしたときと問題文のときでは、かなりの時間的な隔たりがありますか?
Yes!! はやいw ただし、ミスリード注意! [良い質問]
カメタは死ぬつもりでカメミを待っていましたか?
No!! 最初から死ぬつもりはありませんでしたが、それでも・・・ [良い質問]
自分が嫌われたわけではないと思った時、カメタはカメミの死を知っていますか?
Yes!!! なぜ知ったのでしょう [良い質問]
カメミを待っている段階で、カメタはカメミの死を知っていましたか?
No!!! 待っている途中は知りませんでした! [良い質問]
このお話に神様やそれに準じる存在は登場しますか?
YesNo!!! 神様が登場自体はしませんが、そういう世界観が入り込みます!
カメタはカメミが来なかったことでショックを受けて自殺を試み、三途の川でカメミが死んでいたから来られなかったことを確認、カメオはその後奇跡的に息を吹き返しますか?
No!! 死んでそれっきりです! 生き返りません!
待ち合わせ場所は非現実要素と関係しますか?
「待ち合わせ場所」という表現だとNo!!! もともと待っていた場所は、現実的な場所です!(特定不要) しかし・・・(ミスリード注意 [編集済] [良い質問]
待ち合わせの範囲はふわっとしていますか?
YesNo!! もともと待ち合わせにしていた現実的な場所は外ならある程度どこでも大丈夫でしょう。
三途の川の向こうにカメミの姿を発見しましたか?
No!!! 発見はしていませんが、向こうにいると推測しました! だって・・・ まとめられますか? [良い質問]
カメミも死後、カメタを待っていましたか?
混乱を避けるためにNoとしましょう! あそこで待っていたのなら、問題文の状況は成り立ちません! ミスリード注意
待ち続けているうちに死んでしまいましたか?
Yes!!! カメタは待ち続けているうちに死んでしまいました。そして・・・ [良い質問]
カメミのものと分かる三途の川を渡るために必要なグッズ(六文銭とか衣服とか)が、川のこちら側に置かれているために、カメタは、カメミは川の向こうにいると推測しましたか?
No!! これがYesならば、問題文は成立しなかったでしょう
「川で待ち合わせ」という約束を、カメミは三途の川だと勘違いして、先にあの世で待ち、カメオはひたすら約束の川で待っていましたか?
No!! この問題に、勘違いの要素はないといえるでしょう!
死後の世界があるということを知ったので、ここでなら会えると思いましたか? [編集済]
Yes!! 三途の川でなら会えると思ったのです! しかし、問題文の通りなのです! まとめてください! [良い質問]
死んだカメタは三途の川のこちら側で、カメミがいつか死んでここに来ることを待っていたが、いつまでたってもやってこないので、きっと先に向こう側に行ってしまっていたんだろう、と推測し、それなら嫌われてはいないのだろうと安心した、でしょうか? [編集済]
Yes!!! 正解です! [正解]
参加者一覧 5人(クリックすると質問が絞れます)
ご主人のカメミが、我輩を駅の前において言ったのだ。
「必ず戻ってくるから、ここで大人しく待っていて。数時間で戻るから」
だから我輩は待った。大人しく待った。
なにやら駅の方が騒がしくても、前をスズメが通り過ぎても、大人しく待った。
数時間はとうに過ぎ、気づけば1日が経っていた。
それでも私はただ待った。
通行人がなにやら食料のようなものを置いてくる日もあったが、それにも手をつけず、私は待った。
待って、待って、待ってーーー。
気づけば、我輩は河原のようなところにいた。
ここはどこだと混乱した。早く駅の前に戻らねば。カメミを待たねば。
そう思って走り回るうちに、ここがいわゆる、死後の世界と知った。
ここでは、人も動物も、皆一様に河原を渡り、そして向こうへと去っていた。
いつのまにか、我輩の命は尽きてしまったらしい。
我輩はここにきて悲しくなった。
カメミは、我輩の命が尽きるまで会いにはきてくれなかったのだ。
我輩は嫌われていたのだろうか。
煙たがられていたのだろうか。
あの笑顔の裏では、我輩など捨ててしまおうと考えていたのだろうか。
そう考えると、悲しくて、そしてなんだか腹立たしくなってきた。
そして決心した。
ここでカメミを待とう。
ここは死者が集う場所。
人も、犬も、いつかは死ぬ。
だからどれほど離れていようが、逃げようが、最後にはここに行き着くのだ。
カメミもいつかは死ぬだろう。
そしてここにくるだろう。
その時に、文句の一つでも言っても、バチは当たらないだろう。
そして我輩は再び待った。
待って、待って、待って、待ち続けてーーー。
それでもカメミは、来なかった。
気づけば、我輩は何年いるのかすらわからなくなっていた。
渡し守に聞いたところ、外の世界では、我輩がきてからすでに200年が経過しているという。
我輩は驚いた。
200年も経てば、どんな人物でも死んでいるはずだ。
我輩はここにきた人間は、つぶさに観察していた。
カメミを見逃すはずがない。
と、いうことは。
我輩がきた時にはすでに、カメミは死んでこちらに来ていたということだ。
嗚呼、どうやら、待たせていたのは我輩の方らしいーー。
出題ありがとうございました!最後の詰め、あとはタッチの差、という感じでしたね。カメタもカメミに「もう、なにバカなことやってんの!」って笑いながら叱られたりするのかなーとか、なってたらいいですね。[20年12月05日 00:39]
あー!最後らくだちゃんさんと同じこと考えている間にヤラレターッ!三途の川でなお待ってたんですね!出題ありがとうございました!らくだちゃん様FAおめでとうございます![20年12月05日 00:36]
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