暗闇の中、カメオはずっと嫌な予感を抱いていた。
目の前からあふれ出た光がカメオを包み込み、そして爆音が鳴り響く。
そして直後、カメオは自分の予感が当たっていたことを確信すると、真っ赤に染まってしまった。
一体、カメオの身に何が起こったのだろうか。
目の前からあふれ出た光がカメオを包み込み、そして爆音が鳴り響く。
そして直後、カメオは自分の予感が当たっていたことを確信すると、真っ赤に染まってしまった。
一体、カメオの身に何が起こったのだろうか。
久しぶりなので拙いところがあると思いますがよろしくお願いします。
No.33[さらば脂肪のカタマリ]09月16日 22:3009月16日 22:32
カメオは自分が買ったチケット別のスクリーンに間違えて入ってしまい、上映開始とともに自分が間違ったスクリーンにいることに気づき赤面しましたか?
1+
NO!けど惜しいです! [良い質問]
No.37[さらば脂肪のカタマリ]09月16日 22:3409月16日 23:25
自分が見にきたはずの映画と比べて周りの客層が明らかにおかしい為に上映直前まで自分が正しいスクリーンにいるか不安でしたか?
NO! [良い質問]
No.48[さらば脂肪のカタマリ]09月16日 22:5309月16日 22:54
カメオは3d映画を見ようとスクリーンに入り、3dメガネを早速かけたが周りのお客さんは全然かけていないので不安になっていると上映が始まりそれがただの2dだと気づき恥ずかしくなりましたか?
YES!正解です!! [正解][良い質問]
参加者一覧 6人(クリックすると質問が絞れます)
全員
ryo(11良:1)
みのすけ(3良:1)
きっとくりす(12良:1)
さらば脂肪のカタマリ(14良:8正:1)
amari(7良:2)
orange(1)
「よし、今日はこの映画を観るぞ」
カメオは元気いっぱいの中学一年生。今日は日曜日で学校は休み。前々からよくCMで流れていた映画『機動SENSHIカメオ~逆襲のカメコ~』の3Dバージョンを観に、少し遠くの映画館まで足を運んでいるのだ。
映画館に入ったとたんに包み込む香ばしいキャラメルの香り。賑やかな喧騒。彼はこの雰囲気が好きだった。
しかし、まずはチケット。今回見る予定の映画は、かなり好評を博しており、先にチケットを獲得しなければ、すぐにはじっこの方へと押し込まれてしまうのは必然。できるだけ真ん中の方がいいと、妥協はしないカメオ。急ぎながらも、上品さを兼ね備えたまるで貴族の様な足取りで、カウンターへと向かう。
「『逆襲のカメコ』、のチケットをお願いします」
「はい.....それでは、1000円になります」
ここで、カメオは大きな間違いを犯してしまった。気づくべきだった。カメオは失念していたのだ。そう、この映画は3Dバージョンのほかに、ノーマルバージョンもあるということを。料金が平常時と同じ値段だったことで思い至るべきだったのだ。
「はい。...あ、メガネは要りませんよ?マイメガネがありますからね(どやっ」
「は、はぁ...?(何のどや顔だろう...)」
いつもの冷静沈着なカメオならば気づいたであろう。しかし、前提として、カメオは3D映画を今まで一度も見たことがない。さらには、この時のカメオは、気になっていた映画が見れるということで有頂天。そして、真ん中の席も取れたということで内心すでにお祭り大戦状態なのだ。カメオを責めるのは、酷というものだろう....。
ポップコーンを買い、係の人の指示に従い歩みを進めるカメオ。自分の席を見つけると、すぐさま座り、持ってきた3Dメガネを取り出し、コーラ片手に、ポップコーンを抱えながら、映画が開始するのを待つ。
周囲の人間は、カメオのその様子を見て、小声で馬鹿にしたり、憐れなものを見るような目で見てくる。カメオはすぐにそれに気付いたが、まさか自分のことではないだろうと、気にせずに映画が始まるのを待つ。
しかし、カメオは不思議だった。周囲の人がなぜ、3D映画で3Dメガネをかけていないのかが。もしや...という思いが彼の脳裏をかすめるが、時すでに遅し。
照明が落ち、スクリーン上に映画が流れ出す。映画の大きな音量が、映画館に反響する。
カメオの眼前に広がるのは、平たい画面。どこをどうみても、立体的に飛び出していたりなんてしていない。
そして、カメオは自分の悪い予感が当たってしまったことに気付く。あの、先ほどの嘲笑は、自分一人だけが勘違いして3Dメガネをかけていたからだということに思い至ったカメオは、恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤に染まってしまった。
残念カメオ!!しかし、諦めることはない!!人間は誰しもが失敗するのだから!!
頑張れカメオ!!君の未来は明るいぞ!!
~fin~
カメオは元気いっぱいの中学一年生。今日は日曜日で学校は休み。前々からよくCMで流れていた映画『機動SENSHIカメオ~逆襲のカメコ~』の3Dバージョンを観に、少し遠くの映画館まで足を運んでいるのだ。
映画館に入ったとたんに包み込む香ばしいキャラメルの香り。賑やかな喧騒。彼はこの雰囲気が好きだった。
しかし、まずはチケット。今回見る予定の映画は、かなり好評を博しており、先にチケットを獲得しなければ、すぐにはじっこの方へと押し込まれてしまうのは必然。できるだけ真ん中の方がいいと、妥協はしないカメオ。急ぎながらも、上品さを兼ね備えたまるで貴族の様な足取りで、カウンターへと向かう。
「『逆襲のカメコ』、のチケットをお願いします」
「はい.....それでは、1000円になります」
ここで、カメオは大きな間違いを犯してしまった。気づくべきだった。カメオは失念していたのだ。そう、この映画は3Dバージョンのほかに、ノーマルバージョンもあるということを。料金が平常時と同じ値段だったことで思い至るべきだったのだ。
「はい。...あ、メガネは要りませんよ?マイメガネがありますからね(どやっ」
「は、はぁ...?(何のどや顔だろう...)」
いつもの冷静沈着なカメオならば気づいたであろう。しかし、前提として、カメオは3D映画を今まで一度も見たことがない。さらには、この時のカメオは、気になっていた映画が見れるということで有頂天。そして、真ん中の席も取れたということで内心すでにお祭り大戦状態なのだ。カメオを責めるのは、酷というものだろう....。
ポップコーンを買い、係の人の指示に従い歩みを進めるカメオ。自分の席を見つけると、すぐさま座り、持ってきた3Dメガネを取り出し、コーラ片手に、ポップコーンを抱えながら、映画が開始するのを待つ。
周囲の人間は、カメオのその様子を見て、小声で馬鹿にしたり、憐れなものを見るような目で見てくる。カメオはすぐにそれに気付いたが、まさか自分のことではないだろうと、気にせずに映画が始まるのを待つ。
しかし、カメオは不思議だった。周囲の人がなぜ、3D映画で3Dメガネをかけていないのかが。もしや...という思いが彼の脳裏をかすめるが、時すでに遅し。
照明が落ち、スクリーン上に映画が流れ出す。映画の大きな音量が、映画館に反響する。
カメオの眼前に広がるのは、平たい画面。どこをどうみても、立体的に飛び出していたりなんてしていない。
そして、カメオは自分の悪い予感が当たってしまったことに気付く。あの、先ほどの嘲笑は、自分一人だけが勘違いして3Dメガネをかけていたからだということに思い至ったカメオは、恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤に染まってしまった。
残念カメオ!!しかし、諦めることはない!!人間は誰しもが失敗するのだから!!
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自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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