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田中が作った鞄10点。
とても質が悪かったためにすぐに売り切れた。
もし質が良ければ売れるのに数日かかっただろう。
一体なぜ?
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悪い質の場合
「こんにちは。つる瀬古質店です」
「あらーわざわざご足労頂いて申し訳ありません。ささ、お入りになって」
「では失礼します」
「あらためまして、見てほしいものはこちらなんです」
「鞄…ですか…」
「祖母が大事に使っていたものを譲り受けたんですが… 私、こういうのに疎くて… デザインも私の好みではありませんし、今まで使わずに取っておいたんです」
「ふむ…早速拝見しますね」
(こっこれは!かの有名な鞄作家、田中鞄太郎の作品⁉︎)
「ふんふん…なるほど…」
(一つ100万はくだらない… それが10点も!保存状態もバッチリだ)
(今手元には100万しか持ってきてない… 全部買い取るのは無理… いや、待てよ…)
「なるほどー、いい品ですね。お祖母様が大事になさっていたのがよくわかります」
「価値としてはおいくらくらいになるものでしょうか?」
「ノーブランドですが、日本製で縫製もしっかりとしていますし、一つあたり5万円で買い取らせて頂ければと」
「そんなに高く買い取って下さるんですか? 私には猫に小判な代物ですから、是非買い取って頂けますでしょうか?」
「はい!喜んで!」
良い質の場合
(今手元には100万しか持ってきてない… 全部買い取るのは無理…)
「奥様、こちらはかの有名な田中鞄太郎の作品で、一つ100万円はする品物です。全て買い取るとなると私の手持ちのお金が足りません。後日改めて代金を持参させて頂いて…」
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