メリッサ「…む？今日はヨロズの姿が見当たらんな。」

学彦「西園寺巡査なら、お父さんが危篤だから実家に帰ったって。」

環政「あの人がいないと、やっぱり少し静かですね…」

櫻「確かに…」

コンコン

？？？「あの、依頼の電話をお掛けした者なのですが。」

「…ああ、留守電入ってら…どうぞ？」

？？？「失礼しますわ。」

豪華な服装に身を包んだ少女が、紳士風の男と一緒に事務所に入ってくる。

環政「あれ！？西園寺さん！？」

？？？「あら、小鞠さんに黒鷺さん。ご機嫌よう。」

メリッサ「む？知り合いか？」

櫻「えっと…クラスメイトの…」

麗「西園寺 麗(さいおんじ うらら)と申しますわ。…こちらは、執事の東郷 百也(とうごう かずや)ですわ。」

百也「初めまして。」

「どうも。今日はどう言ったご用件で？」

麗「実は、私の祖父が危篤で…それで今、祖父の子供同士で当主の座争いになっていまして…」

環政「ん？身内が危篤…？なんかさっき聞いたような…」

麗「ですから、ぜひ、貴方には仲介役になって頂きたいのですわ。…知り合いに、貴方の事をよく知る人がいるので、貴方なら力になってくださるかと…」

《ミッション》
あなたは、この物語の主人公である探偵です。

登場人物に話しかけたり、自ら行動を起こしたりして物語を進めましょう。

探偵のプロフィールはお任せします。