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そして誰もいなくなったりした。」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
絶海の孤島に建つ屋敷。そこに渡った8人の男女と連絡が取れなくなったという通報を受けて警察が駆けつけたところ、屋敷から8人全員の死体が発見された。

応接間にひとつ。地下室にひとつ。客室にひとつ。そして食堂に5つ。

「この男、拳銃を握って死んでますね。こいつが犯人で、自棄になって自殺した、ということでしょうか」
食堂の死体を調べていた刑事が、隣にいた警部に尋ねた。
「ああ、その可能性はあるな」
「どうしてこんなことに……」
「さぁ、犯人の動機はまだわからんが、しかし、こんな有り様になっちまったのはきっと――」
警部はそう言うと、銃を握った男とは別の男の死体を指差し、

「――きっと、こいつのせいさ」

どういうことだろうか?
[アルバート]

【ウミガメ】【時間制限:6時間】【闇スープ】19年10月06日 16:47

カレーは冷蔵庫に行きました。(閉鎖された他サイトで出題済の問題)

解説を見る
「どういうことですか、警部。この男が犯人なんでしょうか?」
「いや、犯人ではないだろうな。君はこの男を知らんかね?」
「はい……何者なんです?」
「ああ、この男はな――」

警部の指差した男、彼は行く先々で殺人事件に巻き込まれては、それを自ら解決してきた自称・名探偵であった。

「私も何度か、彼が関わった事件の捜査に加わったことがあるんだが、彼の推理力は確かに見事なものだったよ。しかし、彼にはちょっと困ったところがあってな――」

~~~~
16時間前、屋敷にて。

立て続けに起きた3件の殺人。探偵の男は残った者を食堂に集め、おもむろに切り出した。
「さて皆さん、この屋敷で起きた連続殺人事件、その謎が解けました」
「なんだって?」
「犯人は誰なんだ!」
ざわめく人々を、探偵は手で制する。
「まぁ落ち着いて……。最初の事件から順番に、振り返っていきましょう」

~探偵説明中~

「以上が、一連の事件で使用されたトリックの全貌です。そして、これを実行できた人物はたった一人。そう、犯人は」

バァン!

銃声が響き、探偵はゆっくりと床に倒れた。食堂の中央では、血走った目をした、今まさに探偵が犯人として名指ししようとしていた男が拳銃を握っていた。
「こうなっちまったらもうおしまいだ……お前ら皆殺しだ!」

~~~~

「とまぁ、彼は真相を解明するとき、いつもわざわざ全員を広間に集めるんだよ。そして随分と勿体ぶって推理を披露するのさ。まぁいつもは警察官もその推理ショーに参加させられるから何かあってもすぐに犯人を取り押さえられるんだが」
「今回は一般人しかいなかったので、勿体つけてる間に反撃を許した、ってことですか……」
「しかもわざわざ全員を揃えたせいで、その場にいた皆が巻き込まれた、ってところだろう。まったく、犯人がわかったらさっさと拘束するなりすればいいものを……」

納得:5票良質:3票
全体評価で良質部門
雪狐>>コメントなし
トリック部門
物語部門
納得部門
イナーシャ>>コメントなし
kopi>>私は最後まで分かりませんでしたが、解説見て納得せざるを得ませんでした。問題文にも無駄がなく良い問題かと思います。6時間では短すぎました・・・
ももか>>コメントなし
らてらる>>コメントなし