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音海さら、2月18日生まれ、19歳。
学校の先生になるべく大学に通っている。
今日は授業の前に、お友達と喫茶店でモーニング。朝七時半に出発だ。

十二時半。お友達数人と学校の食堂でお昼ごはん。
みんなで内緒の作戦会議だ。いちおう先輩にも応援を頼もう。

午後六時半。お友達二人と男の先輩一人とで帰ってきた。

「一晩お騒がせするかもしれないので」
「大丈夫だよ、今日中に片付けばいいね。はいこれ、陣中見舞いってことで」
「ありがとうございます!」

先にお隣りにご挨拶。ドーナツと引き換えに、手作りらしきケーキをもらった。
分厚い辞書と教科書の山を持つお友達の手が震えている。重そうだ。
やっと家に入って、資料とパソコンを広げた。難航を表すように、専門用語が飛び交う。

「……俺、飲み物買ってくる。そろそろ助っ人を頼もうか」
「……ですね」
決心してスマホを手に取る。選ばれたのは"榎元さん"でした。
「音海さらです。今から来ていただくことってできますか? はい、もう皆揃ってます」

この日、私に何が起こった?
18年12月02日 22:47 [ZenigokE]
【ウミガメ】
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