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かつて烏沢県にあった虻戸集落について、興味深い伝承がある。

戦後間もない冬の頃、一帯を囲む鱗岳という山で人食いの怪物が出た。

ある日は林で娘を襲い。
ある日は沢で子供を襲い。
ある日は自宅にいた一家を襲ってその肉を貪ったそうだ。

その姿は、40~50本ほどの足を持ち、全身には針のような毛が生えた、体躯は十数メートルになる恐ろしい怪物だったそうだ。

多くの被害が出たそうだが、集落の男衆が決死の思いで退治した。

不思議なのは、この伝承は決まって隣山やその周辺の村々において語られており、肝心の虻戸集落にはそのような伝承は存在しなかったということだ。

さて、上記のような伝承が産まれた経緯を、YESかNOで答えられる質問から導き出してほしい。
25年10月31日 20:47 [らりぷす]
【ウミガメ】
物語:1票
トリック部門
物語部門
アカシアン>>人間が怪物を作ってしまうという、故事成語のようなおはなし!
納得感部門
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