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カメオの住む村には、ご当地食材の「ラテ菜」がある。
ラテ菜は生えたての新芽や若葉が柔らかく絶品なのだが、カメオら村民は大きく育ちきったラテ菜だけを食べる。
育ちきったラテ菜の味や食感は、新芽や若葉より劣るのだが、どうしてカメオたちはわざわざ食べ頃を逃してから食べるのだろう?バカなの?
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▽解説
ほれ、それが多分ラテ菜だべ。まだ生えたてだ。
言い伝えだと、本当はこれぐらいが美味しいんだと。
けども、俺らはこの大きさだと取らねえ。この時期のラテ菜は、全く見分けがつかねえんだ。「カメカブト」と。
カメカブト、聞いたことあるべ?葉っぱの数枚でも食えば、ポックリあの世に逝っちまうほどの毒草だ。
だからすごく美味しいと知ってても、若芽のうちは誰も摘まねぇんだ。
ラテ菜とカメカブトは大きくなると見分けがつく。
大きくなればラテ菜はかわいい白い花が咲いて、カメカブトは毒々しい紫の花が咲くんだ。
ほれ、こっちのくぼみに育ちきったのがある。白い花だべ?これを根元からザクザク、っと・・・。
これを味噌で豚肉と炒めると美味いんだ。帰ったらごちそうするべな。
▽解説の解説
ラテ菜は栽培作物でなく山菜で、若芽の時期には似た毒草と全く区別がつかないという特徴がある。
だから村民は若芽の時期は敬遠し、確実に見分けがつく成長しきった株を採取する。
そして、育ちきったラテ菜は「絶品」の新芽や若葉よりは落ちるとはいえ、十分に美味しくはあるのだ。
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