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問題

施設に入院していた若い青年が、ある極めて稀な遺伝病を発症した。
青年の発症は遺伝子検査で予測されていたが、それが実証された形となる。
発症により青年の死は避けられないものとなった。
にもかかわらず、施設の職員たちは彼を拍手で称え、祝福した。

一体なぜか?
[tosh]

【ウミガメ】25年07月19日 19:13
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解答

青年は、老齢の権力者のために作られた脳移植用のクローン個体である。
この社会では、権力者や富裕層はクローンに自分の脳を移植することで肉体の若さを再獲得している。

しかし、現代の技術ではクローンとオリジナルの遺伝子一致率に微細なばらつきがあり、
そのため、脳移植の成功率は必ずしも100%ではない。

遺伝子検査では青年が非常に高い一致率を持つと予測されていたが、
それを完全に実証する唯一の証拠が、オリジナル特有の極めて稀な遺伝的特性の一致だった。

青年の病気は、オリジナルと完全に同じ遺伝的特性を示しているという証明になった。
つまり、脳移植に最も適した「理想的な器」であると判断されたのだ。

この世界では、クローンの脳は移植時に破棄されるため、
青年は選ばれた時点で“死”が確定する。

施設の職員たちは、彼の選抜を「重大な任務に抜擢された名誉」として祝福した。
拍手はその栄誉を称えるものだったが、それは同時に、彼の死の合図でもあった。

草案/作問:tosh
文章の校正:ChatGPT
トリック:2票物語:2票
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トリック部門
ほずみ[ますか?]>>コメントなし
物語部門
異邦人>>コメントなし
海苔巻太郎>>コメントなし
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