甘い香りを放つ「ラテハーブ」と呼ばれる赤い草は、
今やウミガメ国の一般家庭で見られる、メジャーなハーブの一種である。
そんなラテハーブブームの真っ只中、
カメコはカメオの元を訪れていた。
久しぶりに再会したカメオは、かなり痩せており、
ひと目で病気であることがわかるほどに顔色も悪い。
カメコは彼を元気づけようと「ラテハーブ」の包みを持ってきた。
彼女の記憶が確かなら、
彼は自分と同じく、このハーブが大好きなはずだ。
「…ああ、それはラテハーブ…。」
彼は鼻先に差し出された包みに顔を近づけると、眉をひそめて言葉を続けた。
「いつ嗅いでも嫌な香りだ…果実が腐ったような甘い香り…。
そうだよ…。俺は昔からずっとラテハーブの香りが大嫌いだったんだ。」
・・・
さて、カメコが『カメオはラテハーブが大好きだ』
と誤解していたのは、一体なぜ?
今やウミガメ国の一般家庭で見られる、メジャーなハーブの一種である。
そんなラテハーブブームの真っ只中、
カメコはカメオの元を訪れていた。
久しぶりに再会したカメオは、かなり痩せており、
ひと目で病気であることがわかるほどに顔色も悪い。
カメコは彼を元気づけようと「ラテハーブ」の包みを持ってきた。
彼女の記憶が確かなら、
彼は自分と同じく、このハーブが大好きなはずだ。
「…ああ、それはラテハーブ…。」
彼は鼻先に差し出された包みに顔を近づけると、眉をひそめて言葉を続けた。
「いつ嗅いでも嫌な香りだ…果実が腐ったような甘い香り…。
そうだよ…。俺は昔からずっとラテハーブの香りが大嫌いだったんだ。」
・・・
さて、カメコが『カメオはラテハーブが大好きだ』
と誤解していたのは、一体なぜ?

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