ここは悪魔と呼ばれる超自然的存在がいる世界。警察では対処しきれないような問題を請け負う「水平探偵局」に次のような依頼がメールで届きました。
━━━━━━━━━━━━━━━
私は海小路亀夫という者です。
ついさきほど、私の屋敷から大切な宝物が盗まれました。皆さんには私が盗まれたものが何か推理していただきたく依頼しました。
かなり奇妙な依頼であることは分かっていますので、順を追って説明します。
昨日、私の家に悪魔がやってきました。忘却の悪魔オブリビオンです。
昔、私の曽祖父が悪魔の力を借りて成り上がったようで、そのときの契約に従って曾孫である私から宝物を奪うと言っていました。
明日(つまり今日のことです)の正午、私の家から最も美しく最も価値あるものを奪い、忘却の悪魔らしくその宝物にまつわる記憶を消し去ると宣言し、煙のように消えてしまいました。
この件について正午まで他言できない呪いを悪魔が去り際にかけてきたので、その約束の時間まで私一人で色々と対策を考えていました。
そこから記憶が曖昧でして、気づいたら金庫室の中でキャビアの瓶を持っていたんです。
突然言っても意味が分からないと思いますが、私も全く分かりません。
多分悪魔から盗まれるのを防ごうと貴重な宝石類などを金庫室の中に入れていたのだと思うのですが、他にも謎の食品などどうして金庫室に入れたのか分からないものも置かれていました。
その時点で、それが何なのかは分かりませんが、何か私の大切なものが無くなっているという喪失感だけがありました。
時刻を確かめるため金庫室を出て時計を見ると、ちょうど12時を過ぎたあたりで、そして何故か時計の文字盤のXIIが無くなっていました。
我が家を詳しく知る友人なんて生憎私には一人もいませんし、妻にも先立たれ孤独の身なので、何かを盗まれたとして盗まれたものがなんなのか確認するすべがありません。
そうして困っていたときに水平探偵局の存在を知り、こうして依頼させていただきました。私は一体何を盗まれたのでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━
※これは亀夫君問題です。探偵局員である皆さんはこの世界について思い出す、亀夫に質問をする、亀夫に何かしら指示をする、などができます。それらを活用して依頼を解決させましょう。
※亀夫は悪魔の魔法により色々と記憶を失っています。謎が解けるにしたがって部分的に記憶は戻ってくるかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━
私は海小路亀夫という者です。
ついさきほど、私の屋敷から大切な宝物が盗まれました。皆さんには私が盗まれたものが何か推理していただきたく依頼しました。
かなり奇妙な依頼であることは分かっていますので、順を追って説明します。
昨日、私の家に悪魔がやってきました。忘却の悪魔オブリビオンです。
昔、私の曽祖父が悪魔の力を借りて成り上がったようで、そのときの契約に従って曾孫である私から宝物を奪うと言っていました。
明日(つまり今日のことです)の正午、私の家から最も美しく最も価値あるものを奪い、忘却の悪魔らしくその宝物にまつわる記憶を消し去ると宣言し、煙のように消えてしまいました。
この件について正午まで他言できない呪いを悪魔が去り際にかけてきたので、その約束の時間まで私一人で色々と対策を考えていました。
そこから記憶が曖昧でして、気づいたら金庫室の中でキャビアの瓶を持っていたんです。
突然言っても意味が分からないと思いますが、私も全く分かりません。
多分悪魔から盗まれるのを防ごうと貴重な宝石類などを金庫室の中に入れていたのだと思うのですが、他にも謎の食品などどうして金庫室に入れたのか分からないものも置かれていました。
その時点で、それが何なのかは分かりませんが、何か私の大切なものが無くなっているという喪失感だけがありました。
時刻を確かめるため金庫室を出て時計を見ると、ちょうど12時を過ぎたあたりで、そして何故か時計の文字盤のXIIが無くなっていました。
我が家を詳しく知る友人なんて生憎私には一人もいませんし、妻にも先立たれ孤独の身なので、何かを盗まれたとして盗まれたものがなんなのか確認するすべがありません。
そうして困っていたときに水平探偵局の存在を知り、こうして依頼させていただきました。私は一体何を盗まれたのでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━
※これは亀夫君問題です。探偵局員である皆さんはこの世界について思い出す、亀夫に質問をする、亀夫に何かしら指示をする、などができます。それらを活用して依頼を解決させましょう。
※亀夫は悪魔の魔法により色々と記憶を失っています。謎が解けるにしたがって部分的に記憶は戻ってくるかもしれません。
物語部門
おだんご>>コメントなし
闇汁[☆2021良いお年を]>>Ⅱは本来の価値の上昇だけでなく、そこにかける今は亡き妻に対する思いも見えますね。エモいです。
レヴィ>>コメントなし
霜ばしら>>コメントなし