カメコは迷っていた。
中学校の入学祝いに母親からプレゼントされたウサギの消しゴム。1年間ずっと使っていたが、お世辞にも消しやすくはなく、2年生になって新しい消しゴムを買ったカメコにはもう不要だった。
(もう顔が潰れて可愛くないし…)
消しゴムを握りしめてしばらく考えこんだ後、春風に押されるようにカメコはゴミ箱へ向かった。
結局捨てることにしたのだ。
その様子を見ていたウミコが、カメコに声をかけた。
「その消しゴム、捨てるのなら私が貰ってもいい?」
「消しにくいけどいいの?」
「大丈夫」
そうしてウミコはカメコから消しゴムを貰い、その消しゴムをゴミ箱に入れた。
ウミコは一体何がしたかったのだろうか。
中学校の入学祝いに母親からプレゼントされたウサギの消しゴム。1年間ずっと使っていたが、お世辞にも消しやすくはなく、2年生になって新しい消しゴムを買ったカメコにはもう不要だった。
(もう顔が潰れて可愛くないし…)
消しゴムを握りしめてしばらく考えこんだ後、春風に押されるようにカメコはゴミ箱へ向かった。
結局捨てることにしたのだ。
その様子を見ていたウミコが、カメコに声をかけた。
「その消しゴム、捨てるのなら私が貰ってもいい?」
「消しにくいけどいいの?」
「大丈夫」
そうしてウミコはカメコから消しゴムを貰い、その消しゴムをゴミ箱に入れた。
ウミコは一体何がしたかったのだろうか。
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