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【ラテシンからの挑戦状】ウミドリのスープ」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
ある女が、とある海の見えるレストランで「ウミドリのスープ」を注文しました。



しかし、彼女はその「ウミドリのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。

「すみません。これは本当にウミドリのスープですか?」

「はい・・・ ウミドリのスープに間違いございません。」



女はその後激怒して文句を言った。



何故でしょう?



*ラテシン時代の過去問になります。
答えを知らない方、忘れてしまった方のみご参加いただけますと幸いでございます
[ドラノール12] [一つ星シェフ]

【ウミガメ】20年12月13日 22:40

逆なのです

解説を見る
私は昔、船で海外旅行した先で嵐にあい、船が難破して救命ボートで遭難してしまった。



ボートには私のほかに二人の男と一人の子供がいた。



ボートは広かったが、食料や発炎筒などは嵐で流されてしまい、食料がない。



みんなの体力はだんだんと削られていった。



そしてついに、子供が死んでしまった。



みんな悲しんだが、次いつ自分がこうなってもおかしくなかった。



三人とも限界に達しかけていたその時、一人の男が口を開いた。



「二人とも、少しの間こっちを見ないでくれ」



二人とも黙ってそっぽを向いた。



いろいろな音が聞こえてきたが、聞かない振りをした。



「できた。二人とも、運よくウミドリがいたからそれをスープにしてみた」



そう言って差し出してきたのは、一つのスープ。



私たちは、黙ってそれを食べた。





私も、本当は分かっていた。



さっきまであそこにあった子供の遺体がない……



と、いうことは……このスープはおそらく…………



もう一人の男もそれが分かっているようで、黙って顔を青くしながら食べていた。

私はその時、この罪を一生背負おうと心に決めた。





それから少しして。



私たち三人は無事救出された。

子供のことはなにも言えなかった。



そのまま三人は、何も言わずに別れた。





そしてそれから数年後。



不意に、あの三人で集まろうという話が持ち上がった。

本当は参加したくなかったが、過去から目を向けてはいけない、あの子供への罪を忘れてはいけない。そう思って参加することにした。



そして三人は、不意にとあるレストランへと入った。



私はそのメニューの中に、ウミドリのスープがあるのを見つけた。



もう一人も気付いたようで、私達の罪を改めて自覚しようと、それを頼んだ。



だが、なぜか調理した男だけは反対していた。





そして、ウミドリのスープが運ばれてきた。



これが、本物の…………



そう思って口に含むと───





「……!?」





味が……同じ!?



どういうことだ。そんな…………



もう一人の男を見ると、

「こんな味だったんだ……」



とつぶやきながら食べている。



そして目に映ったのは、青ざめながら目を背けているもう一人の───

「……っ!!」



私はその男に掴みかかった。





「……どういうこと?」



「言ったろ……あれは、『ウミドリのスープ』だと。ちょうど、一羽だけいたんだよ。君だけには、人は食べて欲しくなかった……」



「なにそれ……なんで私には背負わせてくれないの!? 私だけなんで蚊帳の外にしたの!? 償うことも出来ないじゃない……!!」



私は、男にひたすら文句を言った。

理不尽だとは分かっていたけど、この口を止めることは出来なかった。


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七星美月>>コメントなし
ぽぽぽん>>コメントなし
kotoha>>コメントなし
甘木[☆スタンプ絵師]>>コメントなし
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