今の主人のことを、僕はよく知らない。
ただ両親と死別し身寄りのない僕を、屋敷ごと引き取るくらいには風変わりな女性だった。
彼女は何不自由無い生活を保証する代わりに、たったひとつの約束を守るように言った。
それは「独り立ちする前に、私の選んだ本を全て読了すること。」
最近になって気付いたことがある。
屋敷には多くの蔵書があるというのに、奇妙にも、選ばれた本は全て不幸な結末を辿る。
こんなBad Endばかりを与えて、一体なんのつもりだろう??
SP:「マクガフィン」さん
画像元:フリー画像サイトPixabay

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