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20XX年、繁栄を極めたAI技術はついに人型ロボットの個人所有を可能にした。

通称『ナナミ』と名付けられたそのアンドロイドは、優秀な演算能力と人間らしい柔軟な思考能力とをあわせ持ち、どのような状況においても最速かつ最善の選択をすることができる。
その利便性から徐々に一般家庭への普及も進み、カオルも『ナナミ』を購入した1人であった。

そんな『ナナミ』たちは月に一度、本社の建物に集められて試験を受ける。システムに劣化や故障がないか確認するために、大量の問題をいかに速く処理できるかを計測するのだ。

カオルの家の『ナナミ』は同型のロボットの中でも優秀な成績を維持していたが、ある月を境に底辺に近い結果を出すようになってしまった。

その報告を聞いたカオルが嬉しそうにしているのは、一体何故だろう?
20年05月17日 21:00 [「マクガフィン」] [☆☆編集長]
【ウミガメ】
物語:11票納得:5票良質:9票
トリック部門
物語部門
アカミドリ>>コメントなし
ぺてー>>この手のファンタジー系問題は設定を作るのが難しいですが、こんな未来があるかもしれないと思わされるストーリーでした
いい物語です!
布袋ナイ[★★真・毎月出題]>>コメントなし
るぐら>>コメントなし
ルーシー[◇ホウ王◇]>>コメントなし
みゅう>>コメントなし
浪人探偵>>コメントなし
弥七>>コメントなし
ほずみ[ますか?]>>コメントなし
>>コメントなし
おだんご>>コメントなし
納得感部門
アカミドリ>>コメントなし
くろだ>>タイトルもとてもいいですね。
ほずみ[ますか?]>>人間らしいロボットという設定は定番ですが、試験の成績が落ちる理由がものすごく納得できます。
休み鶴>>「アンドロイドだからこそ」の一言に尽きると思います。
おだんご>>コメントなし
良質部門
アカミドリ>>コメントなし
しげぽん[50問正解]>>コメントなし
イナーシャ>>AI設定が上手く活かされており、納得感高め。ストーリーも大変エモい。良作です。