「シックハウスの治し方…?」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
まるで何かにとりつかれたかのようにがむしゃらに働き、高級マンションに住む男、カメオ。
ただ彼は体調の優れない日々を送っており、いくら仕事に打ち込める彼でもそれが悩みだった。
そんな中彼は突然マンションを引き払ってボロ屋に引っ越す。
みんなその行動を不思議には思ったが、それと重なるようにカメオの体調は良くなっていくのであった。
Q.カメオの体調がよくなったのは何故?
キャノーさん、異邦人さん、天童 魔子さん、SP感謝です!
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数年前、この街である女性が自殺した。
その女性の恋人であったカメオは自殺の一報を受け日々後悔に悩まされる。
一時は彼も自殺をすることを考えたが思いとどまってはまた考え、で思いとどまっての繰り返しだった。
いつしか彼は、まともな心の拠り所を失ってしまっていた。
そんな彼が唯一悲しみを忘れることの出来る時間、それは仕事であった。
出勤し、勤務をし、帰り、寝て、起きて、出勤する…そんなサイクルが彼の心に空いた穴を埋めていった…否、覆いかぶせただけだったのかもしれないが。
悲しみを忘れさせるほどにがむしゃらに働いた彼は目覚しいスピードで昇進し、より仕事にうち込めるための環境を整えるためにと会社近くに高級マンションを購入した。
もはや仕事にすら生きる意味を見出せなくなっていたカメオ。
ーーーしかしそんな彼にも、ちゃんとツケは回ってきたのだった。
働きすぎが原因で体を崩してしまったのだった。
悩みつつもカメオは「自分には仕事しかないから」と周囲の心配もよそに働き続ける。
「このまま彼女のもとへ逝けるのなら本望だ」とそう思い始めた彼のもとに一通の知らせが入る。
恋人が死ぬ間際まで住んでた家が売りに出されていたのだ。
これを知った瞬間、カメオの心の奥底に隠れていた恋人を思う気持ちが再び彼の中に現れた。
彼女を少しでも感じられれば…とカメオはマンションを引き払ってまでその家を購入。
前の居住者が自殺のためいわゆるいわくつき物件として扱われており傷んでもいたその家は買い手がつかず、すんなり購入には成功。
そして引っ越してすぐ、彼に奇跡が起こる…。
夢か幻か、カメオの前に死んだはずの恋人が現れたのだ。
カメオは必死で今までの思いを語り、恋人の方も今までカメオがやってきたことを悟り謝罪と感謝の言葉を述べる。
二人は生死の境を超えて再び愛を誓いあった。
そして恋人はカメオの前から姿を消し、カメオの方も心の穴が埋まっていったのを感じられた。
今ではカメオは無理をすることをやめ、毎日彼女のことを思いながら元気に生活している。
「自分には彼女が付いてる。たとえ死んでも俺が心の中では思うことができる。」
そう思いながらカメオは今日も生きてゆく。
簡易解説
カメオは彼女の自殺を忘れるべく仕事に打ち込んでおり高級マンションも買ったほどだが過労により体調を崩してしまう。
そのせいで生きてる意味すら失いかけていたカメオだったがある時彼女がもともと住んでいた家を購入すると死んだはずの彼女と再会。
カメオは生きる意味を再認識し今日も生きてゆく…。
FA要件は
"(自殺した)恋人が住んでた家であるボロ屋を購入し恋人に再会したことで生きる気力を取り戻した"
とします。
物語:1票