「ねえねえ、一昨日の晩ごはん覚えてる?」
娘にそう問いかけられた男は、一昨日の晩ごはんを思い出せなかったので、娘がもうじき死ぬことを悟った。
かろうじて昨日の晩ごはんがハンバーグであったことを思い出した男が「一昨日の夜はハンバーグだったよ」と返事をしたのは、娘のためを思っての行動なのだが、
一体どういうことだろう?
「マクガフィン」さんの問題なのです
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男はその昔、歴代の天才発明家夫婦が作り出したAI型ロボットなのです。
今はその夫婦の娘のお世話を見るのが私の長年のお仕事でした。
(私に未だに名前はない。その前に天才夫婦は事故でなくなってしまったから)
「ねえねえ、一昨日の晩ごはん覚えてる?」
娘にそう問いかけられたとき、娘が一昨日の晩ごはんを思い出せないほど記憶障害が進行していたので、娘がもうじき死ぬことを悟った。
人間は機械と違い、年老いて記憶が劣化してしまうほど寿命が近くなる。
データにあることだ。
機械の身体では時間の流れは人間のように感じられは出来ないが
そうか娘はもう高齢な訳か・・・・
機械の私は娘に出来ることは無いかと脳内のメーターをフル回転させて
「一昨日の夜はハンバーグだったよ」と返事をした。
(余分な情報は破棄されてしまうため、いちいち記憶など付けていなかったので本当に大変でした)
すると娘は目尻に柔らかい皴を浮かべ
嘘つきっとつぶやいた。
娘は昨日の記憶はちゃんと残っていたらしい。
ロボットなのに人間みたいな嘘を憑くのね
流石私のお父さんとお母さんの最高傑作だわ、傑作だわ
娘は子供のように楽しげに笑っている。
どうやらロボットとしての初めての嘘(ジョーク)はお気に召してくれたようだ。
良かった・・・
また笑顔になってくれて
あれ?変だな?
液晶画面がぼやけて上手く見えないや・・・・
(´;ω;`)
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物語部門
マトリ>>
この問題文をリサイクルしてこんな素敵な解説を導くなんて、、、ただただ脱帽です。