みんなのGood

良質:3票トリック:3票物語:3票納得感:6票
食料と水の備蓄。
快適な空調。
暇つぶし用のゲーム。

引きこもるための条件は、すべて整っている。

カメオはこれから備蓄が尽きるまで、
この部屋から一歩も出ない覚悟を決めた。

当然、風呂にも入らないし、
トイレもペットボトル等で済ませようという徹底ぶりである。


さて、
そこまでして彼が部屋を出ない理由は一体何だろう?
22年12月17日 23:10
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集22




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カネ目当てで押し入ったこの家。

一家全員殺すつもりだったんだけど、
あの女だけ、トイレに逃げ込んで籠城してしまったんだ。

鍵をこじ開けようとしたけどダメだった。
開かないように内側から何かで固定しているのかな?

まいったなぁ。
顔を見られてしまったから、生かしておく訳にはいかないよ。

トイレの中で衰弱死するか。
諦めて私に殺されるか。

彼女の選択を、この部屋でゲームでもしながらゆっくりと待つとしよう。

幸い、時間も食料もたっぷりあるからね。


手元に置いたナイフの位置を確認し、私は画面に目を落とす。
ラッキーだ。前々から気になってたんだよね。このゲーム。





答え:
強盗に押し入った家で、殺したいターゲットがトイレに逃げ込んだので、
トイレからのルートとして必ず通る部屋で、出てくるまでゆっくり待つことにしたから。
(備蓄がなくなるくらいの長い期間出てこなければ、そのまま衰弱死したと見なして放置するつもり。)
スープの真相「15Good」
良質:6票トリック:4票納得感:5票
ここは海の見えるレストラン。
「ふむ。これは本当にウミガメのスープですか…」と男は呟いた。
「ええ」とウエイターは言った。
「間違いありませんか?」
「ええ、間違いありません」
「そうですか」
男はウエイターに礼を言って店を出ていった。
それから数日の間、男はあちこち歩き回り、考えを巡らせる。
そして男が最後に出した答は自殺であった。

状況を補完してください。
23年02月02日 19:30
【ウミガメのスープ】 [マカ旦那]

ぜひ、元祖『ウミガメのスープ』を読んでからお越しください




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浜辺に男の水死体があがった。
警察は事件と事故の両面から捜査を開始する。
担当刑事は、男が最後に訪れたとみられるレストランなどから聞き込みを行い、なんやかんやで最終的に男の死はスープの真相を知ったが故の自殺であったと結論づけ上層部に進言したんですって。
照準「15Good」
良質:3票トリック:2票納得感:10票
【{一 十一}】

これは人名であり「ニノマエ ジュウイチ」と読む。
難読苗字のため、初見で読まれたことは今まで一度もない。

ある日のこと。
ジュウイチは初対面のサヤとタケルから声を掛けられた。

サヤ「きみ、ニノマエ君だよね?」
タケル「一と書いてニノマエと読むなんて初見殺しだな」


サヤ・タケルともに漢字の知識は中学生に毛が生えた程度のレベルである。

「一」という苗字を二人がいきなり読めたのはいったいなぜ?
23年02月02日 01:45
【ウミガメのスープ】 [山椒家]

舞台は日本




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私立・スペック高等学校の入学式。

双子の兄妹である「二乃前(ニノマエ) サヤ・タケル」は揃って同じクラスになった。

クラスごとに生徒が50音順に着席する中、サヤとタケルの間には一人の男子が座っている。

名簿には漢字で「一 十一」と書いてある。
一瞬なんと読むのか戸惑ったが、「ニノマエ」と「ニノマエ」に挟まれてる以上、彼の苗字は「ニノマエ」である。

二乃前兄妹は確信を持ってジュウイチに話しかけた。

・簡易解説
名簿(50音・昇順)

二乃前 紗綾
一   十一
二乃前 焚流
落とし物Xの検品「15Good」
良質:3票トリック:2票物語:8票納得感:2票
カメコの落とし物Xが
ウミオ→カメオ→落とし物箱→カメコ
という経緯で手を渡って行った理由を推理し{落とし物X}が何かを答えよ。
23年02月12日 16:44
【20の扉】 [松神]

少し要知識の可能性があります




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カメオの名前が書かれた消しゴム
良質:9票トリック:5票納得感:1票
暴漢に襲われ、現金を強奪された経験を持つ大手企業社長の田中。

それ以来、大金を持ち歩くことはしなくなったのだが、どうしても現金を持っていかなくてはいけない事案があり、鞄の中に100万円を入れた。

しかし鞄の中身が100万円だとわかると犯罪者に襲われるかもしれない。

そう考えた田中は鞄の中に追加で現金を入れた。

一体なぜ?


SPほずみさん とってもありがとう
23年03月24日 00:04
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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貴様の娘は預かった。
返してほしければ現金5000万円を用意しろ。
受け取り場所は追って連絡する。
警察に連絡したり、なにかおかしなことをした場合は娘の命はないと思え。

誘拐犯からの脅迫状を受け取り、大層困った田中。

「うーん、5000万円かぁ… すごく頑張れば出せないことはないけどすごく頑張らないと出せないし… 困った、どうしよう… そうだ!」

田中は大量の紙を一万円札と同じ大きさに切り揃え、その紙を98枚重ね、その両面に1万円を重ねて帯で留めた。

これで偽札束の完成である。

「これと同じものをあと49個作れば5000万円だ!」

そうして黙々と紙を切り切りして5000万円分(額面としては100万円)の偽札束を作成した。

「これを鞄に詰めて… でもバレたら誘拐犯に襲われちゃうな。 もったいないけど鞄の上の方の札束は本物の札束にしよう。 もったいないけど」

田中は鞄の上の方の札束だけ本物に変えたのだった。