みんなのGood

揺れる女「3Good」
納得感:3票
深刻な顔つきをしたその女は、ずいぶん長い間、同じ姿勢を取り続けていた。時折息を張り、すぐに嘆息する。
そして奇妙なことに、数分おきに上半身をユラユラと揺らすのである。

何者かが憑依しているのだろうか、あるいは呪術か、はたまた淫靡な儀式であろうか?
否。この謎めいて見える行動については、極めて合理的な説明が可能なのである!

さあ、慧眼なるらてらったー諸賢に問おう。
女はいったい何をしているのか?!
21年10月16日 13:16
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

揺〜れて〜揺れて湘南は〜しる〜




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便秘に苦しむ女は、長い間便座に座り、孤独な戦いを続けている。そしてそのトイレには人感センサーライトが備わっており、じっとしていると数分おきに真っ暗になってしまうため、体を動かして照明を点灯させているのであった!
トリック:1票納得感:2票
カメコは占いを信じていなかったために
交通事故に巻き込まれて命を落とした。

一体なぜ?


21年10月19日 21:57
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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占いを信じていなかったために
血液型占いに参加していなかったので

近くにいたクラスメートたちはカメコの血液型が分からず
迅速に輸血できなかったので助からなかったのです。
日本語で学ぶ英会話「3Good」
トリック:2票納得感:1票
男は、英語を勉強している。

ある日、そんな男が街を歩いていると、欧米系の見知らぬ女から、日本語で声をかけられた。
「秋葉原にはここからどうやって行けばよいですか?」
男は自らの英語力が高まったことを感じた。

一体なぜ?
21年10月16日 16:45
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

水曜日21時頃まで




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【簡易解説】
英語初心者の男(中国人)。
いかにも英語を話しそうな女が話した言葉が、英語でないとすぐに分かったから。

【解説】
中国人である男は、英語の超初心者で、頑張って英語を勉強している。

ある日、家族とともに日本に旅行に来た。
一人で街を歩いていると、欧米系の観光客と思われる外国人から声をかけられた。
「秋葉原にはここからどうやって行けばよいですか?」
(うーん。この外国人何言ってるんだろう。俺、日本人と間違えられて日本語ではなしかけられたのかな? 英語じゃ無いことは確かなんだが、、
{…ん? 英語じゃ無いって分かった!? 俺成長してる!!!} ちょっと前ならこの明らかに英語喋りそうな見た目をした人から声かけられてたら絶対英語かどうかすら分からんかった!!!)
「もしもし…? 大丈夫ですか?」
「…I am not Japanese.」
「Really? So sorry! You look Japanese, so I made a mistake!」
(んー、何言ってるんだろうこの人。 今度は英語だろうけど…)
やっぱり英語が上達していないと感じる男だった。
物語:2票納得感:1票
カメオはクレーンゲームで遊んだことにより、漢検に合格しました!
いったいどうして?
21年10月21日 19:35
【ウミガメのスープ】 [リタモル]



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カメオは勉強の息抜きに
【オンラインクレーンゲーム】で遊んでいました。
景品を取ったカメオは【自宅に配送】手続きを終わらせました。
数日たった試験当日、カメオは【{アラームをかけ忘れていた}】為、遅刻するところだったが、ちょうど【景品が届き{配達員のチャイム}】で目を覚ましたのだ。
無事試験会場にたどり着いたカメオは、努力が報われ、漢検に合格しました。
物語:2票納得感:1票
アイは、全てを見通す千里眼・・・とまでは行かないが、いくつかの未来を見通す力を持っている。

{彼女はミステリ殺人事件の様子を事前に見通すことができるのだ。}
アイが見通した事件はどれもが実に巧妙で自力ではとても思い付きもしないトリックが使われていて、こんな面白いアイデアを使わない手は無いと、彼女は未来の情報を元手に小説家になった。

さて。未来で起こる怪事件を次々に作品にしてきたアイだが、4作目は発表せずに封印してしまった。
いったい何故だろうか?
21年10月24日 02:57
【ウミガメのスープ】 [異邦人]



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【解説:】
アイの小説はベストセラーとはいかないものの、ミステリ好きやサスペンス好きの間ではそれなりの支持を得た。おかげで彼女は2作目も世に送り出し、順調に3作目を執筆していた。

そんなある日、ついに未来が現実となる時が来た。 アイの1作目の元となる事件が起きたのである。
事件現場や現場の状態を事前に見通していたアイは、ニュースで流れる情報だけでそのことに気付いた。
犯人が誰で証拠が何かも知っているが、後に警察が見事に事件解決することを知っていたので静観していたアイ。
そしてその予知通り、警察は犯人を逮捕した。

だが、そこから先はアイの知り得ぬ未来が展開され始めた。

{「とある小説を読んで、このトリックなら実際に使えると思って犯行に及んだ」}

犯人が、そう供述したのである。

アイは驚いた。 『とある小説』とは自分の小説のことではないのか? と。
アイにとっては奇想天外なトリックだったが他に同様のトリックを使った小説が無いとは限らない。なんら確定された事実ではないのだから、思い込みに過ぎないと一笑に付してしまえば良い。 ・・・そう思おうとしたところで、浮かんだ疑念は簡単には消えてくれない。

もし、この事件の参考になったのがアイの小説だとしたら、これは一体全体どういうことだろうか。
アイは未来で起きる事件を参考にした。だが、実際に起きた事件はアイの小説を参考にしているという。 この奇妙な因果関係を、どう受け止めれば良いのだろうか・・・。



わだかまりが残る中でアイが3作目を発表した次の日、2作目の元となる事件が起きた。
この事件もまた警察の懸命な捜査によって解決へと至ったのだが、

{「とある小説を読んで、このトリックなら実際に使えると思って犯行に及んだ」}

犯人はまたも、そう供述した。

アイは眩暈がした。
犯人たちは元々事件を起こす気で、その参考にたまたま自分の小説が使われただけ・・・そう考えることも当然できた。 だがそれでアイの胸に去来した不安を拭い去ることはできなかった。



4作目を執筆し終えた時、3作目の元となる事件が起きた。

逮捕された犯人はこう言った。

{「とある小説を読んで、このトリックなら実際に使えると思って犯行に及んだ」}

アイは恐怖した。

【{自分が小説を書いたせいで事件が起きたのか・・・? 被害者は私のせいで殺されたのか・・・?}】

自分のせいで人が死んだ。その想像がアイの精神を蝕むことは想像に難くない。



寝れない日々が続く中、アイはようやく完成した4作目を、封印することにした。
そして・・・{その次に見通した未来を元にして5作目を書き始めた。}

アイが小説を発表しなければ事件は起こらないのかもしれない。だが、それでは彼女は小説家廃業だ。 アイは、まだまだ小説家として売れたかった。小説を書かないわけにはいかない。

【故に彼女は考えた。】
アイは実際の時系列順に作品化している。
もし、4作目の元となる事件が起きずに、5作目のトリックを元にしたと供述される事件が起きれば、未来の事件の発生原因は全て自分の小説だったということが判明してしまう。
しかし逆に言えば、{発表しない4作目と同じトリックの事件が起きれば、殺人事件は運命で定められたものであってアイは無関係と言えるのだ。}



自分のせいで誰かが死ぬなんて。
自分のせいで誰かが死ぬなんて。
そんなの悪い妄想だ。
そんなの悪い妄想だ。

元より寝れやしないが寝る間を惜しみ血眼になって書き上げた5作目の小説を脱稿すると、アイは真剣に願いを込めてこう言った。



【{「ああどうか、4作目の殺人事件よ起きてください」}】