「常連お断り」「2ブックマーク」
恋愛ドラマ『春、そばにいるよ』は人気脚本家、柳井秋男のシンプルかつ重厚なストーリーで話題となり、演技力の高い俳優や美しい女優を起用したこともあって若い女性層を中心に熱狂的な支持を得た。
特に、離ればなれになっていた主人公とヒロインが運命的な再会を果たす最終回は評価が高く、撮影場所となった海亀神社は健康や長寿の御利益が有名にもかかわらず恋愛成就を願う女性の参拝客で混雑を極めた。
参拝客の中にはドラマの撮影場所を撮影して神社の厳かな雰囲気を乱す者もおり、仕方なく神社は参拝のルールを定め、ルールを守れない者は境内から出てもらうようにした。
ところで、海亀神社に足繁く通っていたより子お婆ちゃんはある日、神社から境内に入ることを断られてしまったのだが一体どうしてだろう?
もちろん、より子お婆ちゃんは参拝のルールを破っていないものとする。
特に、離ればなれになっていた主人公とヒロインが運命的な再会を果たす最終回は評価が高く、撮影場所となった海亀神社は健康や長寿の御利益が有名にもかかわらず恋愛成就を願う女性の参拝客で混雑を極めた。
参拝客の中にはドラマの撮影場所を撮影して神社の厳かな雰囲気を乱す者もおり、仕方なく神社は参拝のルールを定め、ルールを守れない者は境内から出てもらうようにした。
ところで、海亀神社に足繁く通っていたより子お婆ちゃんはある日、神社から境内に入ることを断られてしまったのだが一体どうしてだろう?
もちろん、より子お婆ちゃんは参拝のルールを破っていないものとする。
21年10月26日 19:56
【ウミガメのスープ】 [フレンチトースト]
【ウミガメのスープ】 [フレンチトースト]
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とある映画雑誌より柳井秋男のインタビューを一部抜粋。
「今回脚本を務めた『春、そばにいるよ』は僕の実体験がモデルとなっています。若いころ、当時付き合っていた女性と諸事情により離ればなれになってしまい、撮影場所である海亀神社でいつか再会しようと約束をしていたのですが、叶いませんでした。その無念を晴らすつもりで、主人公とヒロインには海亀神社で再会してもらっています。
ええ、聞きましたよ。今回のドラマの影響で神社に女性の参拝客が増えたらしいですね。僕自身その女性とは上手くいかなかったですし海亀神社は健康祈願で有名な神社ですから、恋愛成就なんか願って意味はあるのかな(笑)。まあ、僕の書いた脚本がより多くの人に届いた証拠なので、嬉しいと言えば嬉しいですけれどね。
それにあの神社、最近はほとんど参拝客がいなかったらしいじゃないですか。撮影していたときも婆さんが1人来ただけでしたし。神様も若い女性客が増えたから喜んでいるんじゃないですかね。
えっ、今、その女性と会ってみたいかですって? いやいや、冗談はやめてください。あれから何十年経っていると思っているんですか。僕も相当歳をとりましたが、相手も同じ時を過ごしたということですからね。そんな年齢の女性に興味はありませんよ。この前、『春、そばにいるよ』でヒロインを演じてくれた女優と婚約発表したばかりなんですから、誤解を招きかねない質問は止めてくださいよ(苦笑い)」
要約解説
若いころ、離ればなれになった恋人(柳井秋男)と再会する約束を守るために足繁く海亀神社に通っていたより子お婆ちゃんだが、たまたまその日は海亀神社でドラマの最終回の撮影があったので境内に入ることができなかった。
「今回脚本を務めた『春、そばにいるよ』は僕の実体験がモデルとなっています。若いころ、当時付き合っていた女性と諸事情により離ればなれになってしまい、撮影場所である海亀神社でいつか再会しようと約束をしていたのですが、叶いませんでした。その無念を晴らすつもりで、主人公とヒロインには海亀神社で再会してもらっています。
ええ、聞きましたよ。今回のドラマの影響で神社に女性の参拝客が増えたらしいですね。僕自身その女性とは上手くいかなかったですし海亀神社は健康祈願で有名な神社ですから、恋愛成就なんか願って意味はあるのかな(笑)。まあ、僕の書いた脚本がより多くの人に届いた証拠なので、嬉しいと言えば嬉しいですけれどね。
それにあの神社、最近はほとんど参拝客がいなかったらしいじゃないですか。撮影していたときも婆さんが1人来ただけでしたし。神様も若い女性客が増えたから喜んでいるんじゃないですかね。
えっ、今、その女性と会ってみたいかですって? いやいや、冗談はやめてください。あれから何十年経っていると思っているんですか。僕も相当歳をとりましたが、相手も同じ時を過ごしたということですからね。そんな年齢の女性に興味はありませんよ。この前、『春、そばにいるよ』でヒロインを演じてくれた女優と婚約発表したばかりなんですから、誤解を招きかねない質問は止めてくださいよ(苦笑い)」
要約解説
若いころ、離ればなれになった恋人(柳井秋男)と再会する約束を守るために足繁く海亀神社に通っていたより子お婆ちゃんだが、たまたまその日は海亀神社でドラマの最終回の撮影があったので境内に入ることができなかった。
「荷物が気になる女」「2ブックマーク」
電車に乗っている女は、駅につくたびに荷物を動かす。
さらに駅を出るたびに荷物を動かす。
一体なぜ?
さらに駅を出るたびに荷物を動かす。
一体なぜ?
21年10月27日 21:47
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

29日21時頃まで
解説を見る
隣の席に大きなリュックサックを置いて座っている女。
駅について人が乗るときになると、誰か隣に来るかもしれないと荷物を自分の膝の上に置く。
結局、毎回隣には誰も座らないので電車が駅を出るとまた荷物を元の場所に戻すのだった。
駅について人が乗るときになると、誰か隣に来るかもしれないと荷物を自分の膝の上に置く。
結局、毎回隣には誰も座らないので電車が駅を出るとまた荷物を元の場所に戻すのだった。
「叱る夫人」「2ブックマーク」
小学生の息子をいつも叱る夫人。
「子供は風の子! ゲームばかりしてないで外でも遊びなさい!」
そんなある日のこと。
いつもゲームをしている息子が公園で元気そうに遊んでいる姿を見て、安心した夫人は、息子を叱りつけた。
一体なぜ?
「子供は風の子! ゲームばかりしてないで外でも遊びなさい!」
そんなある日のこと。
いつもゲームをしている息子が公園で元気そうに遊んでいる姿を見て、安心した夫人は、息子を叱りつけた。
一体なぜ?
21年10月29日 21:02
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

31日22時頃まで
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いつも家でゲームをしている時間になっても、今日は息子がなかなか帰ってこない。
心配した夫人が息子のいつもの遊び場である近くの公園に見に行くと、息子が元気そうに遊んでいた。
「一体何時まで遊んでるの! 何かあったかと思ってお母さん心配したじゃない!!」
心配した夫人が息子のいつもの遊び場である近くの公園に見に行くと、息子が元気そうに遊んでいた。
「一体何時まで遊んでるの! 何かあったかと思ってお母さん心配したじゃない!!」
「サイコーなイタズラ」「2ブックマーク」
カメコの手作りクッキーがとても美味しそうだったので、ウミコは父親の大工道具を勝手に持ち出した。
一体どうするつもりだろう?
一体どうするつもりだろう?
21年10月31日 21:26
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]
解説を見る
隣のクラスのイケメン男子イケオくんに、バレンタインデーのチョコレート(市販)を渡そうとしていたウミコ。
しかし、ウミコは見てしまった!
同じクラスのカメコがイケオくんにクッキー(手作り)(かわいいラッピング)(とても美味しそう)を渡す瞬間を!
「イケオくんはきっとカメコを好きになってしまうわ!」
ウミコは金槌を持ち、カメコへの怨念を込めて藁人形(手作り)に釘を打つのだった。
しかし、ウミコは見てしまった!
同じクラスのカメコがイケオくんにクッキー(手作り)(かわいいラッピング)(とても美味しそう)を渡す瞬間を!
「イケオくんはきっとカメコを好きになってしまうわ!」
ウミコは金槌を持ち、カメコへの怨念を込めて藁人形(手作り)に釘を打つのだった。
「本家 叱る夫人」「2ブックマーク」
20XX年。
ボージャック夫人はついに、念願のらてらて2000問出題を達成した。
『らてらての真実★with魔子』(※1)のキャッチフレーズでお馴染みの天童魔子氏に次ぐ快挙である。
もっとも、この時点で天童氏の出題数は10000を超えており、到底比ぶべくも無いのだが、それでも2000という数字は夫人にとって充分誇れるものであったのだ。
受賞パーティでの夫人は終始にこやかで、「2000なんて通過点つーか?なんちて。むっひっひ。なんちて」「あら、週刊文秋のあなた、ちょっと頭が高いんじゃなくて?オホホホホ」などと軽口を叩くほど上機嫌であったのだが、ある若くて可愛らしくてちょっと舌足らずな記者が、「夫人、2000問のスープを作り続けるためのモチベーションはどう保って来られたのですか?」と質問すると、キッとその記者を睨みつけ、
「失礼千万!そこの小娘!口のきき方にお気を付け遊ばせっ!」
と、般若の形相で叱りつけたのだ!
いったい何が夫人の逆鱗に触れたのだろう?
注)※1 「真実」は「まこと」と読む。
ボージャック夫人はついに、念願のらてらて2000問出題を達成した。
『らてらての真実★with魔子』(※1)のキャッチフレーズでお馴染みの天童魔子氏に次ぐ快挙である。
もっとも、この時点で天童氏の出題数は10000を超えており、到底比ぶべくも無いのだが、それでも2000という数字は夫人にとって充分誇れるものであったのだ。
受賞パーティでの夫人は終始にこやかで、「2000なんて通過点つーか?なんちて。むっひっひ。なんちて」「あら、週刊文秋のあなた、ちょっと頭が高いんじゃなくて?オホホホホ」などと軽口を叩くほど上機嫌であったのだが、ある若くて可愛らしくてちょっと舌足らずな記者が、「夫人、2000問のスープを作り続けるためのモチベーションはどう保って来られたのですか?」と質問すると、キッとその記者を睨みつけ、
「失礼千万!そこの小娘!口のきき方にお気を付け遊ばせっ!」
と、般若の形相で叱りつけたのだ!
いったい何が夫人の逆鱗に触れたのだろう?
注)※1 「真実」は「まこと」と読む。
21年11月01日 21:16
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

今、天童魔子氏の偉大さを改めて感じております。
解説を見る
記者の質問が、「ニセモンのスープを作り続けるためのモチベーションは…」と聞こえたのだ。
「今、若さと可愛さに嫉妬してわざと聞き間違えただろって呟いた奴、ちょっと前に出な!」
「今、若さと可愛さに嫉妬してわざと聞き間違えただろって呟いた奴、ちょっと前に出な!」