ウミガメは魔剤
[慣れた人にお願いする][1人:1人][パスワードあり][公開&部屋解放] sennrinnアルバート ラテラテ王国のラテシン王子は、ウミガメのスープを飲んだ翌日に死んでしまった。
このことを痛く心に病んだラテラテ王は、「持たず、作らず、持ち込まず」の非海亀のスープ3原則を定め、これに違反したものは斬首刑に処すとお触れを出した。
しかし、冒険のお供である回復薬でありながら、健康な状態で飲むと最高にハイな気分でキメられる海亀のスープは城下町、城内共に愛用者が多くおり、事実宮中のほぼ全員が3原則に反対した。
ただ一人、もっとも古株の老戦士アルフォンスだけが、自身が物流の関所にて番をすることと、その命がつきた時に3原則を解除することを条件に賛成した。
国民の半数に嫌われる仕事を引き受けたアルフォンス、馴染みの酒場でも話し掛ける人は少なくなり、そんな仕事を引き継ごうとする人物は勿論居なかった。
だが!!彼の死後「変わってやれば良かった」後悔する戦士が多くいたという。何故?
[慣れた人にお願いする][1人:1人][パスワードあり][公開&部屋解放] sennrinnアルバート ラテラテ王国のラテシン王子は、ウミガメのスープを飲んだ翌日に死んでしまった。
このことを痛く心に病んだラテラテ王は、「持たず、作らず、持ち込まず」の非海亀のスープ3原則を定め、これに違反したものは斬首刑に処すとお触れを出した。
しかし、冒険のお供である回復薬でありながら、健康な状態で飲むと最高にハイな気分でキメられる海亀のスープは城下町、城内共に愛用者が多くおり、事実宮中のほぼ全員が3原則に反対した。
ただ一人、もっとも古株の老戦士アルフォンスだけが、自身が物流の関所にて番をすることと、その命がつきた時に3原則を解除することを条件に賛成した。
国民の半数に嫌われる仕事を引き受けたアルフォンス、馴染みの酒場でも話し掛ける人は少なくなり、そんな仕事を引き継ごうとする人物は勿論居なかった。
だが!!彼の死後「変わってやれば良かった」後悔する戦士が多くいたという。何故?
[5133]sennrinn
アルバートさん、改めまして監修していただきありがとうございました。
私の誘導力不足を今一度認識する結果になってしまいました。今後とも精進します。
また今度機会があればお付き合いお願い致します。
[20年10月11日 22:04]
アルバートさん、改めまして監修していただきありがとうございました。
私の誘導力不足を今一度認識する結果になってしまいました。今後とも精進します。
また今度機会があればお付き合いお願い致します。
[20年10月11日 22:04]
[5105]アルバート
確認しました。
一杯○○された、上手いですね! 面白いと思います。
宣伝要素がほしいかなとも一瞬思いましたが、そこは「語り上戸」が押さえているわけですねー、これもいい感じです。
私の方では、特に気になる点等はありません。sennrinnさんの方で何かあれば検討しますが、いかがでしょう。
[20年10月09日 18:46]
確認しました。
一杯○○された、上手いですね! 面白いと思います。
宣伝要素がほしいかなとも一瞬思いましたが、そこは「語り上戸」が押さえているわけですねー、これもいい感じです。
私の方では、特に気になる点等はありません。sennrinnさんの方で何かあれば検討しますが、いかがでしょう。
[20年10月09日 18:46]
[5103]sennrinn
国民の半数に嫌われる仕事を引き受けたアルフォンス、馴染みの酒場でも話し掛ける人は少なくなったが、寧ろ前より上機嫌で語り上戸になった。
彼の死後、その理由を知った者は。
「成る程、そりゃ一杯食わされ……いや○○されたな」
アルフォンスが上機嫌で語り上戸になった理由は何?
「成る程、そりゃ一杯食わされ……いやいっぱい飲まされたな」
[20年10月09日 17:51]
国民の半数に嫌われる仕事を引き受けたアルフォンス、馴染みの酒場でも話し掛ける人は少なくなったが、寧ろ前より上機嫌で語り上戸になった。
彼の死後、その理由を知った者は。
「成る程、そりゃ一杯食わされ……いや○○されたな」
アルフォンスが上機嫌で語り上戸になった理由は何?
「成る程、そりゃ一杯食わされ……いやいっぱい飲まされたな」
[20年10月09日 17:51]
[5052]アルバート
お待たせしました。
全体としては、元ネタの面白さをうまく取り込みつつ、また違った雰囲気のある、いい感じの問題文に仕上がっていると思います。今のままでも決して悪くはないですが、以下少し気になった点を。
●アルフォンスの人物像
国を思い自ら汚れ役を引き受ける老戦士でありながら、大酒飲みで酒屋の提案にちゃっかり乗っているなど、解説におけるアルフォンスは何とも言えない深みある人物になっていて、それ自体はとても味わい深く良いと思います。一方で、あくまでウミガメ問題として割り切って考えると、アルフォンスのキャラクターは進行の上でやや取り扱いが難しくなっているかと感じました。
私が途中、迷走気味だったのは、アルフォンスは結局善人なのか悪人なのか、その真意を図りかねていたから、というのがあります。
解説におけるアルフォンス像は変える必要はないので、進行に関して言えばどちらかというとアルフォンスのしたたかな面を強調して回答していった方がいいかな、と思いました。
●酒場でのアルフォンスの描写
酒屋の「宣伝してもらう」という意図と、問題文の「話しかける人は少なくなった」がミスマッチに思えます(自分からは話しかけていた、というヒントはありましたが)。
アルフォンスが酒場で上機嫌だった、気前が良くなった、とか、もう少し「宣伝」に繋がる行動を書いておいた方が、納得感は増すかなと思います。
●問いかけとの対応
問いかけが「戦士たちの後悔の理由」であるのに対し、解説は「酒屋とアルフォンスのやり取り」が主になっていて、戦士たちの後悔に至る説明がありません。まぁ書かずとも分かると言えばそうなのですが、一応、アルフォンスの死後に何があったかの説明もあった方が親切かとは思います。
あるいは、↑のアルフォンスの酒場での反応の話に絡めて、問いかけ自体を変えてしまうのも手です。「アルフォンスが、スープの番を引き受けたのにも関わらず、○○なのは何故か?」みたいなイメージで。
こんな感じです。参考になれば幸いです。
[20年09月29日 21:15]
お待たせしました。
全体としては、元ネタの面白さをうまく取り込みつつ、また違った雰囲気のある、いい感じの問題文に仕上がっていると思います。今のままでも決して悪くはないですが、以下少し気になった点を。
●アルフォンスの人物像
国を思い自ら汚れ役を引き受ける老戦士でありながら、大酒飲みで酒屋の提案にちゃっかり乗っているなど、解説におけるアルフォンスは何とも言えない深みある人物になっていて、それ自体はとても味わい深く良いと思います。一方で、あくまでウミガメ問題として割り切って考えると、アルフォンスのキャラクターは進行の上でやや取り扱いが難しくなっているかと感じました。
私が途中、迷走気味だったのは、アルフォンスは結局善人なのか悪人なのか、その真意を図りかねていたから、というのがあります。
解説におけるアルフォンス像は変える必要はないので、進行に関して言えばどちらかというとアルフォンスのしたたかな面を強調して回答していった方がいいかな、と思いました。
●酒場でのアルフォンスの描写
酒屋の「宣伝してもらう」という意図と、問題文の「話しかける人は少なくなった」がミスマッチに思えます(自分からは話しかけていた、というヒントはありましたが)。
アルフォンスが酒場で上機嫌だった、気前が良くなった、とか、もう少し「宣伝」に繋がる行動を書いておいた方が、納得感は増すかなと思います。
●問いかけとの対応
問いかけが「戦士たちの後悔の理由」であるのに対し、解説は「酒屋とアルフォンスのやり取り」が主になっていて、戦士たちの後悔に至る説明がありません。まぁ書かずとも分かると言えばそうなのですが、一応、アルフォンスの死後に何があったかの説明もあった方が親切かとは思います。
あるいは、↑のアルフォンスの酒場での反応の話に絡めて、問いかけ自体を変えてしまうのも手です。「アルフォンスが、スープの番を引き受けたのにも関わらず、○○なのは何故か?」みたいなイメージで。
こんな感じです。参考になれば幸いです。
[20年09月29日 21:15]
1+
[5050]アルバート
ありがとうございました! 元ネタ知ってるのに、ちょっと難しく考えすぎました、時間かかってしまい申し訳ないです。
夜頃に進行等も含めて感想まとめますのでしばしお待ちください。
[20年09月29日 15:26]
ありがとうございました! 元ネタ知ってるのに、ちょっと難しく考えすぎました、時間かかってしまい申し訳ないです。
夜頃に進行等も含めて感想まとめますのでしばしお待ちください。
[20年09月29日 15:26]
[5049]sennrinn
門番の任を引き受けて数日、周辺諸国にもお触れが行き渡り、始めて来る商人でもなければ海亀のスープを持ち込むものは居ないほどになった。
「その馬車止まりなさい」
「へい」
「積み荷は……酒か。既に知っているとは思うが、現在此の国に海亀のスープ持ち込むことは禁じられている。手荷物でも許されぬ故に注意しろ」
「承知しておりますよ。アルフォンスの旦那」
「おぉ、お前は酒問屋のバルキンか」
バルキンはアルフォンスが馴染みの酒屋に酒を下ろしており、それなりに長い付き合いがあった。
「はい。しかし、大変ですねぇ国王の心中は分かりますが、如何せん厳しすぎませんか?」
「うむ、だがあの場で無下に否定すれば国王の心は壊れてしまっただろう。しかし、本当に誰か国外の者が処罰されては戦争にまで繋がりかねん。儂が死ぬまでの間だどうか許してくれ」
「構いませんよ、お陰さまで酒がよく売れそうですからね。いつもの倍は捌けるでしょう」
「確かにな、儂も晩酌の回数が増えたものだ。通って良いぞ」
「それでは遠慮なく……あ、そうだ。旦那ちょっと待ってくれ!」
「何だ?」
「いえ、ここに来る前に仲間から貰い物をしまして。それがもしやすると海亀のスープかもしれません。確認して頂けますか?」
何か企んでいることは表情から感づいたアルフォンスだが、一旦流して付き合うことにした。
「分かった、どれだ」
「これです」
「……いまどう見ても商品の箱から出てきたが」
「一箱貰いました」
「どう見てもラベルが酒なんだが」
「お気になさらず。いま器を」
「いや、要らん」
そのまま瓶に口をつけ一息に飲み干すアルフォンス。
「悪くない安酒だな。安心して通れ」
「……色々とツッコミたいが置いておこう。どうです旦那?」
「どうとは?」
「鈍いですねぇ、これなら昼間から仕事中に堂々と酒が呑めるってことですよ」
「成る程、魅力的だな。何を望む」
「賄賂を渡したい訳じゃないですよ。只、代わりと言っては何ですがね、新しく入った酒の味の噂をそれとなく流してほしいんです。ついでに、いつもの酒場で少し「高い」酒でも買っていただけると幸いです」
「良かろう、役人から飲んだくれまで満遍なく流してやる。それと「度数の高い」酒を卸しておけ、「いくらでも」呑んでやる」
「おっ上手い、座布団一枚。流石は酒豪だ頼りになる」
こうしてアルフォンスは、海亀のスープの確認として大好きな酒を嗜みながら、門番の任を死に至るその日までやり遂げていったのだった。
ウミガメのスープの代替品として酒の流通が増えた為、新しい酒を仕入れて売ろうとした酒屋。国中に宣伝するには金が掛かるし、けちり過ぎては意味がない。そこで、国一番の酒豪でもあるアルフォンスに取引を持ちかけたのだった。
元ネタは落語の「禁酒番屋」超面白い。紙で読むなら「異世界落語」。
[20年09月29日 14:35]
門番の任を引き受けて数日、周辺諸国にもお触れが行き渡り、始めて来る商人でもなければ海亀のスープを持ち込むものは居ないほどになった。
「その馬車止まりなさい」
「へい」
「積み荷は……酒か。既に知っているとは思うが、現在此の国に海亀のスープ持ち込むことは禁じられている。手荷物でも許されぬ故に注意しろ」
「承知しておりますよ。アルフォンスの旦那」
「おぉ、お前は酒問屋のバルキンか」
バルキンはアルフォンスが馴染みの酒屋に酒を下ろしており、それなりに長い付き合いがあった。
「はい。しかし、大変ですねぇ国王の心中は分かりますが、如何せん厳しすぎませんか?」
「うむ、だがあの場で無下に否定すれば国王の心は壊れてしまっただろう。しかし、本当に誰か国外の者が処罰されては戦争にまで繋がりかねん。儂が死ぬまでの間だどうか許してくれ」
「構いませんよ、お陰さまで酒がよく売れそうですからね。いつもの倍は捌けるでしょう」
「確かにな、儂も晩酌の回数が増えたものだ。通って良いぞ」
「それでは遠慮なく……あ、そうだ。旦那ちょっと待ってくれ!」
「何だ?」
「いえ、ここに来る前に仲間から貰い物をしまして。それがもしやすると海亀のスープかもしれません。確認して頂けますか?」
何か企んでいることは表情から感づいたアルフォンスだが、一旦流して付き合うことにした。
「分かった、どれだ」
「これです」
「……いまどう見ても商品の箱から出てきたが」
「一箱貰いました」
「どう見てもラベルが酒なんだが」
「お気になさらず。いま器を」
「いや、要らん」
そのまま瓶に口をつけ一息に飲み干すアルフォンス。
「悪くない安酒だな。安心して通れ」
「……色々とツッコミたいが置いておこう。どうです旦那?」
「どうとは?」
「鈍いですねぇ、これなら昼間から仕事中に堂々と酒が呑めるってことですよ」
「成る程、魅力的だな。何を望む」
「賄賂を渡したい訳じゃないですよ。只、代わりと言っては何ですがね、新しく入った酒の味の噂をそれとなく流してほしいんです。ついでに、いつもの酒場で少し「高い」酒でも買っていただけると幸いです」
「良かろう、役人から飲んだくれまで満遍なく流してやる。それと「度数の高い」酒を卸しておけ、「いくらでも」呑んでやる」
「おっ上手い、座布団一枚。流石は酒豪だ頼りになる」
こうしてアルフォンスは、海亀のスープの確認として大好きな酒を嗜みながら、門番の任を死に至るその日までやり遂げていったのだった。
ウミガメのスープの代替品として酒の流通が増えた為、新しい酒を仕入れて売ろうとした酒屋。国中に宣伝するには金が掛かるし、けちり過ぎては意味がない。そこで、国一番の酒豪でもあるアルフォンスに取引を持ちかけたのだった。
元ネタは落語の「禁酒番屋」超面白い。紙で読むなら「異世界落語」。
[20年09月29日 14:35]
1+
[5043]sennrinn
Yes 最終的に酒をたくさん手にいれました。「届けられた」だとニュアンスが少し違います。
Yes 新しい酒の味を噂で広めました。
酒屋の取引はアルフォンスに酒を渡す代わりに、その酒の宣伝をする。と言うものです。
残る問題は受け渡しの方法。
[20年09月29日 07:42]
Yes 最終的に酒をたくさん手にいれました。「届けられた」だとニュアンスが少し違います。
Yes 新しい酒の味を噂で広めました。
酒屋の取引はアルフォンスに酒を渡す代わりに、その酒の宣伝をする。と言うものです。
残る問題は受け渡しの方法。
[20年09月29日 07:42]
[5033]sennrinn
No ですが売り上げに貢献しました。
No 酒屋が禁止に伴い需要が増えることを見越しました。
No ○○○を○○て、酒の消費を促しました。[編集済]
[20年09月27日 19:27]
No ですが売り上げに貢献しました。
No 酒屋が禁止に伴い需要が増えることを見越しました。
No ○○○を○○て、酒の消費を促しました。[編集済]
[20年09月27日 19:27]
[5031]アルバート
・アルフォンスは他人に酒を売り付けましたか?
・アルフォンスに酒の需要が増すことを見越してスープ禁止に賛成しましたか?
・アルフォンスが酒屋と共謀したのは、「スープを禁止して代わりに酒の需要を増やす」ことですか?
[20年09月27日 18:29]
・アルフォンスは他人に酒を売り付けましたか?
・アルフォンスに酒の需要が増すことを見越してスープ禁止に賛成しましたか?
・アルフォンスが酒屋と共謀したのは、「スープを禁止して代わりに酒の需要を増やす」ことですか?
[20年09月27日 18:29]
1+
[5020]アルバート
・アルフォンスはスープと引き換えに酒を得ましたか?
・スープを作るのに酒が必要ですか?
禁酒番屋の酒がスープに置き換わったと思ってたから、他の飲み物という発想がなかなか出ませんでしたw
[20年09月26日 23:44]
・アルフォンスはスープと引き換えに酒を得ましたか?
・スープを作るのに酒が必要ですか?
禁酒番屋の酒がスープに置き換わったと思ってたから、他の飲み物という発想がなかなか出ませんでしたw
[20年09月26日 23:44]
1+
[4998]sennrinn
こちらも承知しました。
No アルフォンスは門番でありながら私欲を満たしました。
YesNo 重要ではありません。彼も回復薬としては使用していました。
Yes ですが、重要ではありません。[編集済]
[20年09月24日 22:53]
こちらも承知しました。
No アルフォンスは門番でありながら私欲を満たしました。
YesNo 重要ではありません。彼も回復薬としては使用していました。
Yes ですが、重要ではありません。[編集済]
[20年09月24日 22:53]