その擁護は偽善になっている。思慮が足りない

不倫被害にあったカメオ。今まで妻の為に尽くしてきたのに、彼は裏切られた。相当なショックを受けていた。夫婦共に芸能人だったこともあり、メディアでの報道もされ、SNSではカメオを擁護し妻を避難する投稿が相次いだ。
しかし、それは逆にカメオを追い詰めた。今はそっとしていてほしいのに、メディアが更には面識も何もない人々がそれを許さない。
「本当に僕のことを可哀想だと思っているなら、本当に思ってくれているなら、むやみやたらに声をあげないでくれ。なぜ、この報道や投稿が、傷口に塩を塗っていることに気付かないのだろうか。ましてや、赤の他人の家庭内事情なんだから、好き勝手言ってんじゃねーよ。ほっといてくれ。コメンテーターだ何だか知らないけど思慮が足りない人の何て多いことだろうか。」

傷口に塩を塗られ、憤りを感じつつ更に追い詰めたカメオであった。

略解
本人は擁護しているつもりでも、傷口に塩を塗っていることに気づかない人々の多さとその思慮の足りなさに憤りを感じている。

※芸能人の浮気や不倫が発覚するといちいちメディアが取り上げて、街の人々にインタビュー等していますがあれに何の意味があるのでしょう。答えている人もいったい当事者の何を知っているのでしょう。芸能人だからと言って法的処罰があるわけでもないのに、家庭内事情を本人の意思を無視して茶化すように報道して良いものなのでしょうか。この問題は今のあの不倫問題を題材にしてしまいましたが、被害者側が表だって何もしていない以上、当事者や親族ならまだしも赤の他人が公共の場で加害者を非難することも被害者側を擁護する、ましてや可哀想なんて発言するなど表面上だけの思慮が足りないと思います。励ましの言葉が当事者には刃になることなんてざらにあるのに。本当にそう思っているなら、思うだけにして表に出さず静観するべきだと思うのです。