買い物を終えて二人で歩いていると、急に友人が叫んだ。
「大変だ!家が燃えてる!」
僕はまさかと思ったが、見てみると本当に友人の家が燃えていた。
「妹を助けないと!自分の部屋にいるんだ!」
友人はそう言うと、買い物袋を放りだしてドアの方へ駆け出した。
僕はパニックになっている友人を必死におさえた。そしてその場にいるように伝えると、急いで彼の妹の部屋へと向かった。
僕は部屋で気を失っていた妹を抱えて燃え盛る家から脱出することができた。
幸いにも彼女はすぐに意識を取り戻し、大した怪我をせずに済んだ。
しかし友人は少しも嬉しそうな顔をしなかった。
一体なぜ?
ちょっと遅くなりましたが、0時までpcの前にいます。
僕が妹の部屋を知ってたので僕と妹が付き合っている事に気付いて、友人は複雑な気持ちになりましたか?
No 部屋の位置は元々知っていました。
火事なのでドアノブが熱くなって危険なので僕は外側からベランダに上がって二階の妹の部屋に行ったが、あまりにも侵入がスムーズだったのでいつもそうやって入ってるのがバレましたか?
No ベテラン侵入者ません。
妹「何勝手に私の部屋に入ってんのよ!」っと妹に嫌われて口をきいてもらえなくなりましたか?
No 彼女はおとなしく救助されました。
妹がお兄ちゃんよりもお兄ちゃんの友人に恋をしたのでお兄ちゃんはショックですか?
No 妹が僕をどう思っていたかは話の中では語られません。
妹は妹の部屋に居たのに友人が『自分の部屋に』と言ったので僕は友人の部屋に向かってしまい手をくれですか?
No 僕はちゃんと友人の発言をくみ取って妹の部屋に直行しました。
友人は僕のことが好きであり、僕が妹のことを好きと知ってしまったのでショックを受けましたか? [編集済]
No お兄ちゃんはショックを受けません。しかし、僕は妹のことが好きでした。 [良い質問]
問題文の僕は僕っ子で、幸いにも『彼女』はすぐに意識を取り戻し、大した怪我をせずに済んだ。彼女の事であり記憶を失っており友人のことを覚えていませんか?
No 僕は男です。
友人は僕が妹のことを好きだから助けに行ったのをよく思わなかったので嬉しそうじゃなかったのですか?
No 友人は僕が妹を好きなのを良く思いませんでした。しかし友人はそもそも…… [編集済] [良い質問]
僕は妹を連れ窓から脱出したものの友人は僕の言葉を守ってドアの前で言われたとおり待っていますか?
Yes 友人はドアの前にいます。友人はどうなったでしょう。 [編集済] [良い質問]
ま~た、妹の悲劇のヒロインを演じて運命的な演出のために家を燃やされましたか?(´・ω・`)
No 妹にとっては思わぬ事故でした。
友人は妹のことを好きだったので、僕が妹のことを好きなことをよく思わなかったのですか?
No 詳しい理由は解説では言及されませんが、友人は僕の妹への想いを快く思いませんでした。
友人は死んでしまったので嬉しそうな顔はできなくなっていましたか?
Yes 友人は死にました。どうやって死んだかが分かればFAです。 [良い質問]
友人はドアを開けてバックドラフト現象によって大怪我を負い、そのため僕が妹を助けに行き、戻ってきたときにはもう友人は死んでいましたか?
No バックドラフトません。
( ゚д゚)ハッ! 買い物袋はパラシュートとして使って空から落下していたので友人はそのまま落ちていきましたね?
No! 軽いな友人!
妹を助けに行きたかった僕は友人と乱闘になり、友人をボコボコにしてから妹を助けに行ったので、怪我を負った友人はそのまま死んでしまいましたか?
No
殺害現場は友人の家の中ですか?妹は気を失っているので気づかなかったのではないですか?
Yes 僕は家の中で友人を殺害して逃げました。正解を出します。 [正解]
必死に抑えた時に友人に投げ技をかけ、友人はドアをぶち抜いて炎の中へ→燃えているのをスルーして妹を助けたとかそんな感じですか?
No そもそも僕たちは家の中にいたのです。
参加者一覧 9人(クリックすると質問が絞れます)
・火事を見つけた時、僕と友人は家の中にいた
・僕は部屋を出ようとする友人を襲い、燃える家の中に友人を置き去りにして妹と逃げた
-解説-
僕は友人の妹に想いを寄せていた。
今日は彼女の誕生日。僕と友人と彼女の3人でバースデーパーティをする予定だった。
そして、パーティの後で僕は彼女に告白するつもりだった。
友人との買い出しの途中、彼女に想いを伝える前に僕は彼にそのことを打ち明けた。
友人はきっと僕を応援してくれるだろうと思ったのに、彼は決して許さないと言った。
彼に言わせれば僕は最愛の妹に近づく悪い虫の一人だったという訳だ。
友人の家に帰ってきてからも彼は僕の話を聞こうとせず、僕は彼の後ろを黙って歩いていた。
ダイニングを抜けてキッチンに差し掛かったところで、前にいた友人が叫んだ。
「大変だ!家が燃えてる!」
僕はまさかと思ったが、見るとキッチンの壁が天井までごうごうと燃えていた。
恐らく出火の原因は、出掛ける前に彼が窓際に置いて行ったペットボトルが外の光を集めたせいだ。
この分では今から消火するのはとても無理だろう。
……チャンスかもしれない。
これは事故だ。そして彼がこの事故で死ねば、誰も僕を邪魔する者はいない。
「妹を助けないと!自分の部屋にいるんだ!」
友人は買い物袋を放り、半ばパニックでダイニングのドアへ駆け出した。
彼を行かせるわけにはいかない。僕は咄嗟に手に持ったワイン瓶で彼を殴った。
友人は不意を突かれて床に倒れこんだ。しかしそれでも尚ドアへ向かおうとする。
止めを刺さなくては。僕はソファにあったクッションで彼の顔を必死に押さえた。
「お前はそこにいろ。」
動かなくなった彼に僕はそう言い残し、急いで友人の妹の自室へと向かった。
部屋で気を失っていた彼女を抱えて、僕は二人で家から脱出した。
外へ出た時には火は家中に回っており、救急車を呼んで消火作業が済んだ頃には家はほぼ全焼していた。
彼女は脱出後すぐに意識を取り戻し、僕も彼女も大した怪我は無かった。
――そして消し炭の中で発見された友人の死体は焼けただれ、僅かに読み取れたその表情は驚きと苦痛に歪んでいた。
兄の死に打ちのめされている彼女を、僕はこれから一生懸命支えていくつもりだ。
・僕は友人の妹が好きだった
・友人は死んだ
・友人は焼死したが、僕によって外傷を負わされている
・僕は友人を襲った
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