GeographicなExamination

明日の地理の試験、はっきり言って、七子はこれ以上ないくらいに勉強した。もうなんというか、頭の中が三角点でいっぱいになるくらいである。

だが、七子は極度の心配性。得意科目であるはずの地理で、良い点数をとれるか不安で不安で夜も眠れない。

そう、夜も眠れない。。。

このまま寝ないと、明日は頭が働かない。焦った七子は、地理から目を背けようと、明後日の教科、英語に手を出した。

｢明後日の英語は…えっと…リスニングが全然勉強してない…。｣

英語は、七子にとって打って変わって大の苦手教科。リスニングなんて、宇宙との交信レベルで解らない。

｢I wonder if he take the train or not. …えーっと？えーっと？…駄目だ全然解らないよぉ…(TT)｣

難しすぎる英語に手を出した七子は地理から頭が離れ、序でに言えば、そのまま寝落ちた。

(+.+)(-.-)(__)..zzZZ

翌日。

七子にとって地理はやはり余裕だった。しっかり寝て、頭が働いていれば満天など容易い。

｢やったー！これなら良い点数が取れる！｣

手応えバッチリの七子。

…ただ、明日の試験のことまでは、知らないのですが…。


つまり…？
七子は地理は得意。苦手教科の英語のリスニングを勉強することで眠くなり、緊張から徹夜することが無くなったので、当日は全力が出せた。

おわり。