この世界に絶望する少女に、神が提案をした。
「どんな願いでも、一つだけかなえてあげよう」
少女は「この世界からすべての戦争をなくしてほしい」という願いを伝えた。
その後、少女が見た世界は、建物は崩され、田畑は荒れ果て、空は曇り、海は荒れる、人が住む場所はどこにもないような、地獄のような光景だった。少女の願いが叶ったのか、戦争の気配すらない。
当然ながら、少女は「こんなはずじゃない」と神に迫った。
しかし、神は少女が望んだ願い通りに願いを叶えている。
一体どういうことだろう?
「どんな願いでも、一つだけかなえてあげよう」
少女は「この世界からすべての戦争をなくしてほしい」という願いを伝えた。
その後、少女が見た世界は、建物は崩され、田畑は荒れ果て、空は曇り、海は荒れる、人が住む場所はどこにもないような、地獄のような光景だった。少女の願いが叶ったのか、戦争の気配すらない。
当然ながら、少女は「こんなはずじゃない」と神に迫った。
しかし、神は少女が望んだ願い通りに願いを叶えている。
一体どういうことだろう?
No.8[とろたく(記憶喪失)]09月23日 15:3309月23日 15:36
願いを叶えたあとの世界は現代の地球でも成立しますか? [編集済]
YES ただし問題文のような非現実要素を含みますが。
No.11[とろたく(記憶喪失)]09月23日 15:3409月23日 15:36
少女が戦争をなくしてほしいと思った理由は重要ですか? [編集済]
NO 戦争をしている世界で産まれたので、戦争がなくなってほしいと思って願いました。
No.14[ブラダマンテ]09月23日 15:4309月23日 15:47
少女は「この世界からすべての戦争をなくしてほしい」と、この文言通りに神様に願いを言いましたか? [編集済]
YES そして神は、少女が望み願った通りの「戦争が無い、平和な世界で平和に暮らす」という、少女が納得する形で願いを叶えています。 [編集済]
17 (コメント欄にありますが)重要な質問だったので修正前の質問を再掲載しておきます。
「少女は最終的に平和な世界で暮らしましたか?」[編集済]
「少女は最終的に平和な世界で暮らしましたか?」[編集済]
No.21[遠木ピエロ]09月23日 16:1209月23日 16:13
願いをかなえてもらった当初、少女はその荒廃した世界に満足していましたか?
NO! 荒廃した世界には満足していませんし、「願いをかなえてもらった当初」というのは…… 重要! [良い質問]
No.22[とろたく(記憶喪失)]09月23日 16:1409月23日 16:16
そもそも神は「その後~」で表記された世界にすぐ変えましたか? [編集済]
YES! 「それは何故?」 重要!※解釈違い注意 [編集済] [良い質問]
22 質問者の意図を考えると恐らく「NO」が正しいと思われます。「すぐに」の解釈によっては。
時系列を整理しましょう。
1.少女は戦争がある世界で産まれた
2.少女は「戦争をなくしてほしい」と願った
3.神は願いを叶え、少女は戦争のない平和な世界で平和に暮らした。
4.……
5.少女は荒廃した世界にいる。「こんなはずじゃ……」と思いながら。
1.少女は戦争がある世界で産まれた
2.少女は「戦争をなくしてほしい」と願った
3.神は願いを叶え、少女は戦争のない平和な世界で平和に暮らした。
4.……
5.少女は荒廃した世界にいる。「こんなはずじゃ……」と思いながら。
No.26[とろたく(記憶喪失)]09月23日 16:4309月23日 16:49
平和な世界を叶えたのでその大きさに見合った代償で平和な世界をあげましたか?
NO? 「平和な世界をあげる」というのはつまり?
「代償」というよりは「バックファイア(反動)」と言うべきでしょうか。要するに何かを支払うというよりも、マイナスの側面がでること、と考えるとすぐに出てくると思います。
どうやらこの願いの代償というのは、想像を絶するものだったようです。[編集済]
どうやらこの願いの代償というのは、想像を絶するものだったようです。[編集済]
No.31[ENE]09月23日 17:0009月23日 17:02
「代償」は平和すぎたために生じたものですか?
NO! そうではなく「願いを叶える(叶えた)ための代償」です。 [編集済] [良い質問]
No.34[とろたく(記憶喪失)]09月23日 17:0509月23日 17:07
平和な世界には、人類の意識や記憶ごと戦争という概念を失くすという意味も含まれますか?
YESNO そのような解釈でもかまいません。
難しく考える必要はありません。
22、25、そして9(これは「願いを叶えるための代償がある」という点)と問題文の内容から、複雑なことを考えずにまとめればOKです。[編集済]
22、25、そして9(これは「願いを叶えるための代償がある」という点)と問題文の内容から、複雑なことを考えずにまとめればOKです。[編集済]
ちなみに神は少女に「願いをかなえるためには代償が必要」ということまでは言っていましたが、代償の内容については伝えていませんでした。
で、その「代償」というのは……[編集済]
で、その「代償」というのは……[編集済]
参加者一覧 7人(クリックすると質問が絞れます)
全員
キャノー(3)
とろたく(記憶喪失)(20良:4)
ブラダマンテ(4良:1)
元灯台暮らし(1)
遠木ピエロ(7良:2正:1)
ENE(4良:1正:1)
ガキさん(1)
国同士のいがみ合いに、一般市民はどうこう言うことは出来ない。
国が戦えと言えば、戦うしかない。戦わなければ国が滅び、自らの居場所を失くすからだ。
そして、戦争で犠牲になるのはいつも一般市民だ。殺したくもない相手も、相手が殺しに来るという理由で殺さねばならない。そうでなければ、自分が殺される。
少女はそんな環境で育ってきた。食べる物も少なく、銃声に怯える日々。それが、産まれてから、ずっとだ。
そして、父はこの戦争に巻き込まれて戦死、母もやつれ果て、友人も失った。
「こんな戦争、無くなればいいのに……」
毎日のように思っていたことだ。
そんなある日、一人の少年が少女の元にやってきた。
「僕は希望を叶える神だ。君には、叶えたい望みがあるね?」
神と名乗る少年に、少女は疑いながらも頷く。
「ならば言ってごらん。どんな願いでも、ひとつだけ叶えてあげよう。もちろん、歪んだ結果や望まない結果などない、君が理想とする願い通りに」
少女は少し戸惑った。本当に願いが叶うのなら、叶えてもらいたい。しかし、そんなうまい話があるわけがない。何か、あるのではないだろうか。
「大丈夫、言うだけならただだって。さあ、どんな願いを叶えてもらいたい?」
「……なくしたい」
少女は、力なく呟く。
「戦争を、なくしてほしい。この世界の、すべての戦争を」
少女の願いを聞き、少年はほほを緩める。
「フフ、なるほど、確かにこんな状況だと、そのような願いを持つのも無理はない。でもその願いを叶えると、きっと君は後悔することになる」
「……後悔?」
「よくある話さ。願いを叶えるには代償が必要だ。恐らく、この願いをかなえると大きな代償を払うことになるだろう。さあ、どうする?」
少女は迷った。痛い思いをするかもしれない。苦しい思いをするかもしれない。もしかしたら、命を落とすことになるかもしれない。
でも、だとしても……
「代償なんて怖くない。世界から戦争がなくなるなら」
「……そう。強い意思を持っているね。じゃあ、叶えてあげよう。君の、君が考える望み通りの願いを」
少年がそう言うと、あたりが光に包まれた。
少女が目覚めると、そこには見慣れた天井があった。ここは、少女の家だ。
よい匂いにつられて出てみると、キッチンでは元気な母の姿があった。
「あら、おはよう」
「お母さん……戦争は?」
「何言ってるの。ずいぶん前に終わったじゃない。そう、怖い夢でも見たのね」
母はそう言うと、テーブルに朝食を準備した。
そうか、願いが叶ったんだ。少女はあまりの嬉しさに、涙を流した。
「さて、願いを叶えてあげたんだ。そろそろ代償を払ってもらうよ」
戦争のない日々を堪能して数日後、少年が少女の元を訪れた。
たった数日だったが、幸せな日々だった。この先、戦争のない世界で、母は幸せに暮らしていける。仲良くなった友達も、ずっと元気でいられるだろう。
なら、私の身体なんて、命なんて、魂なんてどうでもいい。どんあ代償であっても受け入れられる。
そう思いながら、少女は少年をにらみつけた。
「……いいわよ。どんな代償でも、払ってあげる」
「いい覚悟だ。じゃあ、遠慮なくいかせてもらうよ」
少年がそう言うと、再び光が当たりをつつんだ。
「お母さん、みんな、さよなら。私、幸せだった……」
少女が目を開けると、そこは地獄のような光景だった。
建物は跡形もなく崩れ、あちこちで火の手が上がっている。海を見れば荒れた高波が幾度となく海岸に襲い掛かり、空は黒い雲で覆い尽くされている。
辺りには人はおろか、動物の気配すらない。それどころか、草一つ生えていなかった。
「……どうして……」
そんな景色を見て、少女は数歩歩いただけで膝から崩れ落ちた。そこには、戦争が終わって平和になった世界など、どこにもない。
「……だから言ったじゃない。願いを叶えたら、きっと後悔するって」
「どうして……こんなことって……こんなはずじゃ……」
「これが代償だよ。戦争なんて、人がいる限り……正確には、人の意見が食い違う限り、どこかで起こる物さ。そんなものを失くそうとすれば、このくらいの代償がないとね」
神と名乗る少年は、次々と少女に非情な現実を語る。
「そう、戦争をなくす願いの代償は、この世界の崩壊。それぐらいの代償が必要なくらい、戦争というものは、根本的に解決しないものさ。君一人だけの問題だと思った? 残念だね」
泣き崩れる少女に、さらに少年は追い打ちをかける。
「そうそう、代償はそれだけじゃないよ。戦争をなくす、なんて大そうな願いを望んだ君は、しばらくこの世界で生きてもらう。まあ、僕の言うしばらくが、人間の世界でどのくらいのものかは知らないけどね」
そう言って、少年はどこかに行ってしまった。
せめてどこかで、戦争がない平和な世界があるなら、少女の払った代償は、軽いと思えたかもしれないが……
要約:願いの代償が世界の崩壊だったから。
国が戦えと言えば、戦うしかない。戦わなければ国が滅び、自らの居場所を失くすからだ。
そして、戦争で犠牲になるのはいつも一般市民だ。殺したくもない相手も、相手が殺しに来るという理由で殺さねばならない。そうでなければ、自分が殺される。
少女はそんな環境で育ってきた。食べる物も少なく、銃声に怯える日々。それが、産まれてから、ずっとだ。
そして、父はこの戦争に巻き込まれて戦死、母もやつれ果て、友人も失った。
「こんな戦争、無くなればいいのに……」
毎日のように思っていたことだ。
そんなある日、一人の少年が少女の元にやってきた。
「僕は希望を叶える神だ。君には、叶えたい望みがあるね?」
神と名乗る少年に、少女は疑いながらも頷く。
「ならば言ってごらん。どんな願いでも、ひとつだけ叶えてあげよう。もちろん、歪んだ結果や望まない結果などない、君が理想とする願い通りに」
少女は少し戸惑った。本当に願いが叶うのなら、叶えてもらいたい。しかし、そんなうまい話があるわけがない。何か、あるのではないだろうか。
「大丈夫、言うだけならただだって。さあ、どんな願いを叶えてもらいたい?」
「……なくしたい」
少女は、力なく呟く。
「戦争を、なくしてほしい。この世界の、すべての戦争を」
少女の願いを聞き、少年はほほを緩める。
「フフ、なるほど、確かにこんな状況だと、そのような願いを持つのも無理はない。でもその願いを叶えると、きっと君は後悔することになる」
「……後悔?」
「よくある話さ。願いを叶えるには代償が必要だ。恐らく、この願いをかなえると大きな代償を払うことになるだろう。さあ、どうする?」
少女は迷った。痛い思いをするかもしれない。苦しい思いをするかもしれない。もしかしたら、命を落とすことになるかもしれない。
でも、だとしても……
「代償なんて怖くない。世界から戦争がなくなるなら」
「……そう。強い意思を持っているね。じゃあ、叶えてあげよう。君の、君が考える望み通りの願いを」
少年がそう言うと、あたりが光に包まれた。
少女が目覚めると、そこには見慣れた天井があった。ここは、少女の家だ。
よい匂いにつられて出てみると、キッチンでは元気な母の姿があった。
「あら、おはよう」
「お母さん……戦争は?」
「何言ってるの。ずいぶん前に終わったじゃない。そう、怖い夢でも見たのね」
母はそう言うと、テーブルに朝食を準備した。
そうか、願いが叶ったんだ。少女はあまりの嬉しさに、涙を流した。
「さて、願いを叶えてあげたんだ。そろそろ代償を払ってもらうよ」
戦争のない日々を堪能して数日後、少年が少女の元を訪れた。
たった数日だったが、幸せな日々だった。この先、戦争のない世界で、母は幸せに暮らしていける。仲良くなった友達も、ずっと元気でいられるだろう。
なら、私の身体なんて、命なんて、魂なんてどうでもいい。どんあ代償であっても受け入れられる。
そう思いながら、少女は少年をにらみつけた。
「……いいわよ。どんな代償でも、払ってあげる」
「いい覚悟だ。じゃあ、遠慮なくいかせてもらうよ」
少年がそう言うと、再び光が当たりをつつんだ。
「お母さん、みんな、さよなら。私、幸せだった……」
少女が目を開けると、そこは地獄のような光景だった。
建物は跡形もなく崩れ、あちこちで火の手が上がっている。海を見れば荒れた高波が幾度となく海岸に襲い掛かり、空は黒い雲で覆い尽くされている。
辺りには人はおろか、動物の気配すらない。それどころか、草一つ生えていなかった。
「……どうして……」
そんな景色を見て、少女は数歩歩いただけで膝から崩れ落ちた。そこには、戦争が終わって平和になった世界など、どこにもない。
「……だから言ったじゃない。願いを叶えたら、きっと後悔するって」
「どうして……こんなことって……こんなはずじゃ……」
「これが代償だよ。戦争なんて、人がいる限り……正確には、人の意見が食い違う限り、どこかで起こる物さ。そんなものを失くそうとすれば、このくらいの代償がないとね」
神と名乗る少年は、次々と少女に非情な現実を語る。
「そう、戦争をなくす願いの代償は、この世界の崩壊。それぐらいの代償が必要なくらい、戦争というものは、根本的に解決しないものさ。君一人だけの問題だと思った? 残念だね」
泣き崩れる少女に、さらに少年は追い打ちをかける。
「そうそう、代償はそれだけじゃないよ。戦争をなくす、なんて大そうな願いを望んだ君は、しばらくこの世界で生きてもらう。まあ、僕の言うしばらくが、人間の世界でどのくらいのものかは知らないけどね」
そう言って、少年はどこかに行ってしまった。
せめてどこかで、戦争がない平和な世界があるなら、少女の払った代償は、軽いと思えたかもしれないが……
要約:願いの代償が世界の崩壊だったから。
19年09月23日 15:21
[レアスカーフ]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:1
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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Goodって?
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
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