恐喝募金

カメオは宝くじを買ったのだが、ついこの前妻のカメコに宝くじを買っていることがバレてしまい、二度と買わないよう約束させられていた。
そのことを思い出したカメオは、たまたま近くで募金活動をしている人がいたので、買ってしまった宝くじを有効に処理すべく、募金箱に宝くじを入れた。
その時に一応番号だけはメモしておいたのだが、なんとその宝くじは1等の3億円の当たりくじであった。
何はともあれこれで怒られることはなくなった...と思いきや、宝くじを処理して安心しきっていたカメオは、番号を書いた紙を隠すのを忘れていた。
夫がまた宝くじを買っていないかチェックしていたカメコはこの紙を見つけ、何の気なしに確認してみたら3億当選の事実を知った。
カメオに対してこの宝くじを出すように迫ったが、カメオから募金したとの話を聞いて思わず激怒したのだ。
一方その頃、募金を確認していて宝くじを見つけたウミオも3億当選の事実を知った。
「これで息子の手術ができる...誰か分からないけどありがとう...」