なぜだろう。
普通のウミガメですが、質問数制限をかけたかったので新形式に。
引きこもりで、料理などまずすることがなかった男が、突然思い立ってチャーハンを作ってくれたので、女(=母親)はそのチャーハンを食べて感涙しましたか? [後92回]
いいえ
男は女の父親で、女の母親が死んでしまい男が代わりに炒飯を作った。それを食べた娘は母親がいない事を改めて感じ泣いたのかナ? [後89回]
いいえ
男は一度記憶喪失していますか? [後81回]
はいといっても成り立ちますが、いいえです(ミスリード注意、これに関しては深く考えなくていいと思います) [編集済] [良い質問]
一時怪我や病気でチャーハンを作ることのできない状態となった男が、回復してチャーハンを作れるまでになったことに女は感動して泣きますか? [後79回]
いいえ
男は脳に障害を持っていたのかナ? [編集済] [後74回]
はい。持っていたという表現が適当かは微妙なところです [良い質問]
男がふと作ったチャーハンの味が記憶喪失になる前に作ったチャーハンと同じ味だったから「本当に記憶が戻ったんだね・・・」と喜び泣いたのかナ? [後73回]
いいえ。しかしちょっと惜しいです [良い質問]
27 「男がふと作ったチャーハンの味が記憶喪失になる前に作ったチャーハンと同じ味だった」ですか? [後72回]
はい [良い質問]
男は認知症が進行し、以前はよく作っていたチャーハンも作れなくなってしまった。ところがある日思い立ったように作ったチャーハンが昔と同じ味で、女はまたこのチャーハンを食べられたという喜びと男の記憶が失われていく悲しみがない交ぜになって泣いてしまいましたか? [後71回]
半分正解です。 [良い質問]
男は味覚に障害があり自身で味は判らないが、そんな状態で作ったチャーハンが以前作ってくれた思い出の味を再現出来ている事に女は泣いていますか? [後70回]
いいえ
男の現状が理解できた今、そちらに焦点を絞るのもありかもしれません。
最後は男と女を取り巻く環境と詳しい関係に絞ってみてください!
男と女以外にこの問題の原因になる関係者はいますか? [後63回]
はい。ですがちょっと微妙なラインで、その人がなにかをしたせいでこうなったのかというと、少し違います [良い質問]
認知症の父親が何となく作ったチャーハンの味が認知症になる前と変わらなかった為「ああ、やっぱりお父さんの味だ・・・」と女は泣き出したのかナ? [後62回]
はい。せっかくなのあとちょっと掘り下げてください! [良い質問]
父親は女の事がだれかわからないレベルまで認知症が進んでいたけれど料理の味は変わらなかったから「やっぱりお父さんはお父さんだ・・・」と泣いたのかナ? [後61回]
正解です! [正解]
参加者一覧 12人(クリックすると質問が絞れます)
共働きで、食事は手の空いている方が作るというシステムだったこともあり、お袋の味と親父の味、両方を味わって育ってきた私が一番好きな料理は、父のチャーハンだった。休みの日の昼などに作ってもらっては、いつになっても子供のようにはしゃいで喜んだ。
母がガンで亡くなったのは、もう4年も前になる。元々父母は長く子宝に恵まれず、私は高齢出産で産まれた子だった。母が死んだとき、私は結婚を考える相手すらいないほどの若さだった。葬式では父も私も大泣きに泣いた。とは言え、私もいつまでも悲しんでいては母も浮かばれなかろうと、なるたけ気丈に振る舞おうと努めた。
だが、長きを共にしてきたパートナーを失った父の悲しみは癒えず、それからまるで人が変わってしまった。
私に暴力を振るうようになり、酒に溺れ、警察のお世話になる回数も増えていった。日に日に、父の目から生気が消えていった。
私は早く独立することを考えるようになっていった。だがその矢先、父が認知症を発病。他にも複数病気を発病して、介護が必要になり、ついには口も利けなくなってしまった。
私は父の介護を強いられることになった。他に身寄りもない。今やまるで別人だが、世話になった恩のある父を捨てて家を飛び出すわけにもいかなかった。
地獄のような日々が続いた。待ち受けていたのは、父の私への当たりが強くなった頃よりもさらに過酷な生活だった。稼ぎ手がいなくなったために働き始めた私に父の介護が追い討ちとなり、心身ともに限界を迎えつつあった。
(もう死のうか……。)
そう思い、果物ナイフと手首を見比べて何度もため息をついた。
そんなときも父は虚空を焦点の定まらぬ目で見つめていた。……だがあの日は違った。
目に暗闇を湛える私を、父がふと見つめてきた。なにか言いたそうに口をモゴモゴと動かしたあと、もう立つこともままならないはずの足でキッチンに赴き、何かを作り出したのだった。慌てて止めようと思ったが、父の手つきと作っているものを理解し、結局止めることはできなかった。
テーブルに、変わり果てた父の作ったチャーハンが置かれる。手で合図し、私に食べろと言ってくる。
……一口食べて実感する。間違いなく、父が作ったあの思い出の味だ。ふと見上げると、久しく見なかった笑顔を浮かべる父がいた。
私は泣いた。そこにいた父は、間違いなく、私の知る最高の父だった。
要約:
女と女母と男(=女父)は昔は仲のいい家族だったが、男が妻との死別のあと人が変わってしまいそのまま急速に老け、記憶も霞み口も利けなくなってしまった。男との生活に疲れを見せる女に、もう話すこともできなくなってしまった男が振る舞ったチャーハンは子供の頃からの思い出の味そのままで、穏やかな顔を浮かべる父に子供の頃見た暖かい家庭の面影を見て泣いた。
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