しかし、その男はある日を境にコーヒーのみを頼む様になる。
それを見た店員のカメコは複雑な気持ちになった。
なぜ?
忙しいので返信遅くなるかもです
おせんべいじゃなく、おまんじゅうでも成立しますか?
んーNOですかね。明らかにコーヒーと食べ合わせが悪いものならYES [良い質問]
そのおせんべいはカメコのお手製であり、わりと評判が良かったのである日「店員カメコのお手製おせんべい」とメニューに明記したところ、常連さんが頼んでくれなくなったので「あ、私のお手製は嫌なのね。潔癖症なのかしら。別に良いけどね、気があったわけじゃないし。でもちょっと癪じゃない?」といった複雑な感情に見舞われましたか?
NO。全く失礼しちゃうわ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
コーヒーを。それと隣のレディにせんべいを。と頼んでいた常連紳士。しかしそのレディ(毎日ほうじ茶を飲んでたおばあさん)が高齢のため来店しなくなり、その紳士もせんべいを頼まなくなった様子をみて、少し物悲しくなりましたか?
NO。あちらのお客様からです( - v -)/Σ三三三3Y
常連は店内でコーヒーを飲み、持ち帰りでおせんべいを買っていたが、おせんべいを頼まなくなったので「おせんべいをあげる相手がいなくなってしまったのかな…」と思いましたか? [編集済]
NO。孤独ヨヨヨ……(◞‸◟)
コーヒーとせんべい、という奇天烈な組み合わせを注文することで、意中の店員に覚えてもらおうというたくらみだったが、その店員が辞めちゃったので、常連紳士も無意味な行動をやめましたか?
NO。しかし、意図的に【奇天烈】にしようとした点はYES [良い質問]
男は、せんべいが売られているのにも関わらず、ある日を境に買わなくなりましたか?
YES。ある日からコーヒーのみになりました。ある日自体は重要ではないです [良い質問]
男は味覚障害だったが治ったある日からはコーヒーしか頼まなくなり、カメコは男の味覚障害が治ったのは喜ばしいが煎餅を頼まない分売り上げが下がるので複雑な気持ち ですか?
YES NO。前半の方向は正しいですが…… [良い質問]
男のことが好きだったカメコは煎餅を作り渡す時に少し話すのが楽しみだったが、男の味覚障害が治り、喜ばしい反面話す機会が無くなり複雑な気持ち ですか?
NO。彼らの関係は只の客と店員です [良い質問]
味覚障害だった男が味覚が治った途端、コーヒーとせんべいを一緒に食べなくなり、せんべいがまずいと言っているようなものだったからですか?
NO。治ったか否かは、店員にしてみればわからないのだから……
カメコ「あの人しか煎餅注文しないけど毎回頼まれるから昨日業務用の煎餅10kgセット仕入れたばっかりなのに…( ´・ω・`)」です?
NO。はぁー、在庫どうしよ('・△・`)
カメコは毎回珍しい注文をする男を面白いと観察していたので、煎餅を買わなくなってしまって複雑でしたか?
面白い以外YES。只の従業員と客の間で病気の事は知らない。けれど推測は…… [良い質問]
29よりカメコは男の味覚障害には気づいていて観察していたので、煎餅を買わなくなってしまい、症状が良くなった(または悪くなった)と考えて複雑でしたか?
YES!正解にします [正解]
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というのも、そこは国内有数の急勾配があると有名で、加えて普段人通りも滅多にない為、腕自慢のバイク乗り達がこぞって挑戦しに来るのだ。
そうなると、その山麓の小さな喫茶店が彼らの休憩所になるのは自然な流れで、普段から店には多くのバイク乗りがやってくるのだった。
その喫茶店——ラテラテと言うのだが——そこに男が一人、いかついヘルメットを被って、きっとライダーだろう、黙って入店するとカウンターの壁側の席に着いた。
応対したのは若い女、
「いらっしゃいませ」
と愛想よく声をかける。
「こちらメニューになります」
お品書きを渡しても反応がない。
「お決まりになりましたらお呼び下さい」
話しかけるが、男は特に気にせずに、ヘルメットを被ったままメニューを一瞥してコーヒーブレンド一杯だけ飲むと、さっさと出て行ってしまった。
ヘルメットを外したのは、なんとコーヒーを飲むときだけ。
朝早くの人もあまり来店してない時間帯だったので、店員一同
「こりゃ変わった客が来たもんだ」
と呆気にとられてしまった。
それからと言うもの男は毎日決まった時間にふらりと現れては、コーヒー一杯飲んで帰るを繰り返して、とうとう「ヘルメットさん」なるあだ名までつく常連さんになったという。
そんなヘルメットさんに奇妙な変化が起きたのは、五月の末のまだ涼しい頃だった。
その前の週からしばらく姿を見せていなかった男の来店だった為、一同懐かしい様な、一体何していたのか気になるような面持ちで男を見ていましたところ、
「コーヒーブレンドと、おせんべいを」
妙なオーダーだ。
普通コーヒーと煎餅なんて、いくら和洋折衷と言えど一度には食べない。
まあ、不思議がっても客の注文だ出さないわけにはいきません、サッとお出しすると、ヘルメットさんは交互にバリゴクバリゴクと完食してしまい、
「ごちそうさま」
残念そうな表情で出て行ってしまった。
「……ヘルメットさん変だったねどうしたんだろう」
店長は最後の顔も相まって、こりゃきっと応対したスタッフに不満があったのかと思い当たった。
応対したのは、若い女だった。
「こりゃ、お前さんあのヘルメットの客に何か失礼を働いたりしてないか?」
「店長ひどいですね、わたしゃ何にもしてませんよ。……あ、確かになんだか妙でしたものね、彼。今日はヘルメットも被らず脇に抱えていましたし」
「ありゃそう言えばそうだな。ヘルメットさんのあだ名変えにゃ」
「そういう事じゃないでしょうよ。きっと前の週何かあったに違いないですよ」
その次の日も、その次の日もヘルメットさんは同じ行動を繰り返した。
もう従業員の間は彼の話で持ちきりに、
「ヘルメットさんまたコーヒーと煎餅です。いやなんでしょうねコレは」
と、若い女には少し思い当たる事があった。
「店長、ヘルメットさんが来なくなった頃に、バイク事故があったの覚えてます?」
「ああ覚えてるよ。確か歩行者に驚いたバイクが転倒したってやつ」
「そう、あれってヘルメットさんじゃないでしょうか?つまり、ヘルメットさんはその事故の後遺症で、味覚障害を起こしてしまった。なんとかしようと、しょっぱい煎餅と苦いコーヒーを食べている」
「ああ、きっとそうに違いない!」
ヘルメットはトラウマで被らないのではと若い女は考えた。
そして一月が経ったある日、ヘルメットさんの注文がコーヒーだけに戻った。
若い女は
「コレは治ったという事なのか、それとも諦めてしまったのか……」
と考えて、複雑な気持ちになった。
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