亀田海子は逃げられない

要約
海子はお腹が超ピンチなのになんかイベントやってて超ピンチ。

解説
※配慮により比喩表現が多くなっております

街で急に腹部に爆発物の気配を覚えた海子は、商業ビルのいつもはひと気のない爆弾処理場へ向かった。
しかし今日に限って近くでイベントがあるらしく、恐らく物販で購入したばかりのお揃いのTシャツを持った人々が列を成していた。
こんな中では爆弾解除の任務を果たせない。第一順番がいつ回ってくるかわからない。
海子は爆弾の重みに脂汗を流しながら別の処理場へ向かった。
しかし見事にどこの処理場も行列である。みんなTシャツ持ってる。うう、また他のところを……急がないと！導火線はそう長くはない！
最後の手段は「みんなの」処理場。
幸いなことに空いていた！若干の後ろめたさを感じるものの、今は緊急事態。許されるはず！
……無事爆弾の解体に成功した海子はホッとしてドアを開けると、そこにはTシャツ持った親子が。（一見）健康そうな海子を怪訝な目で見ながら後に入っていく親子。あ、待って、そこにはまだ硝煙が！！あ、ああ〜〜(◎-◎;)

海子は逃げた。トイレで着替えんなよ病人もいるんですよ！！とイベントを怨みつつ。