異世界白雪姫

要約

女王にはとても可愛がっている白雪姫という娘がいました。

ある日、白雪姫の安否が分からなくなり、魔法の手鏡を使って
生存確認を行っていました。

白雪姫は、この国で一番美しい女王よりも美しかったので
鏡は必ず白雪姫の名前を上げました。

しかし、鏡は生者のみを対象としていました。
ある日、鏡の答えが女王だったことで、最愛の娘が死んだ事を悟り、絶望しました。






・・・白雪姫はなぜ死んだ？
そもそも、絶望するほど愛しているなら、なぜ探しにいかなかった？



詳細


「白雪姫」　

むかし、むかし、あるところにとても美しい人間の女王が治めている国がありました。

そして、女王には、たいそう可愛がっている白雪姫という
女王より大変美しい自慢の娘がいました。

しかし、彼女らは大変美しい美貌に反して
とても魔族たちに対して敵意を持っていました。

このままでは、滅ぼされると思った魔族たちは
正義のために封印された魔王様を探し出し、
彼女らの目を盗んで魔王様を復活させました。

復活した魔王様は、魔族たちから現状を聞き
大変お怒りになられました。

そして、魔王様の偉大な力によって女王の国は滅びました。

しかし、白雪姫が逃亡してしまったので
あえて女王を生かし、おとりとして使いました。

魔王様の見事な計略により、無事白雪姫は捕まり
彼女らの血と肉を使って、美味しくて楽しい宴会を開きました。

こうして、魔族たちは偉大な魔王様の元で、
何時までも幸せに暮らしましたとさ。

めでたし。めでたし。



異世界のグリム童話の白雪姫より