コンビニでバイトを始めた僕と付き合った彼女は、僕のバイトに反対していた。
その後、彼女の為にコンビニのバイトを辞めたせいで僕はフラれてしまった。
なぜ?
その後、彼女の為にコンビニのバイトを辞めたせいで僕はフラれてしまった。
なぜ?
天使はいないしあの鐘は鳴らさないコンビニのスープです。
No.12[seaza]10月03日 21:2010月03日 21:21
コンビニをやめたことで、「彼女が僕に感じていた魅力」がなくなりましたか?
No コンビニを辞めたせいではなく…… [良い質問]
No.13[とろたく(記憶喪失)]10月03日 21:3010月03日 21:33
コンビニを辞めてからやりはじめたバイトが問題でしたか?
No 僕はコンビニを辞めて正社員の仕事につきました [良い質問]
No.37[元灯台暮らし]10月03日 22:5110月03日 22:52
彼女は僕にバイトを辞めて家事等をして欲しかったが、僕はそれをバイトを辞めて正社員になってほしいのだと勘違いし、実際に正社員になってしまったので余計に忙しくなり振られましたか?
No
僕がコンビニでバイトを始めた理由はなんでしょう?
No.48[やつぎ]10月03日 23:1410月03日 23:15
彼女はミュージシャンを目指す僕を応援し、バイトを辞めて音楽に専念するよう望んでいた。が、僕は彼女との将来を理由にして、ミュージシャンの夢をあきらめて就職した。彼女はそんな僕に失望し別れを切り出した。ますか?
正解です! [正解]
参加者一覧 10人(クリックすると質問が絞れます)
全員
seaza(4良:2)
とろたく(記憶喪失)(5良:2)
こたろう(2)
二期作(4良:1)
やつぎ(5良:2正:1)
ノノナガ(2)
Lennon(11良:4)
たらふく(6良:3)
輪ゴム(8良:4)
元灯台暮らし(1)
25歳の春。僕は仕事を辞めて、夢を追うことにした。
路上でギターの弾き語りをしながら、コンビニでバイトを始めた。
弾き語りをしていても足を止めてくれる人はほとんどいなかったが、一人だけ常連ができた。
「素敵だね」
初めて僕の演奏を聴いた時に、彼女はそう言って微笑んだ。
彼女は僕の歌をとても気に入ったらしく、それから何度も聴きに来てくれた。
キラキラした顔で僕の歌を聴く彼女に、いつしか僕は惹かれていった。
やがて、僕と彼女は付き合い始めた。
彼女は僕の夢を誰よりも応援してくれた。
「アルバイトなんてしなくていいのに」
彼女はいつもそう言った。
「あなたは音楽活動に集中すべきだよ」
「でも稼ぎがゼロになるのはまずいよ」
「私が出すよ。もちろん、出世払いね」
イタズラに笑う彼女は可愛くて、僕を認めてくれるのが嬉しくて、僕はますます彼女のことを好きになっていった。
バイトを辞めるわけにはいかないと踏みとどまっていたけれど、彼女は精神的にも金銭的にも僕のサポートをしてくれた。
ミュージシャンになる。
そして彼女を幸せにする。
僕には絶対に叶えたい夢と、守らなければならない人ができた。
***
仕事を辞めて5年が経とうとしていた。
路上での弾き語り、オーディション、楽曲の持ち込み、思いつくことはやってきたが、まるで手応えはなかった。
僕は今日、30歳になった。
……けじめをつける時が、来た。
僕の誕生日を祝うという名目で、僕たちは少しおしゃれなレストランに来ていた。
出会ってから5年近く経っても、変わらず彼女は可愛らしいままだ。
デザートを食べ終えたところで、僕は話を切り出した。
「コンビニのバイトを辞めたよ」
「……!じゃあこれからは、歌を」
「正社員として仕事が決まったんだ」
「……え?」
「君を幸せにしたい。僕と、結婚してください」
夢を追う僕を応援してくれた彼女。何もない僕をずっと隣で支えてくれた彼女。
夢は叶えられなかったけれど、彼女を幸せにすることはできるはずだ。
今日のこのレストランも彼女が支払いをしてくれる。
今まで彼女の優しさに甘えてきたけれど、ずっとこのままってわけにはいかない。
これからは、僕が、
「ごめんなさい……」
彼女は消えそうな声でそう言った。
「私は、歌っているあなたが、夢を追うあなたが、好きだったんだよ」
……それきり、彼女と会うことはなかった。
夢も彼女も消えて、僕に残ったのは正社員として採用された仕事だけ。
あの5年間こそが僕の「夢」だったんじゃないかと、今でもふと思うんだ。
正解条件
彼女はコンビニでバイトしながら夢を追う僕に惹かれて付き合い始めた。
彼女は僕にバイトを辞めて夢に集中してほしいと考えていた。
僕は彼女との将来のためにバイトを辞めて正社員の仕事を手に入れた。
しかしそれと同時に、夢を諦めた僕のもとから彼女は去ってしまった。
路上でギターの弾き語りをしながら、コンビニでバイトを始めた。
弾き語りをしていても足を止めてくれる人はほとんどいなかったが、一人だけ常連ができた。
「素敵だね」
初めて僕の演奏を聴いた時に、彼女はそう言って微笑んだ。
彼女は僕の歌をとても気に入ったらしく、それから何度も聴きに来てくれた。
キラキラした顔で僕の歌を聴く彼女に、いつしか僕は惹かれていった。
やがて、僕と彼女は付き合い始めた。
彼女は僕の夢を誰よりも応援してくれた。
「アルバイトなんてしなくていいのに」
彼女はいつもそう言った。
「あなたは音楽活動に集中すべきだよ」
「でも稼ぎがゼロになるのはまずいよ」
「私が出すよ。もちろん、出世払いね」
イタズラに笑う彼女は可愛くて、僕を認めてくれるのが嬉しくて、僕はますます彼女のことを好きになっていった。
バイトを辞めるわけにはいかないと踏みとどまっていたけれど、彼女は精神的にも金銭的にも僕のサポートをしてくれた。
ミュージシャンになる。
そして彼女を幸せにする。
僕には絶対に叶えたい夢と、守らなければならない人ができた。
***
仕事を辞めて5年が経とうとしていた。
路上での弾き語り、オーディション、楽曲の持ち込み、思いつくことはやってきたが、まるで手応えはなかった。
僕は今日、30歳になった。
……けじめをつける時が、来た。
僕の誕生日を祝うという名目で、僕たちは少しおしゃれなレストランに来ていた。
出会ってから5年近く経っても、変わらず彼女は可愛らしいままだ。
デザートを食べ終えたところで、僕は話を切り出した。
「コンビニのバイトを辞めたよ」
「……!じゃあこれからは、歌を」
「正社員として仕事が決まったんだ」
「……え?」
「君を幸せにしたい。僕と、結婚してください」
夢を追う僕を応援してくれた彼女。何もない僕をずっと隣で支えてくれた彼女。
夢は叶えられなかったけれど、彼女を幸せにすることはできるはずだ。
今日のこのレストランも彼女が支払いをしてくれる。
今まで彼女の優しさに甘えてきたけれど、ずっとこのままってわけにはいかない。
これからは、僕が、
「ごめんなさい……」
彼女は消えそうな声でそう言った。
「私は、歌っているあなたが、夢を追うあなたが、好きだったんだよ」
……それきり、彼女と会うことはなかった。
夢も彼女も消えて、僕に残ったのは正社員として採用された仕事だけ。
あの5年間こそが僕の「夢」だったんじゃないかと、今でもふと思うんだ。
正解条件
彼女はコンビニでバイトしながら夢を追う僕に惹かれて付き合い始めた。
彼女は僕にバイトを辞めて夢に集中してほしいと考えていた。
僕は彼女との将来のためにバイトを辞めて正社員の仕事を手に入れた。
しかしそれと同時に、夢を諦めた僕のもとから彼女は去ってしまった。
18年10月03日 20:29
[ちるこ]
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
物語:2票納得:1票ブクマ:6
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