棋道部の島袋が学校を後にしようとしたその時
「なあ、ちょっといいか」と声をかけられた。
「1年3組の島袋だよな?
僕は1年2組で空手部の玉城という者だ。昔、空手道場で一緒だったんだが、覚えているか?」
「ああ、まあ言われれば」
「ちょっと君に言いたいことがあってな」
「何よ」
「僕は、君と同じクラスの田中が好きなんだ」
「えっ」
島袋はここ最近、文化祭の準備を通して、田中とイイ感じになりつつあり、クラスでも噂になっていた。
「君は、本当に最近田中とイイ感じですか?」尋ねる玉城。
「はい、俺は田中と最近イイ感じで間違いありません」答える島袋。
「君は田中と付き合っていますか?」
「いいえ」
「君は田中のことが好きですか?」
「はい」
一瞬の沈黙。
「僕は、田中と付き合いたいと思っている。だから島袋、君には田中と付き合わないでほしいと頼みに来た」
「何だそれ。俺だって田中と付き合いたいし、そんな事は聞けない」
「ではこうするのはどうだ。僕と君で正々堂々と勝負をし、勝った方が先に田中に告白するというのは。
先に告白して田中がOKすれば、もう片方はあきらめる、
先に告白してダメだった場合に、もう片方は告白できる。
当然だが、いずれにしろ告白してフラれた奴はそこであきらめる、それだけだ」
「面白い。で、勝負の内容は?」
「提案したのはこちらだ。対戦種目はそちらが決めてくれて構わん。どんな勝負でも受けて立つぞ」
「では」という一言と共に、島袋は、左手の拳を玉城の前に突き出し、冷たい声でこう言い放った。
「ダークネススノウバトルで決着をつけるというのはどうだ?」
どんな勝負でも受けて立つぞ
と言ったはずの玉城。だが、ダークネススノウバトルのルールを聞いて、勝負を断った。
ダークネススノウバトルのルールとは?
「なあ、ちょっといいか」と声をかけられた。
「1年3組の島袋だよな?
僕は1年2組で空手部の玉城という者だ。昔、空手道場で一緒だったんだが、覚えているか?」
「ああ、まあ言われれば」
「ちょっと君に言いたいことがあってな」
「何よ」
「僕は、君と同じクラスの田中が好きなんだ」
「えっ」
島袋はここ最近、文化祭の準備を通して、田中とイイ感じになりつつあり、クラスでも噂になっていた。
「君は、本当に最近田中とイイ感じですか?」尋ねる玉城。
「はい、俺は田中と最近イイ感じで間違いありません」答える島袋。
「君は田中と付き合っていますか?」
「いいえ」
「君は田中のことが好きですか?」
「はい」
一瞬の沈黙。
「僕は、田中と付き合いたいと思っている。だから島袋、君には田中と付き合わないでほしいと頼みに来た」
「何だそれ。俺だって田中と付き合いたいし、そんな事は聞けない」
「ではこうするのはどうだ。僕と君で正々堂々と勝負をし、勝った方が先に田中に告白するというのは。
先に告白して田中がOKすれば、もう片方はあきらめる、
先に告白してダメだった場合に、もう片方は告白できる。
当然だが、いずれにしろ告白してフラれた奴はそこであきらめる、それだけだ」
「面白い。で、勝負の内容は?」
「提案したのはこちらだ。対戦種目はそちらが決めてくれて構わん。どんな勝負でも受けて立つぞ」
「では」という一言と共に、島袋は、左手の拳を玉城の前に突き出し、冷たい声でこう言い放った。
「ダークネススノウバトルで決着をつけるというのはどうだ?」
どんな勝負でも受けて立つぞ
と言ったはずの玉城。だが、ダークネススノウバトルのルールを聞いて、勝負を断った。
ダークネススノウバトルのルールとは?
島袋は、ダークネススノウバトルによってその場で決着をつけることを提案している。
しかし、玉城はそれを断り、勝負は後日に持ち越し。
物語は後編へと続くことになる。
しかし、玉城はそれを断り、勝負は後日に持ち越し。
物語は後編へと続くことになる。
島袋「この拳の中に、俺は碁石を○○○○握りしめている」
「この拳の中に、俺は碁石を1個だけ握りしめている」
島袋「この拳の中に、俺は碁石を1個だけ握りしめている。この碁石が・・・、」
島袋「この拳の中に、俺は碁石を1個だけ握りしめている。この碁石が、闇の・・・」
玉城の勝利条件は、「当てる」事ではありません
参加者一覧 4人(クリックすると質問が絞れます)
全員
floyt(4良:2)
オンモラッ(10良:6正:1)
橙暁人(6良:4)
ぷっきー(1)
「ではこうするのはどうだ。僕と君で正々堂々と勝負をし、勝った方が先に田中に告白する。
告白してフラれた奴は当然あきらめる、先に告白して田中がOKすれば、もう片方はあきらめる、それだけだ」
「面白い。で、勝負の内容は?」
「提案したのはこちらだ。対戦種目はそちらが決めてくれて構わん。どんな勝負でも受けて立つぞ」
「では」という一言と共に、島袋は、左手の拳を玉城の前に突き出し、冷たい声でこう言い放った。
「ダークネススノウバトルで決着をつけるというのはどうだ?」
「ダークネススノウバトル? 何だそれは?」
「この拳の中に、俺は碁石を1個だけ握りしめている。
この碁石が、闇のような漆黒ならば 俺の勝ち。雪のような純白ならば、お前の勝ちだ・・・!」
島袋が 初めから碁石の色を黒だと知っていて握っている可能性を考えた玉城は、やっぱり別の勝負にしろと要求した。
告白してフラれた奴は当然あきらめる、先に告白して田中がOKすれば、もう片方はあきらめる、それだけだ」
「面白い。で、勝負の内容は?」
「提案したのはこちらだ。対戦種目はそちらが決めてくれて構わん。どんな勝負でも受けて立つぞ」
「では」という一言と共に、島袋は、左手の拳を玉城の前に突き出し、冷たい声でこう言い放った。
「ダークネススノウバトルで決着をつけるというのはどうだ?」
「ダークネススノウバトル? 何だそれは?」
「この拳の中に、俺は碁石を1個だけ握りしめている。
この碁石が、闇のような漆黒ならば 俺の勝ち。雪のような純白ならば、お前の勝ちだ・・・!」
島袋が 初めから碁石の色を黒だと知っていて握っている可能性を考えた玉城は、やっぱり別の勝負にしろと要求した。
24年08月13日 00:21
[油獣]
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自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
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