ある日、魔が差して部活仲間のウミオのアイデア帳を盗み見てしまった。
(このアイデア、めちゃくちゃ面白いじゃないか…!なんでウミオはこれを小説にしていないんだ?)
そう思ったカメオは、そのアイデアをもとにした小説を書き上げると、自信満々に部活仲間に発表した。
みんなの反応は上々だったが、特にウミオがその小説を大絶賛したのはなぜ?
「魔が差して部活仲間のアイデア帳を盗み見る」こと自体を小説のネタにしましたか?
NO ですが、そのような内容の小説でも成立します
ウミオのアイデア帳にどんなことが書いてあったのかは掘り下げが要りますか?
YES!! 具体的な内容の特定は不要ですが、おおまかな内容は掘り下げた方が考えやすいと思います [良い質問]
カメオがウミオのアイデア帳を元に得たアイデアは、そのままウミオのアイデア帳に書かれていましたか?
YESで成立します。 解説では小説の設定とあらすじです。
カメオのスランプの内容は、「良い小説が書けない」というものですか?
YES 良い小説のアイデアが浮かばないことでしたが、重要ではありません
「魔が差して部活仲間のウミオのアイデア帳を盗み見てしまった」タイミングについてどんな状況だったか掘り下げる必要はありますか? [編集済]
NO ウミオが不在のときであれば成立します
カメオのアイデアをカメオが小説にしたことをカメオもウミオもきちんと認識していますか?
YES!! 認識しています! [良い質問]
書かれた経緯は重要ではありません。ただし、ウミオがカメオに悪意があって書いたわけではありません。
アイデア帳にネタが書かれていなければ、ウミオは特別絶賛はしないですか?
NO ですが、アイデア帳に書いたことと大絶賛したことはある程度関係はあります
カメオはそのアイデアをウミオのアイデア帳を盗み見た時に初めて思い付きましたか?
カメオが話したアイデアを、ウミオが書き留めていたが、アイデア帳を見るまで、そのことをカメオはすっかり忘れていましたか
YES!!! まとめられますか? [良い質問]
(20)カメオはウミオにアイデアを話したことがあり、カメオはそれを忘れていましたか? [編集済]
YES!!! まとめられますか? [良い質問]
ウミオのアイデア帳に自分のアイデアが書いてあるのを見て、改めてこのアイデアめちゃくちゃ面白い!と思ったカメオは小説を書き、自分ではアイデアを形にできなかったウミオは大絶賛しましたか
小説を書いたところまではYES ウミオは自分で小説にするつもりはありませんでした [良い質問]
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ウミオのアイデア帳に書かれていたのはカメオがかつてウミオに話したもので、ウミオも気に入ったため、カメオのアイデアとしてメモを残していた。
カメオは忘れていた自分のアイデアを思い出して自信作として書き上げ、ウミオは前々からこのアイデアが小説になることを待ち望んでいたため、大絶賛をした。
《解説》
(はあ、何にも小説のアイデアが浮かばない…)
部室に来たはいいものの、スランプで苦しんでいたカメオは、一冊のノートを見つけた。
(ん? あれはウミオのアイデア帳か? アイツ最近調子いいしな… ちょっとだけ見てもバレないだろう)
そうして魔が差して、ウミオのアイデア帳をめくり始めると、そこには様々なことが書かれていた。
小説の設定やあらすじ、小説や広告の気になったフレーズ、中には小説や漫画への感想文のようなものまであった。
(やっぱりすごい奴は普段からすごいんだな… それに比べて俺は…)
落ち込みながらめくった次のページに書かれていたのは、ウミオにしてはめずらしいSFもののあらすじのようだった。
どこかウミオらしくないそれは、しかしカメオの心を捕らえて離さない。
(このアイデア、めちゃくちゃ面白いじゃないか…!なんでウミオはこれを小説にしていないんだ?)
浮かんだ疑問も束の間、答えはすぐに分かった。
───○月×日 カメオが話してくれたあらすじ。
カメオらしくて、めちゃくちゃ面白いと思うから早く形にすればいいのにいつまでも出さないから忘れないように書いておく。
俺もいつかこんな話を書いてみたい。
衝撃だった。
まず、これが自分のアイデアだということもそうだし、ウミオが覚えるほど気に入ってくれていたこともそうだし、何よりそれを今の今まで忘れていたことも。
念のため、自分のメモを漁ると確かにその日付より前に同じアイデアを書いていた。
そりゃ自分のアイデアなんだから面白く思って当然だ。
だが、スランプに悩んでいた自分にはチャンスだ。なんせウミオと何も覚えてなかったカメオが「面白い」と思ったのだ。
これを形にしない手はない。
そう決意したカメオは、久々にペンを執った。
数日後。
出来上がった小説を部内の発表会に出すと、みんなからの評判は上々だった。
中でもウミオは「お前やっとこれ書いたんだな! まさか忘れてたか?」なんて言いながら笑っていた。
カメオがウミオのアイデア帳を見てしまったことを謝ったところ、ウミオが他にも忘れているアイデアがないか問い詰めたのは別の話。
──当作は盗作ではなく倒錯の末に生まれました。
(『トウサク』あとがきより)
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