ウミネコになって会いにいく

うだるような暑さのとある夏の日。

海上の船を眺めていた海斗が美咲の声でふと我に帰る。

「今までありがとう、海斗。」

そんな別れの言葉に思わず涙する海斗。

船は少しづつ遠ざかり、小さく見えなくなっていく。
彼女は精一杯の声で何かを伝えようとしていたが、その言葉も次第に聞きとれなくなっていった。

甲板に立つ少年がこちらに手を振っているのが見える。

海斗はその少年に手を振り返しながら、近いうちにまた美咲と会えるかもしれないと思った。

一体なぜ?
[論理茄子]

【ウミガメ】【闇スープ】24年01月20日 01:23

No.1[畦猿]01月20日 03:1901月20日 07:49

二人は死にますか?

No ですが、美咲は死にかけてました [良い質問]

No.2[ꓤꓱꓕꓶꓯ]01月20日 07:1701月20日 07:49

遊園地などの遊ぶ施設に居ますか?

No

No.3[]01月20日 08:1701月20日 12:24

無人島で遭難中の海斗達に気づかず遠ざかっていく船を見ながら、傍らで衰弱死した美咲に続いて、自分自身も死ぬだろうと思いましたか? [編集済]

正解です [正解]

参加者一覧 3人(クリックすると質問が絞れます)

全員
畦猿(1良:1)
ꓤꓱꓕꓶꓯ(1)
回(1正:1)
「今までありがとう、海斗。」

その声は普段の元気な彼女からは想像できない程弱々しい声だった。

海斗は涙しながら美咲を胸に抱え、海上を悠々と進む一隻の船を恨めしそうに見つめた。

今にも美咲が危険な状態だというのに、その船は海斗たちの存在に目もくれず、無慈悲にも海斗たちのいる無人島の前を通過しようとしている。

必死に別れの言葉を紡ごうとする美咲を抱きしめながら、少しづつ島から遠ざかっていく船を見送ろうとしたその時、海斗は一縷の希望を目にした。

船の甲板に立っていた少年が海斗らの存在に気付き、大きく手を振ってこちらにサインを送っていたのだ。

海斗はありったけの声で応えながら少年に手を振り返した。
また美咲と生きて会いたい。
そう願いを込めながら
24年01月20日 01:23 [論理茄子]
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論理茄子
参加いただきありがとうございました![24年01月23日 01:03]

出題ありがとうございました。[24年01月22日 22:31]
1

参加します。[24年01月20日 08:12]
1
畦猿
参加します[24年01月20日 03:19]
1
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