わたしはこの部屋からは出てはいけないんだって。
ずっとわたしはここにいる。
でもね、ときどき"お姉さま"が遊びに来てくれるの。
お裁縫に、お人形遊びにおままごと・・・。
"お姉さま"はいろんなことを教えてくれる。
うーん、最近ね。"お姉さま"の様子がおかしいの。
ねぇ、あなたはどう思う?
※この問題は「亀夫君問題」です。YES/NOで答えられる質問以外もすることができます。
質問を受けた回答者にも分からないことがあり、ときには嘘をついている可能性もあります。
お姉さまの様子はどんなふうにおかしいの?
「なんだか、最近忙しいのかな?あんまりわたしと遊んでくれなくなっちゃった。それにあんなにきれいなお顔を隠すようになっちゃって。それでも”お姉さま”は素敵だけどね」 [良い質問]
具体的にあなたのお姉さまの様子のどんな所がおかしいかは説明出来ますか?
「うん、なにか焦っているような感じがするの。せっかくきれいな"お姉さま"のお顔最近あまり見れないわ」 [良い質問]
部屋の様子を教えてください。どんな部屋ですか?
「ここは、わたしのお部屋・・・だけどね。わたしはこのお部屋、あんまり好きじゃないの。なんだか・・・わたしはずっと一人だから」 [編集済]
部屋から出てはいけない理由は聞いたことあります?
「わたしは『いちゃいけない』存在なんだって。お父さまがそう言ってからわたしはずっとこの部屋にいるの」 [良い質問]
顔を隠すっていうのはどんな風に?お面をかぶるみたいなこと?
「ううん、さらさらの長い髪で右目?のあたりを隠しているの。理由は一度も聞いたことはないけど、急に隠すようになったのよ」 [良い質問]
お姉さまは、あなたの本当のお姉さんなの?
「"お姉さま"はわたしの"お姉さま"よ。”お姉さま”はいつも"お父さま"からわたしを守ってくれるの」 [良い質問]
あなたのお父さまは何の仕事をしてますか?
「ナタリア国の国王様・・・よ。あなたはどこから来たのか知らないけど何も知らないのね」 [良い質問]
(8)実は料理の名前じゃなくて遊びの名前なんです。とっても面白いんですよ〜。あなたのお気に入りの遊びはなんですか?
「へぇ、そんなお遊びがあるのね。面白そうだけどわたしの知っている『遊び』とは少し違うみたい。わたしのお気に入りは"お姉さま"がいつも教えてくれる「お裁縫」に「おままごと」、それから"お人形遊び"よ。「あなた」もそうでしょう?」 [良い質問]
お姉さまがいないと、あなたはお父さまにどんなことをされてしまうの?
「とにかくわたしはこの部屋から出ちゃいけないってそう言われてるの。”お姉さま”にもいつもいっぱい言われてるから"お父さま"に会うことはほとんどないのよ」
(10)そうなんですよ。そもそも何故ここにいるのかも分からないくらいで…あなたはなんで私がここにいるのか知ってます?
「"お姉さま"があなたをここへ連れてきたのでしょう?わたしと『遊ぶ』ために"お姉さま"があなたをここに連れてきたはずよ。はやく遊びましょうよ」 [良い質問]
お父さま、お姉さまはあなたと血がつながってるのかな?
「難しいことは分からないけれど・・・”お父さま”はわたしをいないものとして見ているみたいなの。でも"お姉さま"はわたしにいつでも優しくしてくれるのよ」 [良い質問]
お姉さまとの「お人形遊び」って、どんな風に遊んでいるの?
「・・・?「お人形遊び」を教えてくれたのは"お姉さま"だけど、遊ぶのは「あなた」とじゃない?本当にあなたって変わってるのね。いままでとは少し違うみたい」 [良い質問]
(13)…もしかして私ってお人形なんです?あなたは私のこと、何に見えます?
「何に見える・・・っていうのはよく分からないわ。「あなた」はわたしと一緒に遊んでくれるんでしょう?"お姉さま"がそう言っていたもの。さぁ、はやく「遊び」ましょ?」 [良い質問]
(13)(連れて来られた時のことを思い出そうとする。)
(ナタリア国の王女様がなぜここに・・・?そう思ったのもつかの間、急に眠気がやってくる。私ごときが王女様とお話できるなんてって舞い上がっちゃったのかしら)
そうね、遊びましょう。何して遊ぶ?
「とっても素敵ね。そう、きょうは「お裁縫」をして遊びましょう。特にあなたのそのお目々。"お姉さま"が喜ぶわ!」 [良い質問]
あなた、お姉さまの目にも「お裁縫」をしてあげたの?
「ううん、"お姉さま"がね、わたしに「お裁縫」を教えてくれたんだよ。わたしがあなたみたいにこの部屋に来た人と「遊ぶ」と"お姉さま"は喜んでくれるの」
私の前にここに来た子はどうしたの?
「「遊び」終わったあとは、"お姉さま"が連れて帰っちゃうの。そしてみんなどこかへいっちゃうんだ。なんでだろう?」 [良い質問]
(18)お姉さまは私の目のどこを喜ぶんですか?色とか? [編集済]
「色じゃないと思うわ。あなたの目、右目を喜んでくれるのよ。お人形さんたちはみんな"お姉さま"が連れていっちゃうからよくはしらないんだけどね」 [良い質問]
お姉さまが目を隠すようになる直前の遊びは何でした?後、その時遊んだどなたかを連れて帰った段階でのお姉さまの様子は覚えてます? [編集済]
「わたしお外には出られないから・・・。お部屋のなかで絵本を読んでもらってたりしてたのは覚えてるわ。でも、様子がおかしくなってからは"お姉さま"も忙しいみたいで、一人で「おままごと」や「お裁縫」をすることが多いわ。目を隠すようになる前はなんにも様子におかしなところは感じなかったんだけどね」」
隠すようになる前は、お姉さまの右目はどんな目だったの?
「とてもきれいな目をしていたの。でも最近は全然見せてくれなくなっちゃった。「あなた」のようにきれいな目だったのに」 [良い質問]
お姉さまや私はあなたの姿が見えるけれど、お父さまや今までの子はあなたのことが見えていなかったんじゃないかしら?
「うーん、どうなのかしら。いままで"お姉さま"が連れてきたみんなはわたしと遊ぼうとすると逃げようとするの。でも「あなた」はわたしと遊ぼうとしてくれてるからうれしいの」
お父さまとここで遊んだことはあります?
「”お父さま”は絶対にここに近づこうとしないの。"お父さま"と会ったこともほとんどないのよ」
きっとお姉さまの目はとても珍しいもので、でもその力がだんだん弱まってきているんじゃないかしら。だから代わりの目を持つ子を探すためにここに連れてきていたのよ。
特別な力はないと思うの・・・。でも、最近"お姉さま"はわたしとお人形さんのことを見間違えたり、ものによくぶつかったりするようになったの」 [良い質問]
おままごとってどんなことをするんです?
「「おままごと」はあなたみたいに"お姉さま"がここに連れてきたみんなの手や足を借りてわたしと楽しく踊ったりして遊ぶのよ」 [編集済]
(自分が何者なのか振り返ってみる)
(振り返ることはできたが、鏡のようなものがないので、全体像は見えない。わたしはなにかに片足が鎖でつながれているようで移動範囲が狭いこともわかる)
本当は私も、今までの子もお人形さんなんかじゃなくて、生身の人間なのだけれど、あなたはそれに気づいているのかしら?
「え、・・・。人間、さん?」 [良い質問]
(26)きっとお姉さまは最近右目が見えなくなってきているんじゃないかしら?
「そうね、そうだと思うわ!」 [編集済] [良い質問]
(28)(こんな小ボケをかましている場合ではない、と自分が何者なのか思い出そうとする)
(わたしは比較的裕福な暮らしを送っていた気がする・・・。あるときなぜかこの国、ナタリア国の王女様にお茶会に誘われて、そこからの記憶が・・・)
三月ウサギさん、あなたのお姉さまは自分の見えない目と取り替えるための目を求めて、国中の子どもを集め、あなたに殺させているの。こんなことはもうやめましょう。
「そうだったのね・・・。"お姉さま"のしていたことはやっぱり悪いことだわ!わたしは"お姉さま"とお話しなくちゃいけないわね」 [正解]
参加者一覧 3人(クリックすると質問が絞れます)
お姉さまにもちゃんと伝えなきゃ!
"お姉さま":レオナ・・・。そうね・・・わたしはあなたにひどいことを頼んでいた。
でも、それでも、わたしには「右目」が必要だったのよ。
馬車が炎に包まれる恐怖……。いまでも鮮明に思い出せるの。あのときからわたしの右目は見えなくなってしまった。
お父様の圧政によって民はいまも苦しんでいるというのにね。
三月ウサギ:お姉さまはわたしたちを助けようとしてくれたんだよね。
それにずっとこの部屋にいなさいってお父さまに言われてから
ずっと寂しかった。
でも、お姉さまはいつもわたしのそばにいてくれた!
"お姉さま":そろそろ、潮時かもしれない。
ありがとう、レオナ。だけど、この命に変えてもあなただけは守って見せるわ。
アリス王女に被害者として連れてこられたあなたの必死の説得によって
三月ウサギは自分がいままでしていた行為に気がついた。
アリス王女の引き起こした衝撃的な事件が明らかになってから一夜。
国王の圧政に猛反発する声がナタリア王国中に広まった。
アリス王女はその一身ですべての罪を被り、拘留されている。
一方で、三月ウサギ改めアリス王女の異母姉妹であるレオナは部屋から解放された。
現国王のヴェルム家は失墜し、代わりにレオナの家系であるロレット家の長が
新国王として擁立された。
アリス王女のした行為は確かに許されるものではないかもしれない。
しかし、その行動が、ナタリア王国を大きく変革することとなった。
レオナは正式に王女として、これから先この国の未来を担っていくのだろう。
何が正義で、何が悪なのか。
ねぇ、あなたはどう思う?
FA条件
①アリス王女の目が不自由
②①によってアリス王女が目を集めている
③「三月ウサギ(レオナ)」はアリス王女のために人を殺めている
④③のことに「三月ウサギ」自身は気付いていない(単なる「おままごと」だと思っている)
⑤プレイヤーである「あなた」は「三月ウサギ」の被害者になりかけている
→三月ウサギに真実を告げた上で説得を試みる。
設定(背景)
代々ヴェルム家が統治してきた王政の国家、ナタリア王国。
現国王はナタリア王国に「貧民街」と呼ばれる地域を設け、
貧しい人や病める人を無理やりそこに押し込んでいた。
ヴェルム家の長女、アリス王女はなんとかその圧政をやめさせるべく
国王に何度も申し立てをするも取り合ってくれなかった。
そこでアリス王女は、隣国へ助けを求めようと人知れず馬車に乗り込む。
隣国への道の途中、ナタリア王国の過激派によって投げられた
火炎瓶が馬車を直撃し、王女は右目の視力を失うこととなる。
それ以来、視界がぼやけ、長い髪で右目を隠すようになった王女。
もはや一刻の猶予もないと悟った王女は、
かねてより国王の圧政をとめるべく活動していた「貧民街」の診療所の先生に
頼んで右目の処置をしてもらおうとする。
しかし、先生は視力を回復させるには、角膜を移植する必要があると述べた。
そこで、アリス王女は富裕層の女性をさらっては、右目の収拾をはじめた。
一方、ヴェルム家の現国王は過去に「貧民街」の女性と関係をもったことがあった。
それは没落貴族であり、「貧民街」に追いやられたロレット家の女性であった。
現国王とロレット家の女性の間に生まれたレオナは、隠し子としてその存在を
完全に秘匿され、部屋に軟禁されていた。
アリス王女は、その事実を国王の弱みを握れないかと画策していた時期に
知っており、レオナの部屋をたびたび訪れてはたわいもない会話を楽しんでいた。
しかし、右目を失ったことで、焦りからアリス王女の態度は一変した。
これは単なる「おままごと」、「遊び」なのだとレオナに言い聞かせ、
さらってきた女性を隠し部屋に連れ込んでは右目を抽出した。
それを、「貧民街」の診療所の先生に見せては適合するかどうかを確認してもらっていた。
そんなときに、隠し部屋に連れてこられたあなた。
あなたはアリス王女の被害者として、「三月ウサギ」の「おままごと」につきあうこととなる。
ノエルさん出題ありがとうございました。(28)前提常識である自分のことを思い出すというのは変かなと思い回りくどい書き方をしてしまいました。分かりづらくてすみません。[23年12月09日 21:05]
①アリス王女の目が不自由
②①によってアリス王女が目を集めている
③「三月ウサギ」はアリス王女のために人を殺めている
④③のことに「三月ウサギ」自身は気付いていない(単なる「おままごと」だと思っている)
⑤プレイヤーである「あなた」は「三月ウサギ」の被害者になりかけている
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!