「ウルトラマン」が大好きな太郎・次郎の兄弟は、服のえり口を頭に引っ掛けて、怪獣「ジャミラ」になりきって戦っていた。
その様子を見ていた一人っ子の結子は、「いいなあ、きょうだいって」と次郎に言った。
私も「義理の弟」ならできたけどね、と続ける結子。
結子の夫がレオという名前だったと記憶していた次郎は、
結子の「義理の弟」の名前を推測したことにより、
以後、結子と頻繁に会うこととなった。
どういうことか。
その様子を見ていた一人っ子の結子は、「いいなあ、きょうだいって」と次郎に言った。
私も「義理の弟」ならできたけどね、と続ける結子。
結子の夫がレオという名前だったと記憶していた次郎は、
結子の「義理の弟」の名前を推測したことにより、
以後、結子と頻繁に会うこととなった。
どういうことか。
No.3補足
質問を「仮に、次郎に特撮の知識が無かった場合でも、同じ推測ができるか」と解釈した上で、「NO」と回答しました。
次郎以外の人間については、想定していません。
質問を「仮に、次郎に特撮の知識が無かった場合でも、同じ推測ができるか」と解釈した上で、「NO」と回答しました。
次郎以外の人間については、想定していません。
No.4[きはる]11月24日 05:4211月24日 17:53
(少し調べました)次郎が推測した結子の「義理の弟」の名前はアストラですか?
yes 調べていただいてありがとうございますの意味で良質 [編集済] [良い質問]
1+
ここまで出ている中で最も重要な情報は、
No.5より「次郎の推測は間違いである」
No.12より「次郎は結子に片思いしていない」の2点、
ここまで出ている中で最も不要な情報は、
No.1より「太郎・次郎はジャミラになりきっている」ですね[編集済]
No.5より「次郎の推測は間違いである」
No.12より「次郎は結子に片思いしていない」の2点、
ここまで出ている中で最も不要な情報は、
No.1より「太郎・次郎はジャミラになりきっている」ですね[編集済]
No.15、16 次郎は、幼馴染である結子のことが好きでした
No.19[きはる]11月26日 22:3711月26日 22:42
結子が結婚した時点で次郎は片思いから失恋しましたか?
NO 次郎が結子への気持ちを諦めたタイミングがあったとしたら、昔、次郎が引っ越したタイミングです
No.24[きはる]11月26日 23:0211月26日 23:04
結子の義理の弟がアストラだと、次郎にとって都合がいいですか?
NO 義弟がアストラだった場合、次郎は好きだった結子と頻繁に会う展開にはなりませんでした。 [良い質問]
No.19 地元を離れた時点で元々諦めていましたが、結子の家を訪ね十数年ぶりに再会した時、残っていた淡い想いを完全に打ち消しました。
一度は。[編集済]
一度は。[編集済]
no.22 そもそも
No.34[きはる]11月30日 21:5111月30日 22:39
では夫だと思っていた人物が、名前を確認する過程で夫でないことが判明したので、ワンチャンあるなとなり頻繁に会うようになりましたか?
正解 [正解]
参加者一覧 2人(クリックすると質問が絞れます)
全員
きはる(29良:16正:1)
ピクルス(5良:1)
「皆さん、今日は僕のレストランの開店祝いにお越しいただいてありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」
食事を終えた各テーブルを回り、招待客に深々と頭を下げる次郎。そこに兄の太郎が近づいてきた。
「お疲れ、次郎」
「兄さん、今日は忙しい中手伝ってもらって本当に…、どうしたんだ兄さん?! 服のえり口を頭に引っ掛けて」
「これはジャミラさ。服をかぶってウルトラ怪獣のジャミラになってみたのさ」
「ジャミラ? 首がない怪獣か。元が人間だったという」
「そうさ。母国に見捨てられ、不時着した異星で過ごし続けた結果、地球人から怪獣に変化してしまったジャミラの気持ちを味わうために、俺は自らジャミラになったのだ。
…ああ、ジャミラになった今、ようやく見えてきた。
怪獣になったといえど、やはり故郷である地球に帰り、地球で暮らすことが1番の喜びに感じられる。
ジャミラは復讐などをしたかったのではなく、地球で平穏に余生を過ごす事を望んだに違いない。
ジャミラを排除したかったのは人間たちの方だ。
人間の都合でジャミラを殺す事を正当化するために、ジャミラが地球への復讐のために暴れたという形に歴史のシナリオは捻じ曲げられた、これが真実だ」
「そんなことがあるのか? 僕も服をかぶってジャミラになってみよう。
…ああ、ジャミラの姿になって、心がジャミラに染まっていく。
憎い。自分にこのような苦しみを味わわせた地球人が憎い。平穏に生きる全ての地球人が許せない。
やはりこれこそが本当のジャミラの気持ちだ。復讐せずになどいられない。
人類の全てを滅ぼしてやる」
兄に対抗してジャミラとなった次郎は、自らレストランを破壊し始めた。
「やめるんだ次郎。うっ危ない!
ダメだ仕方ない。こうなったら水だ。ジャミラの弱点である水をかけてお前を倒す」
「やめろ。長年の夢だった僕の店で、水を撒くんじゃない!
うぐっ、僕に水をかけるな。こうなればもう反撃するしかない」
店の奥に走り、スプリンクラーを作動させる次郎。
ホールに水の音と、人とも怪獣ともつかない断末魔の叫びが響く。
しばらくして次郎はホールに姿を現した。水浸しとなったホールの床には、太郎が横たわっていた。
するとそこに。
「次郎君、ご馳走様でした」
「あ、結子ちゃん、まだ店にいたのか。水はかかってない?」
「ええ、大丈夫」
「今日は来てくれてありがとう」
「とても美味しい料理で感激したわ」
「結子ちゃんの卸してくれた野菜が素晴らしいからさ。一流料理人でもなければ怪獣でもない、平凡な地球人である僕に、そこまで大きな調理の力はないよ。これからもよろしく頼むね」
「そんな。こちらこそ光栄だわ」
「次は是非レオさんと遊びに来てくれよ」
「ええ、そうね…。お店のスタッフをしていたのは、ご家族だったのね」
「ああ。まだまだ人を雇う余裕はないからしばらく1人だね。今日だけはお世話になった方を集めた開店祝いだから、兄や妹が手伝いに来てくれたのさ」
「いいなあ、きょうだいって」
「今日 水を浴びせて殺しちゃったけどね。結子ちゃんは確か一人っ子だったよね」
「義理の弟ならできたけどね」
「ああ、レオさんの弟か。てことはアストラか。ケケケ…」
「え? 私の弟は1人だけど?」
**************************************
2か月前。
十数年ぶりに会う幼馴染の結子の現在の住まいを訪ね、
結子の家で作っている野菜を
新たに開業するレストランで使いたいと打診した料理人・次郎。
その答えはもちろんOKだった。
その際、苗字の変わった結子と一緒に挨拶してくれたのが、
レオという好青年と、その父親らしきスコットという老人だった。
次郎は昔結子の事が好きだったが、もうレオという夫がいるのだと察し、結子への淡い想いを打ち消した。
結子は昔次郎の事が好きだったが、十数年ぶりに会う次郎の態度から、もう自分になど興味がないのを察していた。
****************************************
「レオさんは・・・」
「レオは、うちの母が再婚した義父の連れ子なの。十何年か前、あなたが引っ越した後」
結子が実際は独身だったと知った次郎。
次郎の勘違いを察した結子。
もう直接会うことはないのだろうと思っていた2人は、
誤解が解けた途端、どちらからともなく個人的な連絡先を交換し、
以後、頻繁に会うようになったのだった。
食事を終えた各テーブルを回り、招待客に深々と頭を下げる次郎。そこに兄の太郎が近づいてきた。
「お疲れ、次郎」
「兄さん、今日は忙しい中手伝ってもらって本当に…、どうしたんだ兄さん?! 服のえり口を頭に引っ掛けて」
「これはジャミラさ。服をかぶってウルトラ怪獣のジャミラになってみたのさ」
「ジャミラ? 首がない怪獣か。元が人間だったという」
「そうさ。母国に見捨てられ、不時着した異星で過ごし続けた結果、地球人から怪獣に変化してしまったジャミラの気持ちを味わうために、俺は自らジャミラになったのだ。
…ああ、ジャミラになった今、ようやく見えてきた。
怪獣になったといえど、やはり故郷である地球に帰り、地球で暮らすことが1番の喜びに感じられる。
ジャミラは復讐などをしたかったのではなく、地球で平穏に余生を過ごす事を望んだに違いない。
ジャミラを排除したかったのは人間たちの方だ。
人間の都合でジャミラを殺す事を正当化するために、ジャミラが地球への復讐のために暴れたという形に歴史のシナリオは捻じ曲げられた、これが真実だ」
「そんなことがあるのか? 僕も服をかぶってジャミラになってみよう。
…ああ、ジャミラの姿になって、心がジャミラに染まっていく。
憎い。自分にこのような苦しみを味わわせた地球人が憎い。平穏に生きる全ての地球人が許せない。
やはりこれこそが本当のジャミラの気持ちだ。復讐せずになどいられない。
人類の全てを滅ぼしてやる」
兄に対抗してジャミラとなった次郎は、自らレストランを破壊し始めた。
「やめるんだ次郎。うっ危ない!
ダメだ仕方ない。こうなったら水だ。ジャミラの弱点である水をかけてお前を倒す」
「やめろ。長年の夢だった僕の店で、水を撒くんじゃない!
うぐっ、僕に水をかけるな。こうなればもう反撃するしかない」
店の奥に走り、スプリンクラーを作動させる次郎。
ホールに水の音と、人とも怪獣ともつかない断末魔の叫びが響く。
しばらくして次郎はホールに姿を現した。水浸しとなったホールの床には、太郎が横たわっていた。
するとそこに。
「次郎君、ご馳走様でした」
「あ、結子ちゃん、まだ店にいたのか。水はかかってない?」
「ええ、大丈夫」
「今日は来てくれてありがとう」
「とても美味しい料理で感激したわ」
「結子ちゃんの卸してくれた野菜が素晴らしいからさ。一流料理人でもなければ怪獣でもない、平凡な地球人である僕に、そこまで大きな調理の力はないよ。これからもよろしく頼むね」
「そんな。こちらこそ光栄だわ」
「次は是非レオさんと遊びに来てくれよ」
「ええ、そうね…。お店のスタッフをしていたのは、ご家族だったのね」
「ああ。まだまだ人を雇う余裕はないからしばらく1人だね。今日だけはお世話になった方を集めた開店祝いだから、兄や妹が手伝いに来てくれたのさ」
「いいなあ、きょうだいって」
「今日 水を浴びせて殺しちゃったけどね。結子ちゃんは確か一人っ子だったよね」
「義理の弟ならできたけどね」
「ああ、レオさんの弟か。てことはアストラか。ケケケ…」
「え? 私の弟は1人だけど?」
**************************************
2か月前。
十数年ぶりに会う幼馴染の結子の現在の住まいを訪ね、
結子の家で作っている野菜を
新たに開業するレストランで使いたいと打診した料理人・次郎。
その答えはもちろんOKだった。
その際、苗字の変わった結子と一緒に挨拶してくれたのが、
レオという好青年と、その父親らしきスコットという老人だった。
次郎は昔結子の事が好きだったが、もうレオという夫がいるのだと察し、結子への淡い想いを打ち消した。
結子は昔次郎の事が好きだったが、十数年ぶりに会う次郎の態度から、もう自分になど興味がないのを察していた。
****************************************
「レオさんは・・・」
「レオは、うちの母が再婚した義父の連れ子なの。十何年か前、あなたが引っ越した後」
結子が実際は独身だったと知った次郎。
次郎の勘違いを察した結子。
もう直接会うことはないのだろうと思っていた2人は、
誤解が解けた途端、どちらからともなく個人的な連絡先を交換し、
以後、頻繁に会うようになったのだった。
23年11月19日 22:42
[油獣]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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Goodって?
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
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