ウミオの子供であるカメコは、産まれたときからウミオの両親に育てられていた。
そののち、ウミオではなく、ウミオの弟であるカメオが一人、カメコを育てることになった。
それから数年。
カメコのことを自分の子供だと思って心から愛情を注いで育てているカメオだが、
実は少し前までカメコのことがあまり好きでは無かった。
一体なぜ?
そののち、ウミオではなく、ウミオの弟であるカメオが一人、カメコを育てることになった。
それから数年。
カメコのことを自分の子供だと思って心から愛情を注いで育てているカメオだが、
実は少し前までカメコのことがあまり好きでは無かった。
一体なぜ?
やっと出題 BS候補の「恋愛系:長め」です
ただし、カメオは(問題文の通り)、カメコがウミオの子だと気付いておらず、自分の子だと思っています
No.10[シュガー⭐︎]12月20日 21:3812月20日 21:40
自分の妻と自分の兄が浮気してできた子どもであるカメコに対して複雑な感情を抱いていたからですか?
No! ヒントの通り、カメコのことが自分と妻の子だと思っています!
No.11[シュガー⭐︎]12月20日 21:4412月20日 21:46
ウミオの両親がカメコを育てていた頃、ウミオは両親・カメコと一緒に住んでいませんでしたか?
Yes! で成立します! だってそもそも自分の子だと認識してないので!
No.13[シュガー⭐︎]12月20日 21:5212月20日 21:55
あっ、(11)質問間違えてました!ウミオじゃなくて、カメオは両親・カメコと一緒に住んでいませんでしたか?
Yes! 一緒に住んでませんでした! [良い質問]
参加者一覧 2人(クリックすると質問が絞れます)
全員
シュガー⭐︎(8良:5)
白(7良:1正:1)
簡易解説
カメオの妻とウミオが一晩限りの関係でできてしまった子供、カメコ。
誰もカメコがウミオの子供と気付かないまま妻はカメコを出産、そして死亡してしまった。
カメコのせいで妻が死んでしまったと初めはカメコのことが好きになれず、しばらくはカメオの実家でカメコを育ててもらっていた。
がその後、しばらくカメコと一緒に暮らしていくうちにカメコのことを、妻の生まれ変わりだと思えるようになり、心からカメコのことを愛すようになった。
解説
カメオの最愛の妻が産んだ子供、カメコ。
カメオはカメコが自分の子供だと思っているが、実は妻が酔っ払った際に一度だけ関係をもってしまった兄ウミオとの子供である。
…が、だれもそのことに気付いておらずカメオの子供だと思っている。
そしてカメコが産まれると同時に、最愛の妻は亡くなってしまった。
妻がこの世からいなくなってしまったことはカメオにとって人生で最大の衝撃だった。
もしカメコがいなければ妻は死ななかっただろう、そう思ってしまった。
だからカメコの世話など出来なかった。
妻には親戚がいなかったことから、一時的にカメオの両親がカメコを育ててくれていた。
しかしカメコが二歳になった頃。
さすがにカメオの子供(と誰もが思い込んでいる)なのでずっと親に任せっぱなしにするわけにはいかないし、そろそろ責任取って自分で育てろと親からも言われてしまったこともあり、カメオはカメコを自分の家に連れてきて、(両親に手伝ってもらいながらも)育てることにした。
カメコはすぐ泣くし、それでいてどこかカメオに対して他人行儀だった。
カメオはやはりカメコのことがあまり好きになれなかった。
自分の子供(実際は兄の子供だが)という実感も湧かず、そもそも妻が亡くなったことをいまだに受け入れられなかった。
「ねぇ、ママってどんな人だったの?」
ある日カメコに聞かれたときには思わず怒鳴ってしまった。
「うるさい!」
カメコは驚き、数刻後、大きく見開いた目からはみるみるうちに大粒の涙が溢れ出した。
「…ごめん、そのことならおばあちゃんおじいちゃんに聞いて、俺からは話せない」
やはりカメコのことが苦手だし、こんなことで怒鳴ってしまう自分のことも嫌いだった。
カメコもそんなカメオのことがどこか苦手だった。
おばあちゃんからはカメオのことをパパと呼ぶように言われていたけど、呼べなかった。
そんなある日、カメコがウミガメ遊園地に行きたいと遠慮がちに言い出した。
「ねぇ、、今度ウミガメ遊園地に行きたいんだけど…」
カメオの顔色をうかがうように恐る恐る尋ねるカメコ。
「ウミガメ遊園地!?」
「…えっと、ダメならいいんだけど… でもコウキくんが行って面白いって言ってたから…」
奇しくもその遊園地は亡き妻と初めてのデートで行き、その後も何度も通った、思い出の場所である。
「いや、だめって訳では無くって…」
「え、じゃあいいの!?」
目を輝かせるカメコ。
カメオは腹をくくった。
「そうだな、たまには遊園地くらい行くか」
両親に尋ねたが二人で遊園地に行ってくれと強く言われ、二人は初めて遠出することになった。
遊園地当日。
興奮してなかなか寝つけなかったカメコを連れて、カメオはウミガメ遊園地に向かった。
もう二度と来ることはないと思っていた遊園地。
カメコを遊ばせながらも、カメオはあちらこちらで妻のことを思い出していた。
この自動販売機でジュース買ったら一本当たったっけ…
このお化け屋敷でとっても怖がっていたの、本当に可愛かったな…
そしてそのあと足がすくんでここのベンチに座り込んでいたっけ…
メリーゴーランドの上ではお姫様だったら毎日こんな白馬に乗るのかなぁとか言ってそれをいうなら王子様だろって大笑いしたな…
「もしお姫様だったらこんな白馬に毎日乗れるのかなぁ?」
ふと我に返ると前に乗るカメコがそう言い出した。
「…え?」
「私もお姫様になりたいなぁ」
「…いや、白馬に乗るのは王子様だろ、、」
「あ、そっか、でもそんなお姫様がいてもいいじゃない」
「…そうだな、カメコ」
亡き妻とカメコの姿が重なり、カメオの目からは涙がこぼれ落ちそうになっていた。
観覧車でも亡き妻と同じようなことを言った。
「うわぁ、車があんなに小さく見える!」
「どっちが家の方角?」
「あっ、今が一番高いところだ!」
カメオの目には、カメコの姿に亡き妻が重なって映っていた。
…そっか、カメコは君の生まれ変わりなんだね。
…今まで避けていてごめんね。
カメオは、最愛の妻の子、カメコのことをこれから一生愛し続けようと誓った。
「今日は楽しかった?」
「うん! とっても楽しかった!こんなに楽しいの初めて!」
「本当!? それなら良かった!」
「うふふ」
「なぁカメコ、今まですぐ怒鳴ったりしてごめんな」
「え?」
「これからもずっと俺と暮らしてもいい?」
「うん!! パパ!」
カメオの妻とウミオが一晩限りの関係でできてしまった子供、カメコ。
誰もカメコがウミオの子供と気付かないまま妻はカメコを出産、そして死亡してしまった。
カメコのせいで妻が死んでしまったと初めはカメコのことが好きになれず、しばらくはカメオの実家でカメコを育ててもらっていた。
がその後、しばらくカメコと一緒に暮らしていくうちにカメコのことを、妻の生まれ変わりだと思えるようになり、心からカメコのことを愛すようになった。
解説
カメオの最愛の妻が産んだ子供、カメコ。
カメオはカメコが自分の子供だと思っているが、実は妻が酔っ払った際に一度だけ関係をもってしまった兄ウミオとの子供である。
…が、だれもそのことに気付いておらずカメオの子供だと思っている。
そしてカメコが産まれると同時に、最愛の妻は亡くなってしまった。
妻がこの世からいなくなってしまったことはカメオにとって人生で最大の衝撃だった。
もしカメコがいなければ妻は死ななかっただろう、そう思ってしまった。
だからカメコの世話など出来なかった。
妻には親戚がいなかったことから、一時的にカメオの両親がカメコを育ててくれていた。
しかしカメコが二歳になった頃。
さすがにカメオの子供(と誰もが思い込んでいる)なのでずっと親に任せっぱなしにするわけにはいかないし、そろそろ責任取って自分で育てろと親からも言われてしまったこともあり、カメオはカメコを自分の家に連れてきて、(両親に手伝ってもらいながらも)育てることにした。
カメコはすぐ泣くし、それでいてどこかカメオに対して他人行儀だった。
カメオはやはりカメコのことがあまり好きになれなかった。
自分の子供(実際は兄の子供だが)という実感も湧かず、そもそも妻が亡くなったことをいまだに受け入れられなかった。
「ねぇ、ママってどんな人だったの?」
ある日カメコに聞かれたときには思わず怒鳴ってしまった。
「うるさい!」
カメコは驚き、数刻後、大きく見開いた目からはみるみるうちに大粒の涙が溢れ出した。
「…ごめん、そのことならおばあちゃんおじいちゃんに聞いて、俺からは話せない」
やはりカメコのことが苦手だし、こんなことで怒鳴ってしまう自分のことも嫌いだった。
カメコもそんなカメオのことがどこか苦手だった。
おばあちゃんからはカメオのことをパパと呼ぶように言われていたけど、呼べなかった。
そんなある日、カメコがウミガメ遊園地に行きたいと遠慮がちに言い出した。
「ねぇ、、今度ウミガメ遊園地に行きたいんだけど…」
カメオの顔色をうかがうように恐る恐る尋ねるカメコ。
「ウミガメ遊園地!?」
「…えっと、ダメならいいんだけど… でもコウキくんが行って面白いって言ってたから…」
奇しくもその遊園地は亡き妻と初めてのデートで行き、その後も何度も通った、思い出の場所である。
「いや、だめって訳では無くって…」
「え、じゃあいいの!?」
目を輝かせるカメコ。
カメオは腹をくくった。
「そうだな、たまには遊園地くらい行くか」
両親に尋ねたが二人で遊園地に行ってくれと強く言われ、二人は初めて遠出することになった。
遊園地当日。
興奮してなかなか寝つけなかったカメコを連れて、カメオはウミガメ遊園地に向かった。
もう二度と来ることはないと思っていた遊園地。
カメコを遊ばせながらも、カメオはあちらこちらで妻のことを思い出していた。
この自動販売機でジュース買ったら一本当たったっけ…
このお化け屋敷でとっても怖がっていたの、本当に可愛かったな…
そしてそのあと足がすくんでここのベンチに座り込んでいたっけ…
メリーゴーランドの上ではお姫様だったら毎日こんな白馬に乗るのかなぁとか言ってそれをいうなら王子様だろって大笑いしたな…
「もしお姫様だったらこんな白馬に毎日乗れるのかなぁ?」
ふと我に返ると前に乗るカメコがそう言い出した。
「…え?」
「私もお姫様になりたいなぁ」
「…いや、白馬に乗るのは王子様だろ、、」
「あ、そっか、でもそんなお姫様がいてもいいじゃない」
「…そうだな、カメコ」
亡き妻とカメコの姿が重なり、カメオの目からは涙がこぼれ落ちそうになっていた。
観覧車でも亡き妻と同じようなことを言った。
「うわぁ、車があんなに小さく見える!」
「どっちが家の方角?」
「あっ、今が一番高いところだ!」
カメオの目には、カメコの姿に亡き妻が重なって映っていた。
…そっか、カメコは君の生まれ変わりなんだね。
…今まで避けていてごめんね。
カメオは、最愛の妻の子、カメコのことをこれから一生愛し続けようと誓った。
「今日は楽しかった?」
「うん! とっても楽しかった!こんなに楽しいの初めて!」
「本当!? それなら良かった!」
「うふふ」
「なぁカメコ、今まですぐ怒鳴ったりしてごめんな」
「え?」
「これからもずっと俺と暮らしてもいい?」
「うん!! パパ!」
22年12月20日 21:22
[ベルン]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ベルン
あ、そうそう言い忘れてましたがあるアニメを改造して作っており、そのネタバレになるかもなのでそのアニメだ!と分かっても心の中に… シュガーさん正解です ということで八月くらいからネタとしてはあった問題でした[22年12月20日 22:04]
あ、そうそう言い忘れてましたがあるアニメを改造して作っており、そのネタバレになるかもなのでそのアニメだ!と分かっても心の中に… シュガーさん正解です ということで八月くらいからネタとしてはあった問題でした[22年12月20日 22:04]
1+
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:1
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!