森で迷った末、
とある館にたどり着いた男。
「も、もしかしたら人が
いるかもしれない!」
少し安心しながらそう呟くと、
ドアをノックした。
しかし、何度ノックしても、
何分待っても、誰も出てこない。
困った男は少し悩んだ後、
入ってみることにした。
ドアを開けてすぐ男は
羊羹を見つけた。
テーブルの上にある皿に、
その羊羹はあった。
森で迷ってから8時間が
経とうとしている。
空腹で仕方がなく、
男はその羊羹を一口食べた。
久々の食べ物だったから、
というのもあるが、
とにかく美味しかったので、
「美味い!!」
と大声で言った。
また食べようとしたその時だった。
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…、
と、館が少し揺れ、
ドアがひとりでに閉まった。
ふと、窓を見やると、
白いなにかが
通り過ぎたのを目撃。
「こ、ここ、この館には
幽霊がいる!」
そう叫んで、
ドアから逃げようとした時、
ドアが開いた。
男は死んだ。何があった?
とある館にたどり着いた男。
「も、もしかしたら人が
いるかもしれない!」
少し安心しながらそう呟くと、
ドアをノックした。
しかし、何度ノックしても、
何分待っても、誰も出てこない。
困った男は少し悩んだ後、
入ってみることにした。
ドアを開けてすぐ男は
羊羹を見つけた。
テーブルの上にある皿に、
その羊羹はあった。
森で迷ってから8時間が
経とうとしている。
空腹で仕方がなく、
男はその羊羹を一口食べた。
久々の食べ物だったから、
というのもあるが、
とにかく美味しかったので、
「美味い!!」
と大声で言った。
また食べようとしたその時だった。
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…、
と、館が少し揺れ、
ドアがひとりでに閉まった。
ふと、窓を見やると、
白いなにかが
通り過ぎたのを目撃。
「こ、ここ、この館には
幽霊がいる!」
そう叫んで、
ドアから逃げようとした時、
ドアが開いた。
男は死んだ。何があった?
どうぞ宜しくお願い致します
参加者一覧 6人(クリックすると質問が絞れます)
全員
「マクガフィン」(4良:3)
シュガー⭐︎(5良:1正:1)
みのすけ(5良:1)
ルッツ(4良:2)
わかめ(4良:1)
ルーフェ(2)
森で迷った末、
とある館にたどり着いた男。
「も、もしかしたら人が
いるかもしれない!」
少し安心しながらそう呟くと、
ドアをノックした。
しかし、何度ノックしても、
何分待っても、誰も出てこない。
「参ったなぁ〜。」
男は少し悩んだが、
館は結構ボロボロに
なっていたので、
誰も住んでいないのかもしれない、
と考え、入ってみることにした。
ドアを開けてすぐ男は
羊羹を見つけた。
テーブルの上にある皿に、
その羊羹はあった。
森で迷ってから8時間が
経とうとしている。
空腹で仕方がなく、
男はその羊羹を一口食べた。
久々の食べ物だったから、
というのもあるが、
とにかく美味しかったので、
「美味い!!」
と大声で言った。
また食べようとしたその時だった。
風が吹いたので、
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…、
と、館が少し揺れ、
ドアがひとりでに閉まった。
ふと、窓を見やると、
白いなにかが
通り過ぎたのを目撃。
これらのことが相次いで起こったので、
館が少し揺れたことと、
ドアがひとりでに閉まったことを
幽霊の仕業だと思い、
レジ袋を幽霊と
見間違えてしまったようだ。
さらに、このようなことが起こったのは、
自分が羊羹を食べた後
すぐだったので、
この怪奇現象が起こったのは
そのせいだと勘違いしてしまった。
「こ、ここ、この館には
幽霊がいる!」
そう叫んで、
ドアから逃げようとした時、
ドアが開いた。
と思ったら、今度は人が現れた。
その人が斧を持っていたので、
パニックに陥って逃げ回る。
逃げ回って逃げ回って、
力尽きた男はその人に殺されてしまった。
しかし、その人からしたら、
殺されても当然だったのかもしれない…。
その人はこの館の主。
男が館に訪れた時、
たまたま外出中だった。
館に帰宅した時、突然、
「美味い!!」
の声が聞こえたので、
泥棒が中にいるのだと推測した。
どうにかしてこの泥棒を取り押さえなくては、
と考えた主は、
レジ袋から買ってきたものを
取り出して、
「ペットボトルで殴ろうか…。
そんでもって、縄で縛り付けるか…。
あるいは…。」
と、あれこれ考えていたら、
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー、
と、風が吹き、
レジ袋が飛ばされてしまった。
「あぁ!貴重なゴミ袋が!」
レジ袋が飛ばされた先には、
切り株に刺さった斧があった。
「ペットボトルで殴る程度じゃあ、
泥棒は懲りてくれないよな…。」
主は斧を手に取り、
館の中に入ろうとドアを開けた。
都合よく目の前に泥棒がいた。
逃げ回る泥棒を追いかけ続け、
泥棒が力尽きたところで
斧を振り下ろす。
「この!泥棒めが!」
気づいた時には泥棒は
人の原型を留めていなかった。
それを見て、我に返った主。
「自分はなんということを
してしまったのだろう…。
いくら泥棒とはいえど…。」
そう言って、土を掘って、
泥棒の死体をそっと入れた。
土を被せ、近くの花を取って添え、
十字架を刺した。
「ごめんなさい…、ごめんなさい…。」
そう主は、言い続けた。
それ以来、主は毎晩毎晩同じ夢を見る。
あの日、殺してしまった泥棒が、
「私はただ、
森で迷ってしまっただけだ…。
何故、私を殺したのだ…。
答えよ…。答えよ…!」
と、語りかけてくる夢を。
とある館にたどり着いた男。
「も、もしかしたら人が
いるかもしれない!」
少し安心しながらそう呟くと、
ドアをノックした。
しかし、何度ノックしても、
何分待っても、誰も出てこない。
「参ったなぁ〜。」
男は少し悩んだが、
館は結構ボロボロに
なっていたので、
誰も住んでいないのかもしれない、
と考え、入ってみることにした。
ドアを開けてすぐ男は
羊羹を見つけた。
テーブルの上にある皿に、
その羊羹はあった。
森で迷ってから8時間が
経とうとしている。
空腹で仕方がなく、
男はその羊羹を一口食べた。
久々の食べ物だったから、
というのもあるが、
とにかく美味しかったので、
「美味い!!」
と大声で言った。
また食べようとしたその時だった。
風が吹いたので、
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…、
と、館が少し揺れ、
ドアがひとりでに閉まった。
ふと、窓を見やると、
白いなにかが
通り過ぎたのを目撃。
これらのことが相次いで起こったので、
館が少し揺れたことと、
ドアがひとりでに閉まったことを
幽霊の仕業だと思い、
レジ袋を幽霊と
見間違えてしまったようだ。
さらに、このようなことが起こったのは、
自分が羊羹を食べた後
すぐだったので、
この怪奇現象が起こったのは
そのせいだと勘違いしてしまった。
「こ、ここ、この館には
幽霊がいる!」
そう叫んで、
ドアから逃げようとした時、
ドアが開いた。
と思ったら、今度は人が現れた。
その人が斧を持っていたので、
パニックに陥って逃げ回る。
逃げ回って逃げ回って、
力尽きた男はその人に殺されてしまった。
しかし、その人からしたら、
殺されても当然だったのかもしれない…。
その人はこの館の主。
男が館に訪れた時、
たまたま外出中だった。
館に帰宅した時、突然、
「美味い!!」
の声が聞こえたので、
泥棒が中にいるのだと推測した。
どうにかしてこの泥棒を取り押さえなくては、
と考えた主は、
レジ袋から買ってきたものを
取り出して、
「ペットボトルで殴ろうか…。
そんでもって、縄で縛り付けるか…。
あるいは…。」
と、あれこれ考えていたら、
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー、
と、風が吹き、
レジ袋が飛ばされてしまった。
「あぁ!貴重なゴミ袋が!」
レジ袋が飛ばされた先には、
切り株に刺さった斧があった。
「ペットボトルで殴る程度じゃあ、
泥棒は懲りてくれないよな…。」
主は斧を手に取り、
館の中に入ろうとドアを開けた。
都合よく目の前に泥棒がいた。
逃げ回る泥棒を追いかけ続け、
泥棒が力尽きたところで
斧を振り下ろす。
「この!泥棒めが!」
気づいた時には泥棒は
人の原型を留めていなかった。
それを見て、我に返った主。
「自分はなんということを
してしまったのだろう…。
いくら泥棒とはいえど…。」
そう言って、土を掘って、
泥棒の死体をそっと入れた。
土を被せ、近くの花を取って添え、
十字架を刺した。
「ごめんなさい…、ごめんなさい…。」
そう主は、言い続けた。
それ以来、主は毎晩毎晩同じ夢を見る。
あの日、殺してしまった泥棒が、
「私はただ、
森で迷ってしまっただけだ…。
何故、私を殺したのだ…。
答えよ…。答えよ…!」
と、語りかけてくる夢を。
22年04月27日 19:32
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ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
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Goodって?
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!