最終話 世界の中心でアイを叫んだけもの

人類が滅亡しそうになれば、タイムマシンを用いて過去に移動し、新たに人類の滅亡しないような世界を作ろう、と決意し、ゲンドウをリーダーとし、「ネルフ」を設立した。

さて、人類が滅亡しそうになった時、ゲンドウたちが自殺をしたのはいったいなぜ?
[ベルン] [◇ホウ王◇]

【ウミガメ】22年04月10日 17:36

本編ラスト…!

エウァ
No.1[シュガー⭐︎]04月10日 17:3704月10日 17:38

自殺したことにして過去に行きましたか?

No! 自殺することで過去に行けるわけではありません

No.2[「マクガフィン」]04月10日 17:4004月10日 17:42

ゲンドウはそうすることで人類滅亡を防げると思いましたか?

No! 思っていません! [良い質問]

No.3[シュガー⭐︎]04月10日 17:4104月10日 17:42

ゲンドウたちが自殺したのは一度過去に戻った後の世界ですか?

No!! ミスリード注意 [良い質問]

No.4[「マクガフィン」]04月10日 17:4304月10日 17:44

何度も何度も過去に戻ってあらゆる手段を尽くしたけれど滅亡を避けられないことに絶望しましたか?

1

正解!!!! [正解]

No.5[シュガー⭐︎]04月10日 17:4304月10日 17:44

自殺した結果ゲンドウたちは死にましたか?

Yes! 死にました!

No.6[「マクガフィン」]04月10日 17:4404月10日 17:45

あっ、ウミガメのスープを飲んだからです。

Noww 飲んでませんw 面白かったのとさいごまでおつきあいいただいてありがとう良質! [良い質問]

No.7[シュガー⭐︎]04月10日 17:4404月10日 17:47

ゲンドウは過去にウミガメのスープを飲んだことがありましたか?

Now 関係ありません! 最後までお付き合いいただいてありがとう良質 [良い質問]

参加者一覧 2人(クリックすると質問が絞れます)

全員
シュガー⭐︎(4良:2)
「マクガフィン」(3良:2正:1)
「ネルフ」は過去に戻り、人々の数を減らし、過去を改変しようとした。(第弐拾壱話参照)
しかし願いは報われず、もともとの世界と同様に人類が滅びそうになった。

そこで今度はもっと過去に戻り、根本的に世界を変えようとした。
それでもやはり人類は滅びる。



何度試みても西暦4000年ごろには、人類は滅び、地球も滅亡しそうになる。

人類が滅びた後も「ネルフ」のメンバーのみで生活を試みたが、数百年で食べ物が尽き、過去に取りに戻るしかない。



…これで何度目の人類滅亡だろうか。

俺たちにこの世界を救うことはできなかった。

きっと何度繰り返しても人類滅亡を防ぐことはできないのだろう。

そして俺たちが生き続けることもできないのだろう。


人類の置き土産であるキノコ雲を見ながら、ゲンドウはつぶやく。
「もう、疲れた。」
何十回、何百回と、つまり合計何千年、何万年とループを続けるうちに数を減らしてしまったほかのネルフのメンバーもうなずく。
「そうだな。」

残されたメンバーは、感謝を告げあった。
「今まで本当にありがとう」
「いろいろあったけど本当に楽しかったよ」
「こちらこそ、ほんとうにありがとう」
「さよなら、あの世でも元気でな」

「さよなら。」

彼らは灰色の海へ、一斉にその身を投げた。
22年04月10日 17:36 [ベルン] [◇ホウ王◇]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
「マクガフィン」[◇クエ王◇]
出題ありがとうございました!壮大なストーリーでした。連作お疲れ様でした![22年04月10日 17:56]
1
シュガー⭐︎[1問正解]
出題ありがとうございました!大長編の出題お疲れ様でした〜。大変楽しませていただきました。こんな壮大な物語を思いつけることに改めて脱帽しました〜。[22年04月10日 17:54]
1
ベルン[◇ホウ王◇]
そして大体をまとめたストーリーをルームキー「エウァ」そして下のまとめもに載っけました。 拙い筆ですがこんな感じのストーリーです。 次はおまけ問題として旧劇のタイトルから…![22年04月10日 17:53]
1
ベルン[◇ホウ王◇]
お二方今回の問題、そしてこれまでの問題へのほぼ全問ご参加ありがとうございました!! (毎日私自身予定が分からずランダムな時間だったのにも関わらず… 拙い問題を全問出せたのもガフィンさんシュガーさんをはじめとしたたくさんの方があってこそでした。 本当にありがとうございました![22年04月10日 17:46]
1
「マクガフィン」[◇クエ王◇]
参加します〜!番外編…?[22年04月10日 17:39]
シュガー⭐︎[1問正解]
参加します!本編…?[22年04月10日 17:36]
ベルン[◇ホウ王◇]
皆様あらかじめ歓迎いたします! 早いもので最終話です…[22年04月10日 17:36]
【{残虐な描写多数有り!!}】

3000年頃。
世界大戦が激化・過度の食料不足により人々の死体すら食料になりつつあった。
さらに、第弐拾参話より、使徒の元となるコアが開発されてしまう。


死体までも労働力・また戦争兵器になると分かった人々が、さらなる戦争の激化へ道を歩んでしまう。
このままでは死体が兵器にされてしまう。
それではどんなに大切な人でも死ねば兵器にされてしまう(このあたりが第弐拾弐話の大切な人が死ねばその死体を喰らう習慣の始まり)。
また、死体を喰らい始めてからというもの人々はどんどん色彩を失っていき、最終的には色彩が分からなくなってしまった。

そして、第弐拾四話のように、不老手術も開発され、各国政府の誤認により子供を作ることの出来ない不老の人間達が大量発生してしまう。
その後、不老でない人類はほとんど絶滅し、生殖機能を持たない不老の人間ばかりの世界…戦争により数を減らしていくだけの人間の世界となった。

そうして、人類は破滅の道をたどり、最後の人類は欧米系の血筋である、ゲンドウやアスカをはじめとする、数百人だけ。
そして幾度となく起こった世界大戦により地球はもう生物が住めるような環境ではなくなっていた。

そこでゲンドウは生き残った人間を皆あつめ、「ネルフ」という組織を立ち上げた。
「過去に戻って不老の人生を歩む」だけでなく、「過去を改変することで人類の滅亡、ひいては地球の滅亡を防ぐ」という究極の目的を掲げ、そのためにタイムマシンで1900年頃(第一次世界大戦前)に遡り、人類の間引きを行うことに。その理由は、「人類の敵を自分たちだと思わせ、世界中の人々の結束力を高め、世界対戦による地球の滅亡を阻止すること」そして、「優秀な人間の選別を行い、優秀な人材(主に成長力のある子供)は殺さずネルフの下で成長させ、世界平和・地球存続につながる教育をさせる」さらに、「人間の死体にはコアを埋め込むことによりこちらの戦力にするか、食料にする」ためである。(詳しくは第弐拾壱話)

以下、ゲンドウをはじめとする4500年から1900年にタイムスリップした人間のことを「使徒」、コアを埋められた死体のことを使徒、と呼称する。
タイムスリップ先としては、世界各地様々な場所で、1900年のヨーロッパやアメリカ、日本などが選ばれ、各地に「使徒」が数人から数十人、侵攻用の使徒が数百から数万体送られることに。


まずは様子を観察するため、数人の「使徒」がアフリカの僻地に送られることに。
タイムマシンを誰にもバレないよう噴煙の中、マグマ内に着水(?)させ、人々の生活の様子や姿を報告した。(第拾話)
余談だが、この時色の判別がつかないのでマグマを温泉程度と勘違いしていたらしい。別にタイムマシンはマグマ程度でほとんど溶けたりしないが。

そして無事1900年の人々にバレずに様子見が終わり、本格的に人類間引き作戦を決行し、数百年にわたりさまざまな戦いをした。



さてここで、アスカの話をする。

アスカは、「使徒」の科学博士である。
しかし、タイムスリップする前から人類の間引きには心の奥で反対していた。
二千年以上昔とはいえ、同じ人類を殺害するのは気が引けるし、もっと話し合うなど別の方法があると考えたからだ。
また、二千年以上昔に戻るなら、そこで世界大戦を避けながら千年ほど平和に暮らせば、そこまで生きなくてもいいなと考えていた。

日本にタイムスリップ後は、次々と弑されていく人々の姿を見て、人々の側につくことを決意し、コアを秘密裏に改造し、「エウァ」を開発した。

だが、これまで数百年一緒に暮らしてきた他の「使徒」たちを裏切ることになると思うと心が痛み、なかなかエウァを人々に提供するという行動に移せずにいた。

そして、人間の都市に潜入していたとき、ケンスケと出会う。

ケンスケに一目惚れしかけたアスカだが、自分が「使徒」であり、ケンスケが1900年を生きる人間であることを踏まえると、絶対にこの恋はしてはいけない。
そう考えたアスカだが、ケンスケの方もどうやらアスカに気があるようだ。

そして遂に、ケンスケにデートを誘われてしまった。

嬉しい気持ちと、罪悪感や恐怖が入り交じった不思議な気持ちになったが、デートに行くことに。そしてそのまま告白されてしまった。(第四話の男がケンスケ、女がアスカである。雨でアスカのペンキが落ちてしまわないようにとアスカは帰るのをとってもためらった。ケンスケは薄々アスカが「使徒」だと気付いていたが、確信は無かったのと、使徒であろうとアスカのことを愛しているので全く怖がっては無かった)

自分が「使徒」であることを隠しながらの生活。
ましてや人間と付き合うとなると、それはとても苦しいことに違いない。

それでもケンスケと一緒にいられないと思うと心が痛くなる。
万が一バレれば、自分はケンスケに嫌われるだろうし、下手をすれば殺されてしまう。

幾度もの戦争を生きぬき、タイムスリップしてまで生きながらえているのに、こんなことで死ぬのは嫌。
…死ぬのはイヤ。死ぬのはイヤ。
だから、もし自分が使徒だとケンスケに気付かれたときには、愛を込めてケンスケを殺害しようと思った。
「使徒」達の掟にも潜入中にバレたときには有無を言わさず殺害する、とあるし、そうアスカは自分に言い聞かせていた。

そして遂にそのときが来た。
ケンスケに疑問視されてしまったのだ。

でも、「使徒」だとカミングアウトして、殺すとアスカが言ったとき。
「…うすうす君が「使徒」だということは気付いていたよ。それでもアスカはアスカだ。 僕はアスカが使徒であろうとアスカのことを心から愛している。それが君の望むことなんだったら僕を殺してくれ」
そういってケンスケは微笑んだ。

ケンスケのことだけは信じよう、自分が「使徒」だと他の人々にバレない=ケンスケとずっと暮らせる。 そして幸せな生活がやっと送れる。

アスカの目から涙がこぼれ落ちた。

そしてケンスケとアスカは一緒に暮らしはじめ、「使徒」の秘密を全て話した。
そしてケンスケは全てを受け入れてくれた。

二人は結ばれ、子供をもうけ、レイと名付けた。
この頃になると「使徒」たちにもアスカが人間と付き合っているのではと怪しまれていたので、アスカのこころのよりどころはケンスケと、「使徒」の親友で全てを知っているマリだけとなっていた。


「エウァ」のことも話した。
アスカを傷つける気は全くないが、それでもエウァだけが今いる人々を助けることの出来る唯一の道だと考えたケンスケは、アスカの存在を伏せ、エウァを開発したと政府に言った。

かなり怪しまれたが、たまたま戦場で拾ったコア(コアが埋め込まれていた死体のほとんどの部分はなくなっていたがコアは無事だった)を少しいじってみると、たまたま近くにいた使徒が倒れ、そのことから波長の電波が出ることが判明した…といった話がなんとか通り、無事エウァが戦場で使われることとなった。

そうしてエウァがやっと完成し、使徒を倒し(コアがないのでエウァでも「使徒」は倒せない)人々が使徒に対して優勢となっていった。

そして、2100年頃、ほぼ全ての使徒(コア)がエウァにより使えなくなり、「使徒」は人々と会談をすることに。
もちろん議題は「地球の滅亡を防ぐこと」そのために、人類が一丸となって行動すること。
はじめは反発だらけで、人類の「使徒」への恨みは隠しきれなかったが、何度も説得していくうちに人類も理解を示し始めた(タイムマシンの存在が大きかった)
そして世界平和同盟が締結され、人類の数を増やしすぎないように、各家庭には子供が二人まで、と世界中で決められた。
幸い、「使徒」の侵攻により起こるはずだった世界大戦はいまだ一度も起こっていない。
人類の数も全世界で一億人程度と、「使徒」の間引き作戦も成功している(その8割程度が使徒側に引き取られた子供達の子孫で、人々の存続を一番に考える人たちに育成されていた)
人類の代表たるコウゾウを喰らってしまったとき(第弐拾弐話)には再び「使徒」と人類の仲が悪くなりそうになったが、何とか仲も取り戻し、迎えた3000年。

世界平和同盟が作られてから数百年が経ち、平和ボケし始めた人々が遂に本性を現し始めた。
ある者は不凍港を求め、ある者は食料を求め、ある者は宗教を求め、世界は再び戦争状態に入った。

「使徒」達も必死に止めようとしたが、技術力も2000年頃と比べものにならないくらい上がっており、そのまま地球環境が悪化、人々の数も激減し、残ったのはゲンドウをはじめとする、不老手術を受けた「使徒」のみ。それも、この環境下では生きられないと。

再びタイムマシンで過去に戻り… 

「使徒」以外の人類が死亡し、「使徒」ですら生きられる環境では無くなる。

ちなみに、第弐拾五話(エウァが開発されていない世界線)や、第拾伍話(アスカとケンスケが「使徒」に追われていない世界線)である

だから再びタイムマシンで過去に戻る。

何度過去を変えても変わらない未来。変えれない未来。
そしてネルフのメンバーも数を減らし、残るは数人。
累計何万年も生きた「使徒」…いや、「人類」たちは、遙か昔に誓った、「人類の滅亡、そして地球の滅亡を防ぐ」という目標を達成すること無く、自ら命を絶った。



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