「カンニングをした人はその場で失格、退場してもらいます。」というルールのもと、試験が行われた。
しかし、ある生徒はカンニングが試験官にバレたにもかかわらず、次はするなよ、と言われただけで試験を続けさせてもらえた。いったいなぜ?
くつしたさんの問題文です。
しかし、ある生徒はカンニングが試験官にバレたにもかかわらず、次はするなよ、と言われただけで試験を続けさせてもらえた。いったいなぜ?
くつしたさんの問題文です。
漢字の方の靴下さんの問題です。おじさんはくーたんって呼んでます。
ラテクエリサイクル
15突破ヒント
「今回はだめだけど次のテストではするなよ」と言われたのは合ってます。
しかしまだ足りません。
「今回はだめだけど次のテストではするなよ」と言われたのは合ってます。
しかしまだ足りません。
No.21[アカガミ]04月04日 22:2204月04日 22:23
カンニングで失格になってしまったけれど、どうしても入学したいある生徒に根負けして挑戦を続けていいと許可をだしますか?
NO、そういうわけではなく…
No.26[シュガー⭐︎]04月04日 22:2604月04日 22:27
受験がパーになったのに「次はするなよ」の一言で済ませてくれた親に対して申し訳ない気持ちになりましたか?
親がそれですませたのはYES!一応正解マーカーあげます!理由は後述。 [正解]
核は26とか28で正解です。
が、なぜと問われているのでそれにこたえる形でも回答していただきたい。
ここからは誘導強めにするので実質ボーナスタイムです。
ではスタート!
が、なぜと問われているのでそれにこたえる形でも回答していただきたい。
ここからは誘導強めにするので実質ボーナスタイムです。
ではスタート!
No.33[シュガー⭐︎]04月04日 22:3204月04日 22:33
病院の跡取りになってもらわないと困るからですか?
YESNO、それでも成立します。医学部受験の血塗られた争い、あれってマジなんでしょうかねえ…。
No.35[アカガミ]04月04日 22:3404月04日 22:35
親は期待をかけ過ぎたため、その生徒がカンニングに手を出してしまったことに気付きますか? [編集済]
YES!あとはこれを「なぜ」に答える形にできますか? [良い質問]
No.38[シュガー⭐︎]04月04日 22:3704月04日 22:38
個人病院で働いていたことがありますが、跡取り息子が中学受験に失敗したとき奥様の雰囲気が凄まじいことになっていました‥
あ~やっぱりあるんだね…。でも気持ちもわかるから悲しいんだよなあ…。
あ、23時までに望んだ回答が出なければ26と28のみを正解にして閉じます。
ボーナスタイムなので医学部受験の血塗られた争いに関するネタ質問も許可します。
ボーナスタイムなので医学部受験の血塗られた争いに関するネタ質問も許可します。
参加者一覧 6人(クリックすると質問が絞れます)
全員
ベルン(3良:1)
靴下(10良:2)
アカガミ(15良:6正:1)
シュガー⭐︎(6良:1正:1)
ほずみ(5良:1正:1)
月刊らてらて放送室!(1)
簡易解説
とある受験生が周囲からの圧や自分の置かれている状況から「ここで受からなきゃ終わりだ」とついうっかりカンニングをしてしまった。
当然退場にはなりその試験は続けさせてもらえなかった。
しかし一連の話を聞きようやく彼に与えていた圧が想像以上だったことを知った親は余計に圧をかけるのはやめ「次はするなよ」の一言でおさめたのである。
問題文通りなぜ?という問いに答えるのであれば「両親の心情が変わったから」である。
(物語面に力を入れすぎてなんか簡易解説とはちょっとずれた)解説
両親は俺に過度な期待をかける。
一流の大学に入り一流企業に入る、それを当然のように教育してきた。
俺自身それが悪いとは思わないしかといってそれを否定するほどの夢があるかと言われればない。
道自体には満足しているが問題なのは両親の熱が異常に入りすぎてること。
まあだから、彼らは俺が自分の思い通りにならないことが怖いんだろうな。
模試でいい点を取ればこれが当然と言われ、悪い点を取れば罵倒や暴言を言われる。
高校生らしい遊びは小さいことまで禁じられ、隠れて手を出そうものなら親の罵詈雑言は1時間は覚悟しなければならない。
とはいえこの試験で受からなければ…もう終わりだ。
今度はどんな罵倒が飛ぶかわからん。最悪手が出るかもしれん。
「え~試験の前に警告です。カンニングをした人はその場で失格、退場してもらいます。」
開始の5分ほど前試験官がそう言う。
ここから戦いが始まる。
これがわかるかどうかで、全てが決まる!!!
「はじめ!!!」
試験官が合図し皆一斉に問題用紙を開く。
「…!!」
俺も同じように問題冊子を開き、そして戦慄した。
分からない問題が出てきたのである。
落ち着け俺、共通テストは9割取れたじゃないか、この試験だって合格点さえ行ければ…。
無我夢中で分かる問題を求め、問題冊子を開く。
しかし開くたびに問題を見る前に両親の罵倒が思い浮かぶ。
「こんな問題が解けんようじゃ、終わりだな。」
解けない。
「こんな思いするならあなたみたいなバカな息子産むんじゃなかった!!!」
解けない。何もわからない。
「模試の点が下がっただあ?あそこに入れないなら…もうお前うちの子じゃないからな。」
だめだ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだ!!!
このままじゃ、また…
…お?
俺は見つけてしまった。
運よく教室の配置や前の人の座り方などの偶然が重なり、頑張れば答案を確認できそうなのだ。
いうなればカンニング。事前に準備したわけでもないし古典的な手法だが、うまくすれば試験官にばれることなく、あるいはそこからモチベーションを回復して…
俺は、体勢を変えた。
バレないと思っていた。
「ちょっと君。」
試験の直前に聞いたあの声が俺の耳元で鳴る。
「君、そんなに変な体勢して何してるの?言ったよね、カンニングは失格だって。」
俺は、試験をリタイアさせられた。
もちろん結果は不合格で決まりだろう、なんなら不合格通知すらないかもしれない。
その夜はカンニングの通知が家にも届いたのか、家族会議になった。
俺は罵詈雑言を覚悟した。でも実際に両親から飛んできた言葉は…
「…悪かった。」
「…ごめんなさい。」
だった。
「…え?なんでお袋や親父が謝るんだよ。」
「お前がそこまでするくらいに俺たちはプレッシャーを与えていた、そのことに気づいたからだ。」
「私たち…いくらあなたがその気になってくれたからって言い過ぎたわ。こんなに苦しんでたことに気づいてやれなくてごめんね…。」
母は泣いていた。そして両親ともカンニングをしたことについて俺を責めることはなかった。
俺も泣いた。
そうだ、俺は強いられていたとはいえ…両親の過度な期待はまだしも、俺自身が積み重ねてきたものでさえふいにしてたんだな…。
「親父…お袋…ごめん…。」
そして今日、また俺は試験を迎える。
去年と同じ大学。あれから両親は俺が明確にサボりでもしない限りは何も言わなくなってきていた。そんな環境で過ごした浪人時代。今度こそ合格をつかみ取ってやる。
「いい?自分を信じて頑張ってね。」
「ああ。わかってる。」
「お前には力がある。だからカンニングだけは、次はするなよ?」
「大丈夫だよ!っと、時間か。じゃあ、行ってくる。」
さあ、試験開始だ。
とある受験生が周囲からの圧や自分の置かれている状況から「ここで受からなきゃ終わりだ」とついうっかりカンニングをしてしまった。
当然退場にはなりその試験は続けさせてもらえなかった。
しかし一連の話を聞きようやく彼に与えていた圧が想像以上だったことを知った親は余計に圧をかけるのはやめ「次はするなよ」の一言でおさめたのである。
問題文通りなぜ?という問いに答えるのであれば「両親の心情が変わったから」である。
(物語面に力を入れすぎてなんか簡易解説とはちょっとずれた)解説
両親は俺に過度な期待をかける。
一流の大学に入り一流企業に入る、それを当然のように教育してきた。
俺自身それが悪いとは思わないしかといってそれを否定するほどの夢があるかと言われればない。
道自体には満足しているが問題なのは両親の熱が異常に入りすぎてること。
まあだから、彼らは俺が自分の思い通りにならないことが怖いんだろうな。
模試でいい点を取ればこれが当然と言われ、悪い点を取れば罵倒や暴言を言われる。
高校生らしい遊びは小さいことまで禁じられ、隠れて手を出そうものなら親の罵詈雑言は1時間は覚悟しなければならない。
とはいえこの試験で受からなければ…もう終わりだ。
今度はどんな罵倒が飛ぶかわからん。最悪手が出るかもしれん。
「え~試験の前に警告です。カンニングをした人はその場で失格、退場してもらいます。」
開始の5分ほど前試験官がそう言う。
ここから戦いが始まる。
これがわかるかどうかで、全てが決まる!!!
「はじめ!!!」
試験官が合図し皆一斉に問題用紙を開く。
「…!!」
俺も同じように問題冊子を開き、そして戦慄した。
分からない問題が出てきたのである。
落ち着け俺、共通テストは9割取れたじゃないか、この試験だって合格点さえ行ければ…。
無我夢中で分かる問題を求め、問題冊子を開く。
しかし開くたびに問題を見る前に両親の罵倒が思い浮かぶ。
「こんな問題が解けんようじゃ、終わりだな。」
解けない。
「こんな思いするならあなたみたいなバカな息子産むんじゃなかった!!!」
解けない。何もわからない。
「模試の点が下がっただあ?あそこに入れないなら…もうお前うちの子じゃないからな。」
だめだ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだ!!!
このままじゃ、また…
…お?
俺は見つけてしまった。
運よく教室の配置や前の人の座り方などの偶然が重なり、頑張れば答案を確認できそうなのだ。
いうなればカンニング。事前に準備したわけでもないし古典的な手法だが、うまくすれば試験官にばれることなく、あるいはそこからモチベーションを回復して…
俺は、体勢を変えた。
バレないと思っていた。
「ちょっと君。」
試験の直前に聞いたあの声が俺の耳元で鳴る。
「君、そんなに変な体勢して何してるの?言ったよね、カンニングは失格だって。」
俺は、試験をリタイアさせられた。
もちろん結果は不合格で決まりだろう、なんなら不合格通知すらないかもしれない。
その夜はカンニングの通知が家にも届いたのか、家族会議になった。
俺は罵詈雑言を覚悟した。でも実際に両親から飛んできた言葉は…
「…悪かった。」
「…ごめんなさい。」
だった。
「…え?なんでお袋や親父が謝るんだよ。」
「お前がそこまでするくらいに俺たちはプレッシャーを与えていた、そのことに気づいたからだ。」
「私たち…いくらあなたがその気になってくれたからって言い過ぎたわ。こんなに苦しんでたことに気づいてやれなくてごめんね…。」
母は泣いていた。そして両親ともカンニングをしたことについて俺を責めることはなかった。
俺も泣いた。
そうだ、俺は強いられていたとはいえ…両親の過度な期待はまだしも、俺自身が積み重ねてきたものでさえふいにしてたんだな…。
「親父…お袋…ごめん…。」
そして今日、また俺は試験を迎える。
去年と同じ大学。あれから両親は俺が明確にサボりでもしない限りは何も言わなくなってきていた。そんな環境で過ごした浪人時代。今度こそ合格をつかみ取ってやる。
「いい?自分を信じて頑張ってね。」
「ああ。わかってる。」
「お前には力がある。だからカンニングだけは、次はするなよ?」
「大丈夫だよ!っと、時間か。じゃあ、行ってくる。」
さあ、試験開始だ。
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
トリック:1票ブクマ:6
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Goodって?
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
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