真夏。
14歳の少年が最近ようやく手に入れた自分の部屋で、
エアコンのクーラーをつけて、部屋を快適にしようとした。
しかし涼しさを感じた瞬間、少年はエアコンの電源を消し、
堪えきれず床中に嘔吐した。
部屋にまだ涼しさが残る中、少年は胃が空っぽになるまで吐き続け、
そして吐き出すものなどとうに無くなった後も、酸っぱい胃液をそのまま吐き続けた。
目からは涙が止まらなかった。
彼はしばらく憂鬱のまま、クーラーなしで平均気温40℃近い真夏の日々を過ごした。
彼の身に何があったのだろうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜今回の調書〜(質問の中で自動で埋まるよ)
1「少年が吐いてしまった体調的な原因は何?」→
2「少年は自分の部屋を手に入れるまでどこで日々を過ごしていた?」→
3「少年は1ヶ月前のある日の夜出て行ったことがあるが、次の日の昼にはまた戻ってきた。その間どこかで一晩を過ごしたのだが、その場所の2つの特徴とは?」→
4「少年がそこで朝起きた時に発見したものとは?」→
14歳の少年が最近ようやく手に入れた自分の部屋で、
エアコンのクーラーをつけて、部屋を快適にしようとした。
しかし涼しさを感じた瞬間、少年はエアコンの電源を消し、
堪えきれず床中に嘔吐した。
部屋にまだ涼しさが残る中、少年は胃が空っぽになるまで吐き続け、
そして吐き出すものなどとうに無くなった後も、酸っぱい胃液をそのまま吐き続けた。
目からは涙が止まらなかった。
彼はしばらく憂鬱のまま、クーラーなしで平均気温40℃近い真夏の日々を過ごした。
彼の身に何があったのだろうか?
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〜今回の調書〜(質問の中で自動で埋まるよ)
1「少年が吐いてしまった体調的な原因は何?」→
2「少年は自分の部屋を手に入れるまでどこで日々を過ごしていた?」→
3「少年は1ヶ月前のある日の夜出て行ったことがあるが、次の日の昼にはまた戻ってきた。その間どこかで一晩を過ごしたのだが、その場所の2つの特徴とは?」→
4「少年がそこで朝起きた時に発見したものとは?」→
前に出したものと答えは同じです。まだやってない方いましたらぜひ解いてみてね
No.4[潮騒]03月02日 16:1203月02日 16:39
クーラーをつけなくても少年は嘔吐しましたか? [編集済]
No 少年は"体調的な原因"もありますが、クーラーの冷気をきっかけにたまらず吐いてしまいました [良い質問]
No.7[潮騒]03月02日 20:2103月02日 20:30
クーラーをつけて部屋の温度を下げたら自分は吐くだろうと少年は予想していましたか?
No 油断してしまってて、予期せずトラウマを思い出してしまいました。 [編集済] [良い質問]
No.13[潮騒](元名無し)03月03日 19:2703月04日 01:00
両親が事故で亡くなり、火葬場の待合室に一人でいた少年はクーラーをつけたところ、
警察のひんやりとした遺体安置所で見た両親の痛ましい姿を思い出して嘔吐してしまったのですか?
[編集済]
3→遺体が安置されてることと、冷房で冷えている
4→両親の遺体
おおよそ正解です。両親の遺体を見つけたのは一ヶ月前の出来事でした
それでは1と2は分かりますか?少年の住む町に関わる、もう一つの重要な要素があります(2がそれに関係してくる)
[編集済]
[正解]
No.15[潮騒]03月04日 03:0403月04日 03:36
少年の体調不良には両親が死んだ事故が関わっていますか?
Yes 少年は両親が死んだことを含めた数々のトラウマを一ヶ月間ずっと引きずっていました [良い質問]
No.16[潮騒]03月04日 07:1803月04日 11:27
少年は避難所で生活していましたか?
2→避難所
Yes…! 最後に、少年、だけでなく町の人々にもトラウマを作り出した全ての元凶は一体…?(ヒント、じ○○とつ○○…)
[編集済]
[正解]
参加者一覧 2人(クリックすると質問が絞れます)
全員
潮騒(13良:6正:2)
夕雅(3良:2)
〜完成された調書〜
1「少年が吐いてしまった体調的な原因は何?」
→寝不足
2「少年は自分の部屋を手に入れるまでどこで日々を過ごしていた?」
→避難所
3「少年は1ヶ月前のある日の夜出て行ったことがあるが、次の日の昼にはまた戻ってきた。その間どこかで一晩を過ごしたのだが、その場所の2つの特徴とは?」
→遺体が安置されてることと、冷房で冷えている
4「少年がそこで朝起きた時に発見したものとは?」
→両親の遺体
解説
少年の住む町で震度7の大規模な地震と津波が発生。
少年は山道で、後ろから時速40kmで容赦なく襲いかかってくる津波に一度飲み込まれた。
しかし無我夢中で近くの崖によじ登ることで、奇跡的に生き延びることができた。
少年はその後、人でごった返す暑苦しい避難所でしばらく生活することになった。しかしはぐれている状態にあった両親の姿がそこには見られない。
彼は黙ってその避難所から出ていくことにした。
月明かりに照らされながら山道を進んでいると、別の避難所のような建物を発見した。
中は真っ暗だが沢山の人が毛布に身を包んで眠っていて、クーラーが効いてるのかひどく涼しかった。
少年は両親を探そうとしたが、焦る心を抑えてこの避難所で一夜を過ごすことにした。
朝になるまで待とう。彼はこれまでの現実感のない被災体験を一人思い返しながら眠りについた。
…
…目が覚めると朝だった。
寝ぼけながら昨晩のことを思い出し、急いで立ち上がる彼だったが、周囲を観察してある違和感を覚えた。
部屋で眠っている人たち全員ピクリとも動く気配がない。
そして思えば冷房が効きすぎていた。
少年は逃げるようにその場から離れた。
が、建物を出る寸前、ばったりと"生きてる何人かの大人たち"と鉢合わせ、彼の心臓が飛び出そうになった。
ここは遺体安置所だった。彼は一晩中、無数の死体に囲まれて過ごしていたのだ。
少年は涼しさに見舞われながら建物内を見て回った。
すると全身に毛布がかかった状態の二つの遺体を見つけた。
恐る恐る毛布をめくると、二つの変わり果てた顔が露わになった。
気がつくと少年は、元の人でごった返す暑苦しい避難所に戻っていた。記憶喪失したみたいに今に至るまでの記憶がなかった。
しかし暑苦しい避難所内で一人呆然とする最中、彼は思い出した。
両親が遺体安置所で死んでいたこと
あの後父と母の亡骸を埋火葬場へ運んだこと
その足でこうして避難所まで戻ってきたこと
目を背けていたはずの事実が押し寄せてきた。なんとかそこから思考を外そうとすると、忘れようとしていた津波の記憶が呼び覚まされた。辺りの景色が暗転して、気がつくと彼は震えで止まらなくなり、喉の底から唸り声を上げていた。
その日からほぼ毎日眠れない日々がずっと続いた。
あれから1ヶ月が経過した。
依然被災地の人々は蒸し暑い避難所生活を余儀なくされていたが、ようやく新しく仮設住宅が建てられ、多くの人がそれぞれの仮住まいへと移住した。
少年も移住し、自分の部屋を快適にするために早速クーラーの電源をオンにした。
でもダメだった。涼しさを全身に感じると、彼は先ほどまで胃袋に押し込んでいた味噌汁やパンなどを全て吐き戻した。
毛布から顔を覗かせた両親の顔がフラッシュバックして、彼はさらに吐き戻した。
室内が熱気を取り戻していく。少年は怒りに身を震わしたが、最後に残ったのは深い絶望だけだった。
1「少年が吐いてしまった体調的な原因は何?」
→寝不足
2「少年は自分の部屋を手に入れるまでどこで日々を過ごしていた?」
→避難所
3「少年は1ヶ月前のある日の夜出て行ったことがあるが、次の日の昼にはまた戻ってきた。その間どこかで一晩を過ごしたのだが、その場所の2つの特徴とは?」
→遺体が安置されてることと、冷房で冷えている
4「少年がそこで朝起きた時に発見したものとは?」
→両親の遺体
解説
少年の住む町で震度7の大規模な地震と津波が発生。
少年は山道で、後ろから時速40kmで容赦なく襲いかかってくる津波に一度飲み込まれた。
しかし無我夢中で近くの崖によじ登ることで、奇跡的に生き延びることができた。
少年はその後、人でごった返す暑苦しい避難所でしばらく生活することになった。しかしはぐれている状態にあった両親の姿がそこには見られない。
彼は黙ってその避難所から出ていくことにした。
月明かりに照らされながら山道を進んでいると、別の避難所のような建物を発見した。
中は真っ暗だが沢山の人が毛布に身を包んで眠っていて、クーラーが効いてるのかひどく涼しかった。
少年は両親を探そうとしたが、焦る心を抑えてこの避難所で一夜を過ごすことにした。
朝になるまで待とう。彼はこれまでの現実感のない被災体験を一人思い返しながら眠りについた。
…
…目が覚めると朝だった。
寝ぼけながら昨晩のことを思い出し、急いで立ち上がる彼だったが、周囲を観察してある違和感を覚えた。
部屋で眠っている人たち全員ピクリとも動く気配がない。
そして思えば冷房が効きすぎていた。
少年は逃げるようにその場から離れた。
が、建物を出る寸前、ばったりと"生きてる何人かの大人たち"と鉢合わせ、彼の心臓が飛び出そうになった。
ここは遺体安置所だった。彼は一晩中、無数の死体に囲まれて過ごしていたのだ。
少年は涼しさに見舞われながら建物内を見て回った。
すると全身に毛布がかかった状態の二つの遺体を見つけた。
恐る恐る毛布をめくると、二つの変わり果てた顔が露わになった。
気がつくと少年は、元の人でごった返す暑苦しい避難所に戻っていた。記憶喪失したみたいに今に至るまでの記憶がなかった。
しかし暑苦しい避難所内で一人呆然とする最中、彼は思い出した。
両親が遺体安置所で死んでいたこと
あの後父と母の亡骸を埋火葬場へ運んだこと
その足でこうして避難所まで戻ってきたこと
目を背けていたはずの事実が押し寄せてきた。なんとかそこから思考を外そうとすると、忘れようとしていた津波の記憶が呼び覚まされた。辺りの景色が暗転して、気がつくと彼は震えで止まらなくなり、喉の底から唸り声を上げていた。
その日からほぼ毎日眠れない日々がずっと続いた。
あれから1ヶ月が経過した。
依然被災地の人々は蒸し暑い避難所生活を余儀なくされていたが、ようやく新しく仮設住宅が建てられ、多くの人がそれぞれの仮住まいへと移住した。
少年も移住し、自分の部屋を快適にするために早速クーラーの電源をオンにした。
でもダメだった。涼しさを全身に感じると、彼は先ほどまで胃袋に押し込んでいた味噌汁やパンなどを全て吐き戻した。
毛布から顔を覗かせた両親の顔がフラッシュバックして、彼はさらに吐き戻した。
室内が熱気を取り戻していく。少年は怒りに身を震わしたが、最後に残ったのは深い絶望だけだった。
21年03月01日 22:39
[ドタオ]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
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自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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Goodって?
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!