昔々、とある国にそれはそれは美しい姫君が居た。
その美しさから幾人もの男が貢物を持って姫に求婚したが、姫はその度に男に無理難題を吹っ掛けてあしらうのだった。
荘厳な指輪を持って現れた男には仏の御石の鉢を、一輪の花を持って訪れた男には蓬莱の玉の枝を、華美なブーケを持って訪れた男には火鼠の皮衣を、煌びやかな装飾品を持って訪れた男には竜の首の珠を、美しい衣を持って訪れた男には燕の子安貝を要求した。
しかしひとりの老人が大きな包みを持って姫のもとを訪れたとき、姫は後悔の涙を流した。
姫は何故無理難題を吹っ掛けていたのか。また、何故姫は後悔し、涙を流したのだろうか。
その美しさから幾人もの男が貢物を持って姫に求婚したが、姫はその度に男に無理難題を吹っ掛けてあしらうのだった。
荘厳な指輪を持って現れた男には仏の御石の鉢を、一輪の花を持って訪れた男には蓬莱の玉の枝を、華美なブーケを持って訪れた男には火鼠の皮衣を、煌びやかな装飾品を持って訪れた男には竜の首の珠を、美しい衣を持って訪れた男には燕の子安貝を要求した。
しかしひとりの老人が大きな包みを持って姫のもとを訪れたとき、姫は後悔の涙を流した。
姫は何故無理難題を吹っ掛けていたのか。また、何故姫は後悔し、涙を流したのだろうか。
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昔々あるところに
No.5[五条断]10月22日 11:3810月22日 20:23
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問題文の「昔々~子安貝を要求した。」までは かぐや姫とほぼ同じと考えてよいですか?
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No.かぐや姫の話とは関係ありません [良い質問]
情報自体はほぼ出揃ってきているので、あとは主に何故の部分を推測していけばFAに辿り着けると思います。
No.21[手弁当]10月23日 08:4510月30日 11:22
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誰かを愛してもその人は先に死ぬため、その人の思い出を抱えたままずっと生き続けるのはつらいので、愛する人ができないよう無理難題を吹っ掛けていましたか? [編集済]
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Yes!無理難題の理由に関してはその通りです! [正解][良い質問]
No.23[琴水]10月28日 13:5410月28日 15:37
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死期が近い老人は、もう姫の無理難題に応えることは出来ないと考え、先に自分が渡せる最高の物を大きな包みに入れてやってきましたか?
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No.ですが、死期が近いという点は合っています
No.25[七星美月]10月28日 16:2310月30日 11:22
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不老不死の自分の元から去ってほしくて無理難題を出したのに、それにより男の人生を費やさせてしまった後悔から涙を流しましたか? [編集済]
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Yes!正解です [正解]
参加者一覧 7人(クリックすると質問が絞れます)
全員
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昔々とある国に絶世の美貌を備えた不老不死の姫君が居た。
姫は過去に幾度か恋をし、愛し合った男がいたが、そのいずれもが衰えていく自分の容姿に対して一切変わらない姿の姫の姿に絶望し、姫を見限って去って行ってしまった。そのことから姫は自らに求婚をしてきた男に対しては無理難題を吹っ掛けることで突き放すことにしていた。
ある日、まだ幼い少年がひとり、一輪の美しい花を持って姫にプロポーズをした。姫はその姿に心を打たれたが、一時の気の迷いだと思い、蓬莱の玉の枝を持ってくるようにと命じた。
10年ほど経った頃、ひとりの青年が美しいブーケを携えて姫のもとに訪れた。それはあの少年に間違いなく、その手に握られたブーケの中央には、美しい真珠の実をつけた枝があった。難題を成し遂げた青年に驚きながらも、姫は求婚を受けるには相応の着物を見繕わなければならないと言い、火鼠の皮衣を持ってくるように命じた。
数年後、その青年は美しい衣を携えて姫のもとを訪れた。姫は大いに驚いたが、今度は燕の子安貝を持ってくるようにと命じた。
また数年後、青年は美しい貝殻で作られたイヤリングを携えて姫のもとを訪れたが、姫は今度は龍の首の珠を持ってくるようにと命じた。
幾ばくか時間が経ち、流石にもう自分のことを忘れただろうと思っていた姫のもとに、男が美しい宝玉で作られた指輪を携えて現れた。姫は流石に狼狽し、今度こそ自分のことを忘れてしまうようにと仏の御石の鉢を持ってくるようにと命じた。
仏の御石の鉢は釈迦でなければ扱えない宝物であるため、もう男が訪れることはないと思っていた姫のもとに、大きな包みを持った老人が現れた。姫はその姿を見て、男の愛を信用できなかった後悔と、男の人生を自分のために使わせてしまったという後悔から涙を流したのだった。
姫は過去に幾度か恋をし、愛し合った男がいたが、そのいずれもが衰えていく自分の容姿に対して一切変わらない姿の姫の姿に絶望し、姫を見限って去って行ってしまった。そのことから姫は自らに求婚をしてきた男に対しては無理難題を吹っ掛けることで突き放すことにしていた。
ある日、まだ幼い少年がひとり、一輪の美しい花を持って姫にプロポーズをした。姫はその姿に心を打たれたが、一時の気の迷いだと思い、蓬莱の玉の枝を持ってくるようにと命じた。
10年ほど経った頃、ひとりの青年が美しいブーケを携えて姫のもとに訪れた。それはあの少年に間違いなく、その手に握られたブーケの中央には、美しい真珠の実をつけた枝があった。難題を成し遂げた青年に驚きながらも、姫は求婚を受けるには相応の着物を見繕わなければならないと言い、火鼠の皮衣を持ってくるように命じた。
数年後、その青年は美しい衣を携えて姫のもとを訪れた。姫は大いに驚いたが、今度は燕の子安貝を持ってくるようにと命じた。
また数年後、青年は美しい貝殻で作られたイヤリングを携えて姫のもとを訪れたが、姫は今度は龍の首の珠を持ってくるようにと命じた。
幾ばくか時間が経ち、流石にもう自分のことを忘れただろうと思っていた姫のもとに、男が美しい宝玉で作られた指輪を携えて現れた。姫は流石に狼狽し、今度こそ自分のことを忘れてしまうようにと仏の御石の鉢を持ってくるようにと命じた。
仏の御石の鉢は釈迦でなければ扱えない宝物であるため、もう男が訪れることはないと思っていた姫のもとに、大きな包みを持った老人が現れた。姫はその姿を見て、男の愛を信用できなかった後悔と、男の人生を自分のために使わせてしまったという後悔から涙を流したのだった。
20年10月22日 11:09
[はづき]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
ブクマ:1
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