あり得ない強さ

天童魔子と対峙するマクガフィン

勝ち目は無い。何故ならこの童子はマクガフィンが育て鍛えた数百人の門下生を皆殺しにしたのだから

しかし友の仇は取らねばならない。勝てぬまでもせめて一矢報いなければ

マクガフィンの人生最高の一撃！二百キロを超える肉体を全身の筋肉のバネの力で跳ね上げ全てを拳に！

その拳を掌で受け止める天童魔子

天童魔子の掌から凄まじい力を感じる。しかし！どれだけ力があろうとマクガフィンの至高のアッパーは２トンのサンドバッグを十数メートル吹き飛ばす！童子がどれだけ強かろうと吹き飛ばされて鉄筋コンクリートの天井にぶち当たる筈・・・なのに

マクガフィンの足元の地面がひび割れ衝撃波で柱が折れ壁が吹き飛んだ

潰れた拳。ありえない！何故、吹き飛ばないんだ！

天童魔子「危なかったのです。お食事前なら身体が浮く所だったのです」

お食事？なんの事だ

天童魔子「今の私の体重は１５トン位なのです」

じゅう・・・ご・・・？どこでそんな食事を？・・・そう言えば仲間の死体はどこに・・・

天童魔子「さて、デザートをいただくのです」

天童魔子の口が大きく開きマクガフィンの身体を飲み込んだ