リュウノスケは自分で練りに練ったトリックを使った問題をらてらてに出した。
普段からトリック系問題に定評のあるリュウノスケだったがなんといざ出してみるとすぐにスナイプされたのである。
そのスナイプしたユーザーは、サイトに登録して間もないナオキ。
そして終了後、ナオキが問題のトリックをすでに知っていた旨の発言をした結果、リュウノスケは心から喜んだ。
どういうことだろう?
参加テーマ・『これは面白い!』と思ったトリックは?
普段からトリック系問題に定評のあるリュウノスケだったがなんといざ出してみるとすぐにスナイプされたのである。
そのスナイプしたユーザーは、サイトに登録して間もないナオキ。
そして終了後、ナオキが問題のトリックをすでに知っていた旨の発言をした結果、リュウノスケは心から喜んだ。
どういうことだろう?
参加テーマ・『これは面白い!』と思ったトリックは?
ナイススナイプ
No.2[白石コーソー]10月04日 23:1010月04日 23:12
リュウノスケが昔、投稿していた推理小説のトリックをナオキがスナイプし、昔から知ってる人がいたことを喜びましたか?
解説ではちょっと違いますがほぼ合ってるので正解で! [正解]
参加者一覧 2人(クリックすると質問が絞れます)
全員
公式ちょび髭男(1)
白石コーソー(1正:1)
簡易解説
リュウノスケはウミガメの問題だけではなくネット小説も投稿していた。
ただ物書きとしてはかなりくすぶっており自分の作品も満足に見てもらえない状態である。
『どうせ誰にもわからないだろうから』という思いで小説に入れてたトリックを問題に練り込み投稿。
しかしナオキが事細かにスナイプし、かつトリック並びに自分の小説を知っている旨の発言をしたので『自分の小説を読んでくれている人がいる』と喜んだのである。
解説
リュウノスケはインターネットブラウザで2つのタブを開いていた。
「2PV…今日もだめか。(PV…PV数。自分の小説が何回人に見られたかを表す数)」
そう言って1つ目のタブ、小説投稿サイトを閉じる。
そして彼は未だ開いている2つ目のタブに目をやった。
ウミガメのスープ投稿サイト、『らてらて』。
「さーて問題出すか…。そうだ、今日はあれにしよう。」
小説投稿サイトではああだが、らてらてではトリック系スープに定評があったリュウノスケ。
『トリック系といえばリュウノスケ』という言い回しは古参も新参もよく聞く話である。
「どうせ誰も見てないし、使えるか…。」
そう言ってリュウノスケは小説でプロットのまとめに使っていたスマホのメモアプリを開く。
そして先程2PVを確認した話のプロットに目を通すとその中のトリックを少しだけ改造して問題に仕立てた。
そして出題した。1分ほどして参加者が訪れる。
『参加します!』
そう言ったユーザーの名前はナオキ。
リュウノスケが見たことのない名前だった。
「ナオキ…新人さんか。まあいいや。どれだけできるか試してやっかな。」
『ナオキさんいらっしゃいませ!』
そう入力し、ページを更新する。
程なくしてリュウノスケに馴染み深いプレイヤーやリュウノスケの問題目当てのプレイヤーがこぞって訪れた。
しかしリュウノスケが彼らへの挨拶返しを済ませたところで、事件は起きた。
『○○ですか?』
1発目に行われたナオキの質問。
それはこの問題のトリックを的確についていたのである。
なぜ自分の問題がこんなに簡単にスナイプされたか、最初リュウノスケはわからなかった。
スナイプのため質問できなかったユーザーも『あのリュウノスケさんの問題をスナイプするなんてすごい』とナオキを褒め称えた。
しかしそれに対してナオキは自分がどれだけすごいことをやったと皆から思われているのかがわかっていないのか、
『僕はこのトリック小説でつい最近見たんですよね。』
とだけ言った。
リュウノスケは恐れていた。
自らが練りに練ったトリックがまさかの既出、ありえない。
だとしたら一体誰が…。
リュウノスケはナオキにミニメールを出し連絡を図った。
『先程はご参加ありがとうございました。問題の出題者のリュウノスケです。
さて先程の問題で『このトリックを小説で見た』とおっしゃっておりましたがどこで見たのでしょうか?
できれば教えていただけると幸いです。』
返事は5分程できた。
『リュウノスケさん先程はありがとうございました!
さてご質問の答えですが…
〇〇.com/…
これです!これすっごく面白くてなんでそんなに伸びないか不思議なんですよね。
もしかしてリュウノスケさんも読んでたりします?』
リュウノスケはそれを見て恐る恐るリンクを開く。すると…
さっき閉じたはずのタブが現れた。
そう、ナオキが送ったリンクはリュウノスケが書いた小説のものだったのである。
リュウノスケは少し赤面した。そしてナオキへの申し訳無さとありがたさがこみ上げてきた。
リュウノスケはしばらくしてナオキにミニメールを送った。
『これ書いたの、私なんです。私自身がこれの作者、XXです。この小説を面白いと言っていただいて本当に嬉しいです。』
『えっ!?あなたがXXさん!?まさかこんなところでお会いできるとは!いつかコメントしようかなって思ってたんですけど、なかなか勇気が出なくて…。本当に嬉しいです!!!』
『いや私はそんな大したもんじゃないですから…。』
『大したものですよ!XXさん…ああ、リュウノスケさんの小説毎回楽しく拝見させていただいておりますが本当に面白いです!続きも楽しみにしています!ウミガメでもトリックがすごいって言われてるみたいですし、いつか絶対みんなに認められますって!』
ナオキ…いや心からのファンから送られたミニメールを見てリュウノスケは目頭が熱くなった。
そして再び、リュウノスケは物書きとして精進していこうと決めたのだった。
リュウノスケはウミガメの問題だけではなくネット小説も投稿していた。
ただ物書きとしてはかなりくすぶっており自分の作品も満足に見てもらえない状態である。
『どうせ誰にもわからないだろうから』という思いで小説に入れてたトリックを問題に練り込み投稿。
しかしナオキが事細かにスナイプし、かつトリック並びに自分の小説を知っている旨の発言をしたので『自分の小説を読んでくれている人がいる』と喜んだのである。
解説
リュウノスケはインターネットブラウザで2つのタブを開いていた。
「2PV…今日もだめか。(PV…PV数。自分の小説が何回人に見られたかを表す数)」
そう言って1つ目のタブ、小説投稿サイトを閉じる。
そして彼は未だ開いている2つ目のタブに目をやった。
ウミガメのスープ投稿サイト、『らてらて』。
「さーて問題出すか…。そうだ、今日はあれにしよう。」
小説投稿サイトではああだが、らてらてではトリック系スープに定評があったリュウノスケ。
『トリック系といえばリュウノスケ』という言い回しは古参も新参もよく聞く話である。
「どうせ誰も見てないし、使えるか…。」
そう言ってリュウノスケは小説でプロットのまとめに使っていたスマホのメモアプリを開く。
そして先程2PVを確認した話のプロットに目を通すとその中のトリックを少しだけ改造して問題に仕立てた。
そして出題した。1分ほどして参加者が訪れる。
『参加します!』
そう言ったユーザーの名前はナオキ。
リュウノスケが見たことのない名前だった。
「ナオキ…新人さんか。まあいいや。どれだけできるか試してやっかな。」
『ナオキさんいらっしゃいませ!』
そう入力し、ページを更新する。
程なくしてリュウノスケに馴染み深いプレイヤーやリュウノスケの問題目当てのプレイヤーがこぞって訪れた。
しかしリュウノスケが彼らへの挨拶返しを済ませたところで、事件は起きた。
『○○ですか?』
1発目に行われたナオキの質問。
それはこの問題のトリックを的確についていたのである。
なぜ自分の問題がこんなに簡単にスナイプされたか、最初リュウノスケはわからなかった。
スナイプのため質問できなかったユーザーも『あのリュウノスケさんの問題をスナイプするなんてすごい』とナオキを褒め称えた。
しかしそれに対してナオキは自分がどれだけすごいことをやったと皆から思われているのかがわかっていないのか、
『僕はこのトリック小説でつい最近見たんですよね。』
とだけ言った。
リュウノスケは恐れていた。
自らが練りに練ったトリックがまさかの既出、ありえない。
だとしたら一体誰が…。
リュウノスケはナオキにミニメールを出し連絡を図った。
『先程はご参加ありがとうございました。問題の出題者のリュウノスケです。
さて先程の問題で『このトリックを小説で見た』とおっしゃっておりましたがどこで見たのでしょうか?
できれば教えていただけると幸いです。』
返事は5分程できた。
『リュウノスケさん先程はありがとうございました!
さてご質問の答えですが…
〇〇.com/…
これです!これすっごく面白くてなんでそんなに伸びないか不思議なんですよね。
もしかしてリュウノスケさんも読んでたりします?』
リュウノスケはそれを見て恐る恐るリンクを開く。すると…
さっき閉じたはずのタブが現れた。
そう、ナオキが送ったリンクはリュウノスケが書いた小説のものだったのである。
リュウノスケは少し赤面した。そしてナオキへの申し訳無さとありがたさがこみ上げてきた。
リュウノスケはしばらくしてナオキにミニメールを送った。
『これ書いたの、私なんです。私自身がこれの作者、XXです。この小説を面白いと言っていただいて本当に嬉しいです。』
『えっ!?あなたがXXさん!?まさかこんなところでお会いできるとは!いつかコメントしようかなって思ってたんですけど、なかなか勇気が出なくて…。本当に嬉しいです!!!』
『いや私はそんな大したもんじゃないですから…。』
『大したものですよ!XXさん…ああ、リュウノスケさんの小説毎回楽しく拝見させていただいておりますが本当に面白いです!続きも楽しみにしています!ウミガメでもトリックがすごいって言われてるみたいですし、いつか絶対みんなに認められますって!』
ナオキ…いや心からのファンから送られたミニメールを見てリュウノスケは目頭が熱くなった。
そして再び、リュウノスケは物書きとして精進していこうと決めたのだった。
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
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