「魂」を賭けよう

〜略解〜

敵は人を食らう強大な存在。カメオに勝ち目はなかった。
そのためカメオは、毒を飲んで敵に食われることで
せめて引き分けにしようとしたのだ。

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カメオは絶望した。
「敵」が強すぎるためだ。


カメオの国はその「敵」に滅ぼされてしまった。
その無念、恨みを晴らすため、カメオは鍛錬を怠らなかった。


しかし、その強大な存在をどうやって倒せば良いのか分からない。

どんな武器も
どんな魔法も
どんな駆け引きも無駄となる。



カメオは今、数少ない仲間が死んでいくのを見殺しにするしかなかった。


























(ﾟｗﾟ)もぐもぐ(ﾟдﾟ)＝3きゅっぷい







「なんだ、あれは…！勝てるわけないじゃないか…！」

全てを飲み込むソレを勝つ方法などない。












ならば相打ちは…？
「俺が毒を飲んで食われれば、アイツも毒でやられるんじゃないか…？」







確信などない。
だが、やらなければ無残に食われるだけだ。














カメオは決死の覚悟で遅効性の毒を飲み、ソレに対峙「しようとした。」















「おいバケモノ！俺が相手になっ
















(ﾟｗﾟ)もぐもぐ(ﾟдﾟ)＝3きゅっぷい
















(ﾟдﾟ)「毒など効かないのです。」
(ﾟдﾟ)「あと、私は化け物ではないのです。可愛い魔法使いなのです。」



カメオは敗れた。
その敵…「天童魔子」は「食事」を終えた後、どこかへ去っていった。