彼女の名前も、聞いたことがなかった。
けれど私は、懐かしさに涙が溢れることを、とめることが出来なかった。
一体なぜ?
吉良さんとZABADAKに捧げるスープ
昔の曲のオマージュですか?
no! オマージュではありませんし、歌い手が誰であれ初めて聞く歌でした。が、「昔聞いた」懐かしさです。 [良い質問]
魔法使いの嫁ですか?
yeeeees! アニメ「魔法使いの嫁」から発送した問題です。が、そっちから進むと要知識になります注意! [良い質問]
記憶を失っていても身体には染みついていましたか?
no 私は記憶喪失ではありません! 今日の朝イチの仕事が、いまいち思い出せませんが!
歌詞が自分の過去とマッチしていましたか?
no 9より、アニメのために書き下ろされた歌詞なので、アニメのストーリーにそっています。
登場人物は『私』と歌っている人の二人だけですか?
no! 直接登場はしませんが、深く関わる人物が二人存在します! [良い質問]
歌を聞いたことは初めてでもその歌の存在は前から知っていましたか?(歌詞だけ知ってたなど)
no! 全く下調べをせずアニメを見て、その歌を聞きました! [良い質問]
歌を聴いている状況は重要ですか?
yes! 前情報を全く調べていない状態で、たまたま見たアニメのエンディング曲を聞いているところです。 [良い質問]
音楽を演奏しているのが昔の知り合いで、演奏を聞いていると懐かしくなってきましたか?
no ですが……演奏が懐かしくなった理由、yes!(ミスリード注意) [良い質問]
作詞家と作曲家、両方が昔からの知り合いで懐かしくなりましたか?
作曲家が理由、yes! ですが、知り合いではないのです! [良い質問]
歌手ではなく音楽を作ってる人と知り合いで、この歌あの人が作ったやつだなと思いましたか?
結婚?同棲くらい? 音楽を作ってる人が理由、yes! しかし上に同じく、知り合いではなく……! [良い質問]
昔、作曲者の作った別の曲を恋人とよく聞いていて、当時の思い出が溢れ出て思わず涙をこぼしてしまいましたか?
no 昔聞いていたシチュエーションは関係しません
これはエンディング曲として使われた番組に関わらず、ベスト版や復刻版は出たとしても、新作のCDは出ないだろうと思っていた、と考えてください。[編集済]
ある作曲家のファンだったが、その人は曲を作らなくなっていた。ある日「魔法使いの嫁」の音楽を聴いたらその人の作曲だったので、懐かしくなり涙した、ますか?
yes! 大筋当たっています、が最重要な要素が! なぜ彼は、曲を作らなくなったのでしょう? [正解][良い質問]
その人はよくある歌手のために作曲していたが、その人が亡くなってから作曲するのをやめましたか?
ううん、noなのです。亡くなったのは歌手ではなく…… [良い質問]
亡くなったのはファンですか?
no! なぜ私は、彼の新曲はもう聞けないと思ったのでしょうか? 引引退なら、復帰の可能性をしんじられますが……!
好きな作曲家が亡くなったので私は悲しんでいたが、作曲家の未発表曲が発表され期せず新作が聞けたので、私は懐かしさから思わず涙しましたか?
yes!正解です! 状況自体を説明していただいている26と合わせ正解を付けさせていただきます! [正解]
参加者一覧 6人(クリックすると質問が絞れます)
エンディングテーマが流れはじめて、私はふと、この曲の旋律や音作りの雰囲気が、聞き覚えのあるものに感じた。
短い前奏の後から歌いはじめたのは、高く透き通るような声の女性ボーカル。声には聞き覚えはない。番組のストーリーによくあった歌詞も、初めて聞くものだ。
けれど、歌のメロディラインに、さらに既知感は強まる。私は妙な胸騒ぎを感じながら、スタッフロールをじっと見つめた。
「……!!」
エンディングを歌っているのは、やはり知らない歌手だった。
けれど、その歌の作曲者の名前を、わたしはよく知っていた。
数年前、若くして亡くなってしまった、私の大好きだった、いや今でも大好きなあの歌手の名前だったのだ。そして、作詞・編曲は、彼とユニットを組んでいた彼のパートナー。
この歌は、彼が亡くなる前に作曲した、未発表曲だった。彼のパートナーが番組の物語をイメージして歌詞を書き、完成させたのだという。
さすがは長年のパートナー。演奏も、メロディも、歌詞も、これがデビュー曲だと言うボーカルの声も。まるで彼が蘇ってまた新曲を出してくれたのかと感じるほどだった。
……というのは、後で調べてからの話。その時の私は、初めて聞くその歌の懐かしさにただただ聞き入りながら、画面の彼の名前に釘付けになるばかりだった。
溢れてくる涙は、懐かしさと……そして聞けるはずのない亡くなった彼の新曲にまた出会えた奇跡への喜びが、入り雑じっていたのだろう。
一行解説
下調べしないでアニメの第1話をみたら、エンディング曲がもう亡くなってしまった大好きな歌手が作曲したものだったことに前奏の段階で気付き、その特徴ある音に懐かしい気持ちになり涙がこぼれた。
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
Goodって?
「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!