列車が駅に到着し、しばらくすると出発した。それを見た人々は絶望した。
さて、何故、人々は絶望したのだろう?
※実話です。
さて、何故、人々は絶望したのだろう?
※実話です。
初出題
この問題はある程度知識が必要かもしれないので、適宜解説を入れながら進行します。[編集済]
No.3[こたこた2号]03月15日 16:4303月15日 16:50
「列車」を「電車」に置き換えても成立しますか?
あー…これは専門用語入ってしまうのですが、ここでの「列車」という言葉は、「電車」と置き換えるのは不可能な言葉です。ちなみに当時は気動車でした。 [編集済]
※専門用語が入ってしまったので…
列車:ダイヤに基づいて線路の上を走っている一連の車両。
電車:電気で動き、それ自体に乗客や貨物を乗せることのできる鉄道車両。
列車:ダイヤに基づいて線路の上を走っている一連の車両。
電車:電気で動き、それ自体に乗客や貨物を乗せることのできる鉄道車両。
No.8[ほずみ]03月15日 16:5103月15日 16:53
No3より (電気のない)昔の話ですか?
YES?当時はネタ元となった駅ではなかったみたいです。条件が揃えばあってもなくても成立します。
No.14[ほずみ]03月15日 17:0503月15日 17:06
列車は止まったがドアが開かなかったですか?
YES!ほぼ核心です。が、どうしてそんなことが起こってしまったのでしょう? [良い質問]
列車はちゃんと予定通り駅に止まりましたが、ドアは開きませんでした。つまり、この停車は普通の停車ではないのです。
地方路線で特急に乗るような人だと、これに出くわす人も多いのでは…?
地方路線で特急に乗るような人だと、これに出くわす人も多いのでは…?
人々が絶望した核心は、「列車が停車したがドアを開けずに発車した」ということ。ですが、そもそも何故、人々は「列車が停車する」と期待したのでしょう?これが判明すれば正解とします![編集済]
みなさん、列車に乗る前には「アレ」を使って時間を調べますよね?最近はみんなネットで調べるので、私みたいに紙に書かれたソレを見るのは少ないと思いますが。
No.27[ほずみ]03月15日 18:0003月15日 18:02
時刻表を見ましたか?
YES!そうです!時刻表に間違って「停車」と書いてあったのです!これを以て正解とさせていただきます! [正解][良い質問]
No.28[まる○]03月15日 18:0203月15日 18:03
時刻表の表記が間違っていましたか?
YES!時刻表では本来「通過」と書かれるべきところが「停車」と書いてあったのです! [正解][良い質問]
参加者一覧 5人(クリックすると質問が絞れます)
全員
こたこた2号(8良:4)
ほずみ(13良:7正:1)
まる○(5良:2正:1)
よっしー(1良:1)
チョコミント教(1)
解答としては「特急列車が駅に停車したが、それは信号待ちのための客が乗り降りできない停車で、本来時刻表上では『通過』となるはずだった。しかし、時刻表が間違っていて、客が乗り降りするための停車と書かれていた。特急列車が駅に停車すると思い込んだ地元住民は大喜びしたが、特急列車がお客を乗せずに去っていったのを見て絶望した」という感じでOKです。
時は1961年10月1日、日本国有鉄道北陸本線(現:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)能生駅。
この日のダイヤ改正で、新しく特急「白鳥」がこの駅に停車することとなった。
今まで普通列車しか停車しなかった小駅に特急が停車するとあって、近隣住民は大変喜び(※今で言うと、新幹線が開業したのと近い感覚かもしれません)、停車する特急を迎えるための一大イベントが駅前で開催されていた。
しかし、実はこの停車について少し話の行き違いがあった。
国鉄本社は本来、この駅は列車のすれ違いのための停車(※当時、能生駅の前後の区間は単線。つまり、上下の線路が分離されておらず、列車のすれ違いのためにはそのための設備が必要でした)であり、能生駅では乗客の乗り降りを行わないつもりだった。
このため、能生駅は時刻表では通過する扱いとなっていたのだが、能生駅を管轄する支局がそれを通常の停車と勘違いして、駅の時刻表には特急が能生駅に停車すると載せてしまったのである。
かくして、特急「白鳥」は列車のすれ違いのために能生駅に停車し、地元の人々の盛大な出迎えを受けた後、当初の予定通り、ドアを開けることもなく走り去っていき、後には特急停車がぬか喜びに終わった人々の絶望だけが残ったのである。
ちなみに、当時は列車のドアは乗客が手動で勝手に開け閉めするのが当たり前であり、そのため、駅に停車するのであればいかなる理由があっても乗客の乗り降りが伴う停車であるとみなすのが常識だったが、特急「白鳥」は車掌のドア扱いにより自動でドアが開け閉めされる車両だった。話の行き違いにはこのような原因もある。
能生駅はその後、特急列車の増発に伴い実際に特急停車駅に選定されたこともあったが、特急利用客の少なさから停車駅から外され、現在は北陸新幹線開業によって特急列車がすべて廃止されたため、能生駅を経由する特急列車そのものが存在しなくなっている。
時は1961年10月1日、日本国有鉄道北陸本線(現:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)能生駅。
この日のダイヤ改正で、新しく特急「白鳥」がこの駅に停車することとなった。
今まで普通列車しか停車しなかった小駅に特急が停車するとあって、近隣住民は大変喜び(※今で言うと、新幹線が開業したのと近い感覚かもしれません)、停車する特急を迎えるための一大イベントが駅前で開催されていた。
しかし、実はこの停車について少し話の行き違いがあった。
国鉄本社は本来、この駅は列車のすれ違いのための停車(※当時、能生駅の前後の区間は単線。つまり、上下の線路が分離されておらず、列車のすれ違いのためにはそのための設備が必要でした)であり、能生駅では乗客の乗り降りを行わないつもりだった。
このため、能生駅は時刻表では通過する扱いとなっていたのだが、能生駅を管轄する支局がそれを通常の停車と勘違いして、駅の時刻表には特急が能生駅に停車すると載せてしまったのである。
かくして、特急「白鳥」は列車のすれ違いのために能生駅に停車し、地元の人々の盛大な出迎えを受けた後、当初の予定通り、ドアを開けることもなく走り去っていき、後には特急停車がぬか喜びに終わった人々の絶望だけが残ったのである。
ちなみに、当時は列車のドアは乗客が手動で勝手に開け閉めするのが当たり前であり、そのため、駅に停車するのであればいかなる理由があっても乗客の乗り降りが伴う停車であるとみなすのが常識だったが、特急「白鳥」は車掌のドア扱いにより自動でドアが開け閉めされる車両だった。話の行き違いにはこのような原因もある。
能生駅はその後、特急列車の増発に伴い実際に特急停車駅に選定されたこともあったが、特急利用客の少なさから停車駅から外され、現在は北陸新幹線開業によって特急列車がすべて廃止されたため、能生駅を経由する特急列車そのものが存在しなくなっている。
20年03月15日 16:36
[KOO]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
KOO
至らない点が多々ありましたが、無事謎を解くことができて幸いです。自分の知っている事件をウミガメ化したら面白いんじゃないかと言うのと、ウミガメの出題ってどういうふうにすればいいんだろう?という試金石でした。お付き合いいただきありがとうございます![20年03月15日 18:06]
至らない点が多々ありましたが、無事謎を解くことができて幸いです。自分の知っている事件をウミガメ化したら面白いんじゃないかと言うのと、ウミガメの出題ってどういうふうにすればいいんだろう?という試金石でした。お付き合いいただきありがとうございます![20年03月15日 18:06]
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ブックマーク(ブクマ)って?
自分が正解した問題・出題者への賛辞・シリーズ一覧・良い進行力など、基準は人それぞれです。
自分専用のブックマークとしてお使い下さい。
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「トリック」「物語」「納得感」そして「良質」の4要素において「好き」を伝えることができます。
これらの要素において、各々が「良い」と判断した場合にGoodしていきましょう。
ただし進行力は評価に含まれないものとします。
ブクマ・Goodは出題者にとってのモチベーションアップに繋がります!「良い」と思った自分の気持ちは積極的に伝えていこう!
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