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待ちに待った休憩時間。
男はいつも通り喫煙所を探して歩き出したが、違和感を覚えた男がポケットに手を突っ込み、そこに煙草があることに気づくと、
それから次の日までずっと落ち込んだ様子だったという。
いったいなぜだろうか?
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キーンコーンカーンコーン
おーい、ドッチボールしようぜ!
ケシバトする人〜!
休憩を知らせるチャイムがなると、ウミガメ小学校の子供たちは元気に騒ぎ出し、みな思い思いの遊びに興じる。
俺は、友達と遊びに行きたい気持ちを抑えて、ひとまず教室の外へ歩き出す。
喫煙所はどこかな。
……え?
小学生の俺がなんでそんなこと思うんだ?
焦った俺がポケットに手を突っ込むと、そこにはやっぱり、小学生の俺が持っているはずのない、煙草があった。
…せっかくいい感じの夢みてたのに、これじゃ台無しじゃねーか!!
めちゃめちゃリアルに童心に帰っていたのに、身についた習慣は変わらんなあ。
そうして俺は次の日の朝、この夢から覚めるまで、偽りの子供時代を浮かない顔で過ごしたのだった。
やっぱり夢でも先生にバレたら怒られんのかなとか考えながら、とりあえずこのことは目が覚めたら現実世界でスープのネタにしてやろうと思ったのだった。
短い解説
喫煙者の男は、ある日の晩、夢の中で子供時代に戻っていた。
初めは楽しい子供時代を過ごしていたが、休憩時間に無意識に煙草を吸おうと試みたことが子供時代にはありえないことだった為、
次の日の朝に目が覚めるまで、落ち込んで夢の世界を過ごした。
物語:2票