評価が厳しくなる中、カメオが作り上げた完璧な竜は、誰が見ても正当に点をつけざるを得なかった。
しかし、そのせいで無名だったカメオは広く知れ渡り、人々に笑われてしまったという。
一体なぜ?
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カメオは、書道の課題で『滝』という字を書くことになった。
字は上手いが、天然なカメオは
さんずい(氵)を書き忘れ、半紙に大きく『竜』と書いてしまった。
課題と違う字では評価してもらえない。
気づいたカメオは、左側に『氵』をつけ加えたが
今度は名前を書くスペースがなくなってしまった。
一から書き直すのはさすがに面倒なので、そのまま提出したカメオ。
その後、クラス全員分貼りだされた作品の中に、ものすごく綺麗な『竜』と、明らかに後から足された『氵』。
そして、ひとりだけ書かれていない名前。
それを見た人々は「ああ、失敗したんだなぁ」と笑うのだった。
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