カメオは密かに思いを寄せていたクラスメートのカメコからカメオ宛のラブレターを受け取った。
人見知りで恥ずかしがり屋なカメコの精いっぱいの想いの込められた文章を読んだカメオは
それをビリビリに破いて捨ててしまった。
一体なぜ?
解説を見る
何十年ぶりかの同窓会。
誰かが言い出したあの頃埋めたタイムカプセルを掘りに行こうよ
中に入った思い思いの品物に当時の懐かしさが込み上げてくるなか
カメオは身に覚えのない自分の名前が書かれた手紙を見つけた。
それは
当時実は好きだったカメコからのラブレターだった。
カメコは当時、相当な人見知りでいつも親友のカメミの後ろに隠れていたっけ
でもまぁ人生とは不思議なものでそんなカメミと付き合うことになってもうどれくらいの月日が経っただろう
当時カメミはカメコの事をとても可愛がっていて確か突然の転校だったかでずいぶん寂しがっていた記憶がある。
・・・・カメコが自殺をしたと知ったのはそれからずいぶん後だった。
理由は誰にも分からないとのことだった。
カメオはふと思うことがある。
もしかしてカメコは失恋のショックで自殺をしてしまったんじゃないかと
それも親友だったカメミに先に奪われる形になってしまい
悲しみと親友を祝福したいのに素直に喜べない自分の弱さに苦しんだんじゃないかと
まぁ何一つ根拠のない妄想なのだけど
どうしても考えてしまう。
もしカメコと付き合うことになっていればと・・・・・
そんな気持ちは妻であるカメミに失礼なことだ、カメオにももう守るべき家庭がある。
カメオは甘い初恋の誘惑に振り払うようにラブレターを破いて捨てたのです。
どうかこの手紙が妻の目に触れませんように
物語:2票